エピソード

  • エピソード443:「その単価、どう決めた?」相場で値段を決めてはいけない理由
    2026/10/25

    その単価は、どうやって決めましたか。すぐに理由を言葉にできますか。


    前回の「範囲を決める」の続きです。範囲が決まったら、次はいくらにするかを考えます。


    僕も昔は「だいたいこれくらいかな」で決めていました。



    相場で決めると、平均的なサービスだと伝えてしまいます。価格で選ばれるお客様が集まり、もっと安いところがあれば移ってしまうんです。



    「先輩や先生より高くできない」と感じる人も多いと思います。でも、先輩や先生はあなたのお客様ではありません。あなたの人生を支えてくれるわけでもありません。価格は、自分の責任で決めるものです。



    価格の理由は、3つの問いで言葉にできます。


    1つ目は、お客様がその範囲でどんな変化を求めているかです。お客様が払っているのは、時間ではなく変化です。


    2つ目は、価格の理由を一言で説明できるかです。同じ見た目の扇風機でも、2000円と4万円があります。理由が説明できれば、高くても手に取ってもらえます。


    3つ目は、その価格で5年、10年続けられるかです。続けられない価格は、お客様のためにもなりません。


    僕はロルフィングの卒業時に「この金額以下にはしないように」と言われました。予約が埋まってから価格を上げたら、お客様に「遅いよ」と言われました。


    値下げは、一番最後の手段です。


    予約が入らないときは、価格より伝え方や予約までの流れを見直してみてください。


    割引は、理由と期間を自分の言葉で言えるならいいと思います。価格は、自分を守る防波堤にもなります。



    今日の一歩は、今の価格の横に「なぜこの価格なのか」を一文書いてみることです。スラスラ書けたら、その一文をメニューに入れてみてください。


    【ハイライト】

    • 相場は平均値。相場で決めると「平均的なサービス」と伝わる
    • 価格の理由は、お客様の「変化」から言葉にする
    • 値下げは最後の手段。まず伝え方と流れを見直す


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    23 分
  • エピソード442:選ばれる人 vs 選ばれない人:スキルを広げすぎてはいけない理由
    2026/10/23

    専門家として活動していると、「何でもできます」と言ったほうが仕事が増えるように感じませんか。


    対応できる範囲が広いと、頼まれたときに断る理由は減ります。ただ、お客様の側から見ると、その人に何を頼めばいいのかが見えにくくなります。専門性は価値の源です。「何でもできます」と言ってしまうと、自分の価値がどこで役立つのかが伝わりにくくなります。


    「何でもできます」の専門家が選ばれにくくなる理由は3つあります。


    1つ目は、頼む前にお客様を迷わせてしまうことです。どんな結果になるのかが一言で言えないと、調べる作業が増え、問い合わせは後回しになります。


    2つ目は、比べにくくなることです。料金や評判だけで判断されると、あなたを選ぶ理由が消えてしまいます。


    3つ目は、自分の時間がなくなることです。範囲が広いほど準備が散らばり、同じことを何度もゼロからやり直すことになります。


    範囲を決めるために、3つの問いに答えてみてください。


    1つ目は、今一番多く受けている相談は何かを見返すことです。


    2つ目は、今の自分がどこまで結果を出せるかを明確にすることです。「できる」と「やったことがある」は違います。3つ目は、範囲の外は断り、信頼できる人を紹介することです。


    断ることも、プロの仕事のひとつです。



    「範囲を狭めると仕事が減るのでは」と不安になる方もいるかもしれません。


    ですが、狭めた範囲で結果を出せば、その結果を見て人が来るようになります。専門家を探している人にとっては、広く何でもできる人より、狭く専門性のはっきりした人が選ばれやすいのです。次回は、決めた範囲の中での価格の決め方を話します。


    【本エピソードのハイライト】

    • 「何でもできます」は、頼む前の迷い・比べにくさ・時間の散らばりを生む
    • 「できる」と「やったことがある」は違う。できることを明確にする
    • 範囲の外は断り、信頼できる人を紹介する。それもプロの仕事
    • 狭めた範囲で結果を出すと、その結果を見て依頼が来る
    • まずは一番多く受けている相談を、紙に書き出してみる


