エピソード

  • #36 「今、読んでいる本 26年10月!」
    2026/09/24
    【今回紹介する5冊】①『パチプロを哲学する――依存と偏見とケアをめぐる対話』小西真理子 著 (青弓社)https://amzn.to/4rzgq3N②『オールド台中食べ歩き』楊双子 著(日経ナショナル ジオグラフィック)https://amzn.to/4jbsR3C③『台湾、お菓子の旅』池澤春菜 著(主婦と生活社)​​https://amzn.to/4AGmxHQ④『書くこと、生きること』梯久美子 著(毎日新聞出版)https://amzn.to/3THHzoI⑤『毒殺村 20世紀最大の「夫殺しカルト」』ホープ・リース 著 (河出書房新社)https://amzn.to/4h89TcL【古幡瑞穂さんが選ぶ、10月の注目新刊】①『アップル自壊:世界最強企業がみずから底なし沼にはまるまで』パトリック・マギー 著(ダイヤモンド社)https://amzn.to/4iDeZyZ②『贋作師ベルトラッキ』畠山卓也 著(新潮社)https://amzn.to/4cUGS1N③『商人・預言者・指導者・王 リーダーは本当に歴史を動かすのか』ジャレド・ダイヤモンド 著(日経BP)https://amzn.to/4iBMPnY④『英国茅葺き職人、世界の屋根を葺く』トム・アラン 著(築地書館)https://amzn.to/4ApIB9t⑤『鬼畜 青山正明』五庵保典 著(清談社PUBLICO)https://amzn.to/4ApIFWL【エピソード概要】今回はなんと、BIBLIO JAM初のゲストが登場!出版業界で長く「本がどう売れるのか」を見てきた古幡瑞穂さんをお迎えしました。まずは、古幡さんに「10月に出版される本の中から、BIBLIO JAMのメンバーに読んでほしい本」をセレクトしてもらいます。『アップル自壊』に『贋作師ベルトラッキ』、ジャレド・ダイヤモンドの新刊から、英国の茅葺き職人、そして『鬼畜 青山正明』まで。ジャンルもテーマも実にさまざま。「まだ誰も読んでいない新刊を、どうやって選ぶの?」「誰に届けるかで、選ぶ本は変わる?」本を“売る側”と“一人の読者”という両方の視点を持つ古幡さんに、選書の裏側を聞いていきます。後半はいつもの「今、読んでいる本」。「パチプロ×哲学」という異色の一冊に惹かれた栗下さん、台湾グルメ本を読みながら旅の気配を漂わせる中野さん、梯久美子さんの言葉を“道しるべ”として読む刀根、そして首藤さんと内藤さんがまさかの同じ本を読んでいた『毒殺村』まで。※書評はこちらパチプロ、台湾、文章、毒殺。今回も、ジャンルはバラバラなのに、なぜか話がつながっていくBIBLIO JAMらしい読書トークになりました。「その本、なんで読んでるの?」そんなところから広がっていく、本好きたちの雑談と深掘りをお楽しみください。【チャプター】 (0:00) オープニング&ゲスト紹介(古幡瑞穂さん登場) (4:15) 古幡瑞穂さんが選ぶ「10月おすすめ新刊ノンフィクション」 (12:35) 【前半】古幡さんリストから気になった本(栗下直也&中野亜海) (14:43) 栗下直也のおすすめ『パチプロを哲学する――依存と偏見とケアをめぐる対話』 (16:43) 中野亜海のおすすめ『オールド台中食べ歩き』&『台湾、お菓子の旅』 (19:15) 【後半】古幡さんリストから気になった本(首藤淳哉&刀根明日香) (21:12) 刀根明日香のおすすめ『書くこと、生きること』 (23:06) 首藤淳哉&内藤順のおすすめ『毒殺村 20世紀最大の「夫殺しカルト」』 (24:45) エンディング【出演】 ゲスト:古幡 瑞穂 プレゼンター:栗下 直也、中野 亜海、首藤 淳哉、刀根 明日香、内藤 順 ナビゲーター:内藤 順【BIBLIO JAMを応援する】番組をお楽しみいただけましたら、ぜひフォローとレビュー(星評価)をお願いします。ご感想はお便りフォームもしくはX(旧Twitter)で ⁠#bibliojam⁠ をつけてポストしてください。番組内でご紹介させていただきます。▼お便りフォーム⁠⁠https://forms.gle/CbdxwMHwytnJUgws7⁠⁠▼X(旧Twitter) ⁠⁠@biblio_jam⁠【収録場所】⁠⁠HamaHouse
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    29 分
  • #35『洪水礼賛』想定外が続くなら、アナキズムという劇薬を
    2026/09/17

