• #12 [B1] どんぐり泥棒(どろぼう) Onomatopoeia-Practice

  • 2025/04/10
  • 再生時間: 14 分
  • ポッドキャスト

#12 [B1] どんぐり泥棒(どろぼう) Onomatopoeia-Practice

  • サマリー

  • You can find the grammar points used in this episode, along with the full transcript, below in the description.In the video subtitles, the onomatopoeic parts are displayed in yellow.This episode features a story designed for B1 intermediate-level Japanese learners. After listening to the story once, try answering some comprehension questions to check your understanding. Following the questions, I explain some potentially difficult words. Finally, you will hear the story again.To make your learning more effective, don't just listen repeatedly—try reading aloud with subtitles or practicing shadowing. This podcast also includes a video with subtitles, and you can find the full transcript in the episode description.00:00 Story (first time)05:12 Questions and Answers06:04 Vocabulary recap08:55 Story (second time)文法:・S-Plain+N (noun-modifier)・V-(ます)+そうだ (looks like; seeming)・V-Plain+と (when)・V-Plain+らしい (looks like; seeming)・V-Plain+なんて (such as, things like, emphasis)・V-imperative form・V-て+いる+ところ (in the process of doing; in the middle of doing)・V-ずに=V-ないで・V-Plain+ような(気がする) (have a feeling that; feels like; seems like; think that ~)・V1-(ます)ながらV2 (V1 and V2 are done at the same time)*V=Verb, S=Sentenceスクリプト:どんぐり泥棒ここは、ひらひらと落ち葉が舞う秋の森です。リスたちは大忙しで、せっせとどんぐりを集めていました。ぽっちゃりしたリスのポコは、とっても食いしん坊です。「これでこの冬は、ゴロゴロできるぞ!」と、大きなどんぐりをドサドサと巣に運んでいます。巣の中には、樹皮や木の枝がぎっしりと敷かれていて、ぬくぬく過ごせそうです。ところが、翌朝ポコが目覚めると、巣の中に置いてあったどんぐりが、すっからかんになっていました。ポコはハッとして、「…どんぐり泥棒!?」と叫んで、あたふたしています。そこに、ほっそりしたリスのチョロがスタスタとやってきました。「どうしたの?朝からバタバタしちゃって。」 「どんぐりが消えたんだ!」ポコがオロオロしながら言うと、ョロは「それは大変だ!」と言って、どこからかさっと探偵帽を取り出してかぶりました。犯人探しの準備はばっちりです。まずは現場検証です。ポコの巣の前には、パラパラとどんぐりのかけらが落ちていました。「なるほど、犯人はこの道を通ったらしい…」チョロはぶつぶつと独り言を言いながら、歩いています。その後ろをポコもバタバタとついていきました。しばらく進むと、地面に小さな足跡がポツポツと残っていました。チョロは立ち止まって、地面をペタペタと触ってみました。「ポコ、これはタヌキの足跡だよ!」とチョロが言うと、ポコは 「ぼくのどんぐりを盗むなんて、許せない!」とプンプン怒って、足跡を追ってビュンビュン走っていきました。またしばらく進むと、木の根元にぽっかりと大きな穴が開いていました。「きっとここにタヌキがいるけど、入るのは怖いな…どうしよう…」とチョロがソワソワしていると、中から「もぐもぐ…おいしいなぁ」という声が聞こえてきました。「おい!ぼくのどんぐり返せ!」ポコがズカズカと穴に入っていくと、ふくふくと太ったタヌキが、どんぐりをムシャムシャ食べていました。ポコと目が合ったタヌキが、「あ、いや、これは、その…」とモゴモゴ言っているところに、ポコが「泥棒ー!!」と叫びながらガバッと飛びかかりました。「ごめんなさい!ごめんなさい!」必死に謝っているタヌキをよく見ると、それはポコの友だちのポンタでした。「ポンタじゃないか!」「ポコの巣でどんぐりを見つけて、どうしても食べたくなって、後でぼくのクルミをお返しに持っていこうと思ってたんだ…」「それならこっそり盗んだりせずに、声をかけてくれたらよかったじゃないか。」「かけたよ!『ポコ、どんぐりを分けてくれないか』って。そうしたら、ポコが全部持っていっていいって言ってくれたじゃないか!」話をじっと聞いていたチョロがクスクス笑って言いました。「ポコ、寝ぼけてたんじゃない?」「そう言われると、昨日の夜ウトウトしているときに、誰かと話したような…」 チョロは探偵帽をくるくるっと回しながら、「事件解決だね!」と得意げに言いました。ポコはまだ半信半疑でしたが...
    続きを読む 一部表示

