エピソード

  • #207 値段を2倍にしたら完売した理由
    2025/08/28

    安くしても売れなかった宝石が、値段を2倍にした途端に完売。そこには「高いものは良いもの」という思い込み=ヒューリスティックが働いていました。値下げは魅力を下げるリスクもあり、逆に価値を伝えるには値上げが効果的な場合も。価格はただの数字ではなく、商品の意味を決める“メッセージ”なのです。

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  • #206 朝スマホがあなたの脳を壊す理由
    2025/08/14

    朝起きてすぐスマホを見ると、脳は一気に高ドーパミン状態に。動画やSNSの刺激に慣れると、勉強や仕事といった“静かな活動”に魅力を感じなくなってしまいます。成果を上げる人は、掃除や練習のような低ドーパミン行動から快感を得られる人。興奮より「静かな満足」を選ぶことが、フローやゾーンに入るカギとなります。

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  • #205 私たちは世の中をありのままに見ていない
    2025/08/07

    私たちが見ている世界は「実物そのもの」ではなく、生存に最適化されたインターフェイスにすぎません。認知科学者ドナルド・ホフマンはそれをPCのアイコンに例えます。スズメバチの黄色と黒を「危険」と覚えたり、サイゼリヤの天井の青空を「爽やか」と感じるのも、すべて意味を記号化して知覚しているから。私たちは世界を“便利に生き残るための仕組み”として見ているのです。

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  • #204 目の写真だけで不正防止
    2025/08/07

    目の写真を貼るだけで不正が減る!? ニューカッスル大学の実験で、監視されている感覚を与えるだけで、正直箱への支払いが約3倍に増加。人は「誰かに見られている」と思うと行動が変わる。不正防止には、厳しい警告より「目のパワー」を活用したナッジが有効かもしれません。

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  • #203 あなたの行動は操られている
    2025/07/31

    GAFAなどの大手プラットフォームは、私たちの行動データを大量に収集・分析し、知らぬ間にニーズを先読み。おすすめ商品や広告で無意識に行動を誘導されている。今や生活インフラなので避けるのは難しいですが、「自分の行動は企業にコントロールされている」と意識して使うことが大切です。

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  • #202 現状維持バイアスでサブスクがやめられない
    2025/07/24

    今やサブスクが人気なのは「現状維持バイアス」のせい。始めるとやめるのが面倒になり、つい続けてしまう心理が働く。実験でも、人は一度手に入れたものを手放したがらないことが分かっている。これを機に、本当に必要なサブスクだけに絞ってみよう

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  • #201 理由を語ることの大切さ
    2025/07/17

    人を動かす力のある人や企業は、まず「なぜそれをするのか(Why)」から語ることが特徴。Appleの例のように、Why→How→Whatの順で伝えることで相手の共感や行動を引き出しやすくなる。多くの企業は逆に「何をするか」から話しがちだが、本当に心を動かすには、理由(Why)を中心に伝えることが大切。行動を促したいときは、まず理由から語ろう。

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  • #200 眉間を見つめて集中力を高める技
    2025/07/10

    集中力を高めたいときは、目を閉じて眉間を見るように意識してみよう。人は視覚から多くの情報を受けているため、目を閉じるだけで気が散りにくくなる。さらに視線を眉間や脳の中に向け、深呼吸を数回繰り返すと、外部の刺激が気にならなくなり、意識が自然と静まって集中できます。

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