    【本日紹介の一冊】

    『洪水礼讃――環境飼い慣らしの人類史』(みすず書房、ジェームズ・C・スコット・著/立木勝・訳)
    ▼書籍の詳細・ご購入はこちら

    https://link.amazon/B07RjHUgR


    【エピソード概要】

    「100年に一度の大雨」というニュースを、なぜ私たちは毎年のように耳にするのでしょうか。ある地点で毎年およそ1%起こりうる現象も、全国に無数の地点があれば、どこかで起きる可能性は高くなります。しかも、その計算は川が同じ形を保つことを前提にしています。ところが、川は人間よりも長い時間の中で流路を変え、広がり、縮みながら生きています。

    今回取り上げるのは、政治学者・人類学者ジェームズ・C・スコットの遺作『洪水礼讃』。人間にとって災害である洪水を、川と生き物の側から見直します。年に一度の氾濫を利用する魚や、魚に子どもを運んでもらうイシガイ、洪水が引いた土に種をまく洪水後退農業。洪水は破壊だけでなく、川の生命を動かすリズムでもありました。

    一方、国家が川を管理するとき、複雑な生態系は「水」と「人間」へ単純化されます。ダムや堤防は人の暮らしを守りますが、氾濫を止めた結果、土砂が川底にたまり、次の決壊時の被害を大きくすることもある。スコットは、治療そのものが害を生むという医学用語を借りて、これを「医原性」と呼びます。

    番組後半では、地形を力で矯正するハードパスと、川にあふれる場所を返すソフトパス河川工学を比較。オランダ政府、国土交通省、アメリカ陸軍工兵隊など、スコットが批判してきた制度の側も同じ方向へ動き始めていることを考えます。イルカや貝にまで発言させる大胆なアナキズムは、答えというより、人間中心の計算から何が落ちたのかを発見するための「思考の劇薬」なのかもしれません。


    【チャプター】

    (00:00) 毎年来る「100年に一度」

    (00:50) 洪水を、称える本

    (03:33) いちばん立派な川は、消えてなくなる川

    (06:38) 動けない貝が、魚に引っ越しを頼む

    (09:36) 洪水に、畑を耕させていた

    (11:14) イルカが、名簿に載せろと言ってくる

    (13:58) 堤防は、治すつもりで打った薬だった

    (16:24) 堤防を、わざと低くする

    (19:56) 併せて読みたい『ゾミア』と『万物の黎明』

    (21:53) 自分の家を、川の側から見る


    【関連書籍】

    『ゾミア 脱国家の世界史』(みすず書房、ジェームズ・C・スコット・著)

    『万物の黎明 人類史を根本からくつがえす』(光文社、デヴィッド・グレーバー他・著)


    【出演】

    プレゼンター:内藤 順
    ナビゲーター:首藤 淳哉


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    24 分
  • #34『恐竜発見』「未知との遭遇」を描く傑作ノンフィクション
    2026/09/10

    【本日紹介の一冊】

    『恐竜発見 巨大な骨の化石の謎に挑んだ人々の物語』

    (エドワード・ドルニック著 杉田七重 翻訳・東京創元社)

    書籍の詳細・ご購入はこちら

    https://www.amazon.co.jp/dp/4488004016


    【エピソード概要】

    舞台は19世紀・産業革命期の英国。当時の人々にとって世界は「神が6000年前に創造した完璧で永久不変なもの」でした。

    しかし工事で土を掘り返せば、見たこともない巨大な骨の化石が次々と現れます。当時は「恐竜」という言葉も「科学者」という職業もなく「絶滅」という概念すら存在しない時代でした。未知の骨を前に人々は大混乱に陥ります。

    永久不変だと思われていた世界観の崩壊に直面しながら、当時の人々はいかに巨大な骨の来歴を突き止めたのか。ワクワクするようなドラマを味わえる一冊です。


    (00:00) オープニング

    (01:30) 19世紀はどんな時代?