あらすじ・解説

You can find the grammar points used in this episode, along with the full transcript, below in the description.In the video subtitles, the onomatopoeic parts are displayed in yellow.This episode features a story designed for B1 intermediate-level Japanese learners. After listening to the story once, try answering some comprehension questions to check your understanding. Following the questions, I explain some potentially difficult words. Finally, you will hear the story again.To make your learning more effective, don't just listen repeatedly—try reading aloud with subtitles or practicing shadowing. This podcast also includes a video with subtitles, and you can find the full transcript in the episode description.00:00 Story (first time)05:12 Questions and Answers06:04 Vocabulary recap08:55 Story (second time)文法:・S-Plain+N (noun-modifier)・V-(ます)+そうだ (looks like; seeming)・V-Plain+と (when)・V-Plain+らしい (looks like; seeming)・V-Plain+なんて (such as, things like, emphasis)・V-imperative form・V-て+いる+ところ (in the process of doing; in the middle of doing)・V-ずに=V-ないで・V-Plain+ような(気がする) (have a feeling that; feels like; seems like; think that ~)・V1-(ます)ながらV2 (V1 and V2 are done at the same time)*V=Verb, S=Sentenceスクリプト:どんぐり泥棒ここは、ひらひらと落ち葉が舞う秋の森です。リスたちは大忙しで、せっせとどんぐりを集めていました。ぽっちゃりしたリスのポコは、とっても食いしん坊です。「これでこの冬は、ゴロゴロできるぞ!」と、大きなどんぐりをドサドサと巣に運んでいます。巣の中には、樹皮や木の枝がぎっしりと敷かれていて、ぬくぬく過ごせそうです。ところが、翌朝ポコが目覚めると、巣の中に置いてあったどんぐりが、すっからかんになっていました。ポコはハッとして、「…どんぐり泥棒!?」と叫んで、あたふたしています。そこに、ほっそりしたリスのチョロがスタスタとやってきました。「どうしたの?朝からバタバタしちゃって。」 「どんぐりが消えたんだ!」ポコがオロオロしながら言うと、ョロは「それは大変だ!」と言って、どこからかさっと探偵帽を取り出してかぶりました。犯人探しの準備はばっちりです。まずは現場検証です。ポコの巣の前には、パラパラとどんぐりのかけらが落ちていました。「なるほど、犯人はこの道を通ったらしい…」チョロはぶつぶつと独り言を言いながら、歩いています。その後ろをポコもバタバタとついていきました。しばらく進むと、地面に小さな足跡がポツポツと残っていました。チョロは立ち止まって、地面をペタペタと触ってみました。「ポコ、これはタヌキの足跡だよ!」とチョロが言うと、ポコは 「ぼくのどんぐりを盗むなんて、許せない!」とプンプン怒って、足跡を追ってビュンビュン走っていきました。またしばらく進むと、木の根元にぽっかりと大きな穴が開いていました。「きっとここにタヌキがいるけど、入るのは怖いな…どうしよう…」とチョロがソワソワしていると、中から「もぐもぐ…おいしいなぁ」という声が聞こえてきました。「おい!ぼくのどんぐり返せ!」ポコがズカズカと穴に入っていくと、ふくふくと太ったタヌキが、どんぐりをムシャムシャ食べていました。ポコと目が合ったタヌキが、「あ、いや、これは、その…」とモゴモゴ言っているところに、ポコが「泥棒ー!!」と叫びながらガバッと飛びかかりました。「ごめんなさい!ごめんなさい!」必死に謝っているタヌキをよく見ると、それはポコの友だちのポンタでした。「ポンタじゃないか!」「ポコの巣でどんぐりを見つけて、どうしても食べたくなって、後でぼくのクルミをお返しに持っていこうと思ってたんだ…」「それならこっそり盗んだりせずに、声をかけてくれたらよかったじゃないか。」「かけたよ!『ポコ、どんぐりを分けてくれないか』って。そうしたら、ポコが全部持っていっていいって言ってくれたじゃないか!」話をじっと聞いていたチョロがクスクス笑って言いました。「ポコ、寝ぼけてたんじゃない?」「そう言われると、昨日の夜ウトウトしているときに、誰かと話したような…」 チョロは探偵帽をくるくるっと回しながら、「事件解決だね!」と得意げに言いました。ポコはまだ半信半疑でしたが...

#12 [B1] どんぐり泥棒(どろぼう) Onomatopoeia-Practiceに寄せられたリスナーの声

カスタマーレビュー:以下のタブを選択することで、他のサイトのレビューをご覧になれます。