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    16 分
  • エピソード441:その努力は、結果につながる努力ですか
    2026/10/12

    毎朝早く起きて発信を続けている。毎日遅くまで作業している。それなのに、気がつくと同じところに戻ってきている。

    そういう時に足りないのは、努力の量ではなく、努力の「向き」と「順番」かもしれません。


    専門性を仕事にしている方に向けて、結果につながる努力と、つながりにくい努力の違いをお話ししました。


    認めてもらうための努力、不安を和らげるための努力、やるべきことを避けるための別の方法。頑張っているからこそ見えにくくなるところを、僕自身の経験も交えてお伝えしています。


    

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    41 分
  • エピソード440:売上と自由は、同じ方向に増えるとは限らない
    2026/10/04

    「売上が増えれば、時間も増えて、やることを選べるようになる」そう考えていたのに、実際は売上が伸びるほど予定が埋まっていった――そんな経験はありませんか?


    今回のテーマは、売上と自由を同じ指標で考えないこと。そして、自分の軸で働くための「選び方」と「基準」です。


    開業当初は、予定帳が真っ白なことが怖くて、直接お金にならなくても予定を詰めていた時期がありました。その後、売上は伸び、法人化し、オフィスを広げ、子どもを授かりましたが、「もう少し頑張れば」と言い続けていた自分に、家族から「ずっともう少しって言ってるじゃん」と言われたことが、考え方を変えるきっかけになりました。売上が増えれば後から自由になる、というのは思い込みで、「あと少し」は一生来ないと気づいた経験をお話ししています。


    そこから、森部が大切にしている「自分軸経営」の考え方を紹介します。好きなことだけをやる、という話ではありません。①大切にしたい価値観、②果たしたい責任、③事業として成立させること。この3つが重なるところを選び、やりたいこと・やる必要があること・やりたくないことが衝突したときに、何を基準に決めるのかを整理しました。


    また、自由度とは、休みの多さだけではなく、どんな仕事を受けるのか、誰と関わるのか、どう時間を使うのか、といった「選択肢があるかどうか」。売上と自由度は別々に設計する必要があること、そのために「理想の1週間・1ヶ月」を先に描いて、今の働き方とのズレを見てみることを提案しています。


    【本エピソードのハイライト】

    ・忙しいのは順調な証拠? 予定が空くことが不安だった開業当初

    ・売上が増えても、自由が増えるとは限らない理由

    ・「もう少し頑張れば」が一生来ないと気づいた瞬間

    ・自分軸経営の3つの要素:価値観・責任・事業として成立させること

    ・自由度とは「選択肢があるか」。理想の1週間から、今の働き方とのズレを見る


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    30 分
  • エピソード439:自分の経験なんて価値がない?専門家が無意識の「当たり前」を仕組みに変える方法
    2026/09/28

    「自分の知識や経験なんて、わざわざ人に教えるほどのものではない」 そう思っていませんか?


    実は、長く現場にいる専門家ほど「専門脳」になり、自分が無意識に行っている高い価値の判断を「普通のこと」と見落としがちです。


    今の時代、単なる知識はAIでも検索できます。


    クライアントが本当にお金を払って求めているのは、知識そのものではなく「なぜその判断に至ったのかというプロセス」です。


    今回は、あなたが積み重ねてきた経験を棚卸しし、1対1の時間の切り売りから抜け出して「再利用できる仕組み(講座・教材・発信)」へ変えていくための具体的なステップをお話ししました。


    【本エピソードのハイライト】

    • 専門家が陥る「普通でしょ」の罠と、自分の価値が見えなくなる理由
    • AI時代に知識よりも「判断のプロセス」が圧倒的な価値を持つ理由
    • 教材・講座化の決定打:「3回同じ説明をしたこと」に注目する
    • 過去の自分や後進の「遠回り」を減らすコンテンツの作り方
    • 目の前の一人から、10人・100人へと価値を届けるビジネス再設計