    (03:20) 巨大な骨が「巨人の睾丸」とされたワケ

    (06:10) 凄腕化石ハンターとハイエナを飼う奇人

    (10:30) 「恐竜発見」から最新の恐竜像まで

    (14:55) 世界観を揺さぶられる本

    (17:05) エンディング


    【出演】

    プレゼンター :首藤淳哉

    ナビゲーター :内藤順


    【関連書籍】

    『ガリレオ裁判ー400年後の真実』

    田中一郎 (著) 岩波新書

    https://www.amazon.co.jp/dp/B01CDOMJ72


    『超ひも理論をパパに習ってみた 天才物理学者・浪速阪教授の70分講義』

    橋本幸士(著)講談社

    https://www.amazon.co.jp/dp/4061531549

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    18 分
  • #33『大学受験カウンセリング』受験生って、本当に大変!
    2026/09/03

    【本日紹介の一冊】

    『受験期のこころを支える 大学受験カウンセリング』

    (金子書房、元永拓郎ほか・著)

    ▼書籍の詳細・購入はこちらから

    https://amzn.to/4qP4RoN


    【エピソード概要】

    あなたは、テスト勉強が得意なタイプでしたか?

    今日おすすめするのは、この「大学受験カウンセリング」という本です。大学受験をしている受験生のためのカウンセリングというものがあるらしいのです。

    受験は、いつも「勉強しなきゃ」とか、「成績が悪くてつらい」とか、24時間いかにもストレスになることを思わされてる状態です。受験生の心では何が起こっているのか、カウンセラーはどう対処しているのか。受験生はもちろん、受験期のお子様がいるご両親にもおすすめの1冊です!

    【チャプター】

    (00:00)  受験って、本当に大変!! 『受験期のこころを支える 大学受験カウンセリング』

    (05:22)  受験生は「心が弱ってからが本番」

    (09:40)  勉強がはかどらない生徒は休み方を知らない 

    (13:21)  受験中の恋人同士、女子は志望校にだいたい受かるけれど、男子はけっこう落ちるらしい

    (17:27)  エンディング


    【出演】

    プレゼンター :中野 亜海

    ナビゲーター :首藤 淳哉


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    20 分
  • #32『高野連』日本一嫌われているのに誰も正体を知らない組織
    2026/08/27

    【本日紹介の一冊】

    『高野連』(新潮新書、広尾晃・著)

    ▼書籍の詳細・ご購入はこちら

    https://www.amazon.co.jp/dp/4106111306


    【エピソード概要】

    「日本一嫌われているのに、誰も正体を知らない」。夏の甲子園のたびに批判の矛先が向かいがちな「高校野球界の"ラスボス"」といえば高野連。でも、何をしている組織で、誰がやっていて、お金はどこから出ているのか、実はほとんど知られていない。今回取り上げるのは、元・高野連批判の急先鋒だったスポーツライター広尾晃さんが、内部取材でその実像に迫った『高野連』(新潮新書)。大阪の本部地下室で行われる2160個の手作業ボールテスト、戦後の骨格をひとりで作った最高権力者「佐伯天皇」の怪物伝説と晩年の涙、船上で出場辞退を告げられた「涙のUターン事件」、そして整形外科医の一喝が動かした球数制限。果たして高野連は「悪の総本山」なのか?その意外な正体をお届けします。


