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サマリー
あらすじ・解説
教科書レベルの世界史(通史)が1日5分、ながら聞きで学べます。第68回目はヨーロッパ世界の形成「封建社会の成立2」【オリジナル基本文】⇒【補足解説】の順に進めます。
◇オリジナル基本文
11世紀になると西欧の農業生産力が上昇して人口が増える。背景には技術革新と農具の普及があった。具体的には三圃制と重量有輸犂(ゆうりんすき)がそれに当たる。
三圃制は耕地を春耕地・秋耕地。休耕地の3つに分けて、3年で一巡する仕組みを指す。土地を定期的に休ませることで土の栄養分の回復をはかりを生産量を維持した。重量有輸犂は牛や馬に引かせて粘土質の土壌を深く耕すことを可能にした。