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    21 分
  • エピソード438:休めないのは優しさじゃない
    2026/09/20

    休めないのは優しさではなく「臆病」だから?真面目な個人事業主が自分を守るための「境界線の引き方」


    「少し体調が悪いけれど、予約をキャンセルするのが怖い」 「時間外の要望や夜遅くの連絡に、どうしてもノーと言えない」


    1対1の対面セッションを行うセラピスト、トレーナー、治療家、コーチなど、共感力が高く真面目な人ほど「休むこと」に強い罪悪感を抱きがちです。


    しかし、その無理は本当に「お客様のため(優しさ)」でしょうか? もしかすると、「嫌われたくない」「どう思われるか怖い」という臆病さから、境界線を曖昧にしてしまっていませんか?


    個人事業主が情熱ある仕事を3年、5年、10年と続けていくために最も重要なのは、自分をすり減らさない「境界線(バウンダリー)」の引き方です。今回は、森部自身の苦い失敗談やアメリカでのアスレティックトレーナー時代のエピソードを交えながら、健全に長く活躍するためのマインドセットをお届けします。


    【本エピソードのハイライト】

    ・「休みたいけど休めない」の正体はお金ではなく〇〇の恐怖

    ・夜のLINE即レスや時間外対応が引き起こす「境界線の崩壊」

    ・いい人でいようとする人ほど先に倒れてしまう理由

    ・元上司から学んだ「野良猫に餌をあげてはいけない」の真意

    ・例外を作ってもブレない、自分基準の持ち方



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    21 分
  • エピソード437 目的に向かっている時期と止まっているだけの時期
    2026/09/14

    忙しいのに前に進まない人の共通点|「向かっている時期」と「止まっているだけの時期」の見分け方


    「毎日セッションや発信で忙しいのに、1年前と収入も時間の余裕も変わっていない…」 「頑張っているはずなのに、なぜか前に進んでいる実感が持てない…」


    そんなジレンマを抱えていませんか?


    本エピソードでは、9月中旬から年末・来年に向けて動き出すための「90日プランニング」の考え方と、

    専門家が陥りがちな「忙しいのに止まっている状態」から抜け出すための思考法をお届けします。


    【今回のハイライト】

    ・動いているのに進まない「スタンドを立てた自転車」状態とは?

    ・表向きは静かでも「前進している人」と「止まっているだけの人」の決定的な違い

    ・8〜9割の専門家がハマる「資格・講座の学び直し」という落とし穴

    ・すべてをやろうとせず、まずは「1本の橋」を架け切る重要性

    ・「〜〜したい」を「〜〜する」に変えてゴールを逆算するワーク


    ぜひ静かな時間を10分確保して、ご自身のビジネスの現在地を見つめ直してみてください。



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    33 分
  • エピソード436 ブラストを終えて_特別な現場と先の展開の折り合い
    2026/09/09

    大好きな現場仕事を続けながら、先のビジネスを展開する「折り合いの付け方」


    2026年夏、舞台「ブラスト!」全国ツアーに帯同したアスレチックトレーナーとしての2ヶ月半。


    今回の現場で得た達成感や号泣した舞台裏のエピソードとともに、対面・現場仕事に携わるプロがぶつかる「この働き方を何年も続けられるのか?」という問いへの解決策をお話しします。


    現場のやりがいと、個人ビジネスの持続可能性。その両立に不可欠な「レバレッジ」の考え方と、未来への逆算思考を解説します。


    ▼ 今回のエピソードで学べるポイント

    • 舞台「ブラスト!」帯同の裏側と、プレッシャー・決断疲れの乗り越え方
    • プロのパフォーマーから学んだ「同じことをやり続ける強さ」の本質
    • セラピスト・トレーナー・治療家が陥る「労働集約の限界」と構造的リスク
    • 現場を諦めずに「やりたい仕事を選べる自分」になる仕組み化・レバレッジ戦略
    • 1〜5年後から逆算する、自分が動かなくても価値が残る資産の作り方



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    39 分