    【チャプター】

    (00:00) オープニング/なぜ今、高野連なのか

    (02:15) 高野連本部・地下室の"謎の儀式"——2160個の手作業ボールテスト

    (04:12) 前史——野球は「害毒」だった/夏は朝日、春は毎日のワケ

    (06:17) 高校野球界の最高権力者「佐伯天皇」の怪物伝説

    (11:40) 元・批判派の著者が見た「ラスボスの正体」

    (12:51) 球数制限をめぐる攻防——整形外科医の一喝と「1週間500球」

    (14:54) 「7回制」議論と私たちの感情論

    (17:29) あわせて観たい——『上原浩治の雑談魂』

    (18:26) PL学園の謎ルールと「PLチャーハン」

    (21:37) クロージング


    【出演】

    プレゼンター:栗下 直也

    ナビゲーター :首藤 淳哉


    【関連YouTube】

    『上原浩治の雑談魂』PL学園爆笑秘話シリーズ全部見る!【KKコンビも愛した伝説のPL炒飯を完全再現】

    ⁠https://youtu.be/hNIVF6Fq70E

    入来祐作さんが語るPL学園笑撃寮生活

    ⁠https://youtu.be/TsmVI8zevzw

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    22 分
  • #31 「今、読んでいる本 26年8月!」
    2026/08/20

    【本日紹介の4冊】

    ①『空海読んだら、人生変わった――思考をひろげる仏教入門』

    渡辺祐真(大和書房)

    https://link.amazon/B031GrARw

    ②『宗教建築を体感する――祈る心をかたちにすると』武澤秀一(講談社現代新書)

    https://link.amazon/B01A9YAZN

    ③『戦争を甘く見る空気――1930年代と似た道を進む現代日本』

    山崎雅弘(朝日新書)

    ⁠https://link.amazon/B0eVfGUSi⁠

    ④『クマ外傷2――クマージェンシー・メディシン』中永士師明 編著(新興医学出版社)

    https://link.amazon/B0dOEkhV4⁠


    【エピソード概要】

    メンバーがリアルタイムで読む本を持ち寄る「今、読んでいる本」のコーナー。

    今回は読書スタイルに関するフリートークからスタート。「昔の人の評伝」や「スポーツノンフィクション」といった各自の得意ゾーンの話をはじめ、他人の世界観に入る小説への抵抗感や、常識が反転するノンフィクションの面白さまで、メンバーそれぞれの読書観や素顔が垣間見えるトークを展開します。

    本編では、天才・空海のインテリぶりと熱量あふれる魅力を紐解く一冊から、東寺をはじめ自由な発想で建てられた世界各地の「宗教建築」の魅力、1930年代の空気感と現代日本の危うい共通点に迫る論考、そして「命に別状なし」の報道の裏にある凄惨な現場の実態と正しい備えを説く話題の医療書『クマ外傷2』まで、知的好奇心を刺激するバラエティ豊かな4冊を紹介します。


    【チャプター】

    (0:00) オープニング

    (0:45) 「こういう本なら任せて」得意ゾーンありますか? 栗下直也&中野亜海

    (4:30) 栗下直也のおすすめ 『空海読んだら、人生変わった』

    (5:51) 中野亜海のおすすめ 『宗教建築を体感する』

    (8:49) 「こういう本なら任せて」得意ゾーンありますか?内藤順&首藤淳哉

    (14:06) 首藤淳哉のおすすめ 『戦争を甘く見る空気 1930年代と似た道を歩む現代日本』

    (18:42) 内藤順のおすすめ 『クマ外傷2 クマージェンシー・メディシン』

    (24:27) エンディング


    【出演】

    プレゼンター :栗下 直也、中野 亜海、首藤 淳哉、内藤 順

    ナビゲーター :内藤 順


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    25 分
  • #30『ミドル・エイジ・ビギンズ』もしも「中年ジャンプ」があったなら
    2026/08/13

    【本日紹介の一冊】

    『ミドル・エイジ・ビギンズ』(KADOKAWA、東畑開人・著)

    ▼書籍の詳細・ご購入はこちら
    https://link.amazon/B022H0vo9


    【エピソード概要】

    「今死んだら、伝説になれるとか思ったりするんですか?」——懇親会の席で酔った勢いに任せた問いが、この本を生んだ。

    ドラゴンを倒し、宝を持ち帰る。ジョゼフ・キャンベルの「英雄の旅」はそこで幕を閉じるのに、現実の人生は帰還のあとが驚くほど長い。ユングが「人生の午後」と呼んだ時間は、いまやかつてなく延びてしまった。臨床心理学者・東畑開人が、尾崎世界観・角田光代・鷲田清一・千正康裕の4人に聞いたのは、その長すぎる午後をどんな物語で生きるかという問いです。

