エピソード

  • #132「女性の休日」とジェンダー不平等
    2025/12/22

    日本のすべての女性が家事や仕事を休んだら、何が起きるのでしょうか?


    今週のpodcastでは、アイスランドで起きた「女性の休日」(ドキュメンタリー映画)を題材に、日本の現状に切り込みます。


    アイスランドでは、1975年、全女性の90%が仕事や家事を一斉に休むというストライキ運動が発生。以後、アイスランドは世界経済フォーラムのジェンダー・ギャップ指数で長年1位になるなど、女性の地位向上において大きな発展を遂げました。


    一方の日本はどうでしょうか。日本の、特に地方におけるジェンダー不平等は、すでにメディア等で度々取り上げられている通り、非常に深刻です。弊社が牧場を持つ北海道に至っては、都道府県47位の最下位。大都市札幌も例外ではなく、小日向自身の身にも、男女の不当な力関係を感じさせる出来事が起きました。


    日本でも、来たる3月6日に「女性の休日」を実施しようという動きがあります。小日向も女性リーダーの仲間たちと協力し、このムーブメントに乗っていきたいと語ります。


    ぜひお聞きください。


    出演

    小日向素子

    株式会社COAS

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    14 分
  • #131 医者が「牧場体験」を処方する日-対談4/4-
    2025/12/15

    Podcast馬から学ぶリーダーシップ。金子拓人さん(BIO CLINIC表参道 院長の)との対談、最終回です。

    前回に引き続き、「家畜化された人間」について語る二人。現代の人間は野生とかけ離れた生活を送り、エアコンや管理された食事など、ある意味で家畜化されているともいえます。医療の世界でも同様のことが言え、例えば、病気や不調、メンタルの整えが、”薬”に委ねられがち。

    一方で、腸内環境との病気の関係性の研究や、薬の代わりに野菜を処方する取り組みなど、興味深い取り組みも始まっていると語る金子さん。自然を活用した健康へのアプローチにはどんな可能性があるのでしょうか?


    ぜひお聞きください。


    出演

    小日向素子

    株式会社COAS

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    17 分
  • #130 家畜化された人間の行末 -対談3/4-
    2025/12/08

    Podcast馬から学ぶリーダーシップ。今週は、金子拓人さん(BIO CLINIC表参道 院長の)と、現代のライフスタイルと健康について語ります。


    現在、多くの人々が栄養不足の状態にあり、病名のつかない様々な体調不調を引き起こしていると指摘する金子さん。


    背景には、私たちが、企業都合で作り出された食事に過度に依存していること人間が元来怠惰な生き物で、楽で便利な方へと流れがちであること等があると言います。しかし、利便性を追求しすぎた現代社会は、結果として自然とのつながりを断ち、まるで「家畜化された状態」になってしまってはいないか?


    そんな問題提起へとつながります。


    ぜひお聞きください。


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    小日向素子

    株式会社COAS

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    16 分
  • #129 医療技術の進歩と人間性 -対談2/4-
    2025/12/01

    今週は、金子拓人さん(BIO CLINIC表参道 院長の)と、医療における人間性・コミュニケーションについて語ります。


    現代医療の高度化に伴い、医師は、機械の画像や電子カルテに集中し、患者その人を見なくなりがち。この問題に加え、金子さんは、保険診療の構造が、より状況を深刻にしていると指摘します。


    一方で、馬との関わりは、患者や医療チームメンバーとの関係性を高めるにあたって大切な、右脳と左脳のバランスをチューニングする力があるとか。


    ぜひお聞きください。


    出演

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    16 分
  • #128 暴走する固定観念 -対談1/4-
    2025/11/24

    今週からは、BIO CLINIC表参道 院長の金子拓人さんを招いてお送りします。


    コロナ禍がきっかけで、医療や社会のあり方について考えるようになり、現在のクリニックの開業に至った金子さん。


    第一回目では、医師の立場から感じた、”医療への捉え方”に対する患者さんとのズレ。その根幹にある、人々の固定観念や決めつけへの問題意識を語ります。


    「多くの人は、一度スイッチが入ってしまうと、科学的に辻褄の合わないことでもスルーしてしまう」


    ぜひお聞きください。


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    小日向素子

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    19 分
  • #127 「ルール」の外側で見た世界(2/2)
    2025/11/17

    馬たちとの散歩で感じた「ルールの外に出る」というテーマについて、今回は、道徳(静的なルール)と倫理(その場、その人によって変わる動的な判断)のジレンマへと話を発展させます。


    自分の倫理観に照らし合わせた時、人間と動物の緩衝エリアであるここ里山で、自分は、馬とどのように過ごすべきか。


    導き出される小日向なりの答えは、人権中心(=人間が中心)に偏った現代社会へのアンチテーゼでもありました。


    関連し、後半では、


    「怒られることを覚悟で、他の人の領域にちょっと関わっていく」


    そんな”勇気”を持つことの必要性についても語ります。


    ぜひお聞きください。


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    小日向素子

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    14 分
  • #126 「ルール」の外側で見た世界 (1/2)
    2025/11/10

    Podcast馬から学ぶリーダーシップ。今回は、秋晴れの3日間、馬たちとの散歩で感じた「ルールの外に出る」というテーマについて語ります。


    初日と二日目は、花咲く農園で地域の方々や、作業を学ぶ生徒たちと温かい交流を持つことができた小日向。


    しかし3日目、一頭の馬が、草のたくさん生えているヤブの奥へと入り込み、小日向も、残りの馬たちと共に足を踏み入れました。


    そこは、誰にも手入れされず、雑草が伸び放題の荒れ放題な土地。しかし同時に、隣人の私有地でもあります。


    社会一般の価値観からすると、馬が立ち入って雑草を食べることは、「ルール違反」にあたります。


    しかし、自由に雑草を食べ歩く馬たちを前に、小日向は、「別にルールを破ってもいい」と思ったそう。


    背景には、自分の美意識、内面の真善美に照らし合わせた、ある覚悟が。


    ぜひお聞きください。


    出演

    小日向素子

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    21 分
  • #125 映画 『8番出口』が描く世界(※ネタバレあり) 2/2
    2025/11/03

    ※本編はネタバレ満載のため、ストーリー詳細を知りたくない方はご注意ください。


    馬から学ぶリーダーシップ。先週に続き、地下鉄駅構内のループに迷い込む男を描いた映画『8番出口』(川村元気監督/主演 二宮和也) について、ホースローグとの共通点、映画から得た気づきを語ります。


    資本主義社会の人間のありよう。

    スマホ社会における視野狭窄。

    周囲や他者を観察する力。

    子どもと自然からのメッセージ。

    そして、人生のトランジション。


    シンプルな舞台構造、わずか90分程度のストーリー展開の中で、様々な問いを投げかける作品です。ぜひお聞きください。


    出演

    小日向素子

    株式会社COAS

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    15 分