    ノルマ4万8千円を自腹で払っていた19歳から、手の内が全部バレた「閉店セール」へ。5年かけて静かに進んだ老いと、誰にも話せない夢。76歳が30年仕込んだ大著と、40代のクライシス。コンビニでパンが選べなくなった元官僚。

    番組では英雄の旅を「主人公になる/物語が成立する/物語が止まる/語り直す/続きを生きる」の5つに引き直し、4人の止まり方と語り直し方を同じ物差しで読み比べます。少年ジャンプが「友情・努力・勝利」なら、『中年ジャンプ』の三大原則は何か。

    青年に戻るか、諦めるか——その二択に閉じない、新しい生き方の話です。


    【チャプター】

    (00:00) 今死んだら、伝説になれると思いますか?

    (03:33) 尾崎世界観は「閉店セール」をつづけている!?

    (08:27) 英雄の旅は終わる。でも人生は続いていく

    (11:29) 社会の変化にあわせて、物語もアップデートを

    (14:40) エクセルを習う小説家、あみだくじを生きる哲学者

    (18:51) 若くても、成長後の社会を生きているかもしれない

    (22:03) もしも「中年ジャンプ」があったなら

    (23:53) 誰の中にも、「青年に戻る」大蛇がいる

    (27:57) ボクも「停滞する物語」を生きている

    (30:08) 人生の午後に効く、心理学じゃない2冊

    (32:33) 中年の「話」の滑走路になる本


    【出演】
    プレゼンター :内藤 順
    ナビゲーター :首藤 淳哉


    【関連書籍】
    『LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略』(東洋経済新報社、リンダ・グラットン/アンドリュー・スコット・著)
    https://link.amazon/B00Y1ym3u
    『決断 会社辞めるか辞めないか』(中公新書ラクレ、成毛眞・著)
    https://link.amazon/B0idm1cyV

    『千の顔を持つ英雄』(早川書房・ジョーゼフ・キャンベル・著)

    https://link.amazon/B0deUoOee

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    35 分
  • #29『ヤバい日本の住所』60年以上続く日本の未解決問題 #10minReview
    2026/08/09

    【本日紹介の一冊】

    『ヤバい日本の住所』(幻冬舎新書、河合太郎・著)

    ▼書籍の詳細・ご購入はこちら
    https://link.amazon/B0bKL70UL


    【エピソード概要】

    『ヤバい日本の住所』は、住所データと地図の現場で約30年格闘してきた河合太郎さんが、日本各地に残る不思議な住所をたどり、その成り立ちと未来を解き明かす一冊です。

    同じ「舞浜2」で始まるのに制度が違う二つの住所、地番がなく店ごとに異なる住所を名乗る銀座インズ、番号の位置に名字が入る大阪・久太郎町の「渡辺」、一つの建物の1階と2階で市が違うマンション、そして「龍ケ崎」「竜ケ崎」「龍ヶ崎」「竜ヶ崎」がすべて正しい龍ケ崎市。思わず誰かに話したくなる事例が、次々に登場します。

    ただし本書は、珍住所を集めた雑学本ではありません。日本の住所には、土地を基準にした「地番」と、建物を基準にした「住居表示」が併存し、さらに土地の歴史、行政の事情、そこで暮らす人々の愛着が折り重なっています。人間には同じ場所だと分かっても、コンピュータには別々の文字列に見えてしまう。その構造こそが、日本の住所をデジタル化の難題にしてきました。

    本エピソードでは、そんな本書の魅力を約10分に凝縮。住所を一から整備したサウジアラビアとの違いや、表記を無理に統一せず同じ場所へつなぐアドレス・ベース・レジストリ、AIが住所の「文字」ではなく「場所」を読む可能性まで紹介します。読み終えるころには、見慣れた自分の住所も、土地と人の時間が刻まれたものに見えてくるはずです。


    【チャプター】

    (00:00) リアルとデジタルの摩擦の歴史

    (02:14) 日本の住所は、キメラである

    (04:20) 「有楽町0番地」を名乗る店

    (06:49) 全部「りゅうがさき」なのに

    (08:13) すべてを捨ててやり直せるのか

    (10:47) システムを人に合わせる


    【出演】プレゼンター:内藤 順


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    #books #nonfiction #podcast #本 #新刊 #地図 #住所

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    13 分