エピソード

  • #038 愛される運送会社は何が違うのか。日下社長が現場で見たリアル【在り方】アセンド株式会社 日下社長
    2025/12/16

    第38回目のゲストは前回に続き、アセンド株式会社の日下瑞貴社長の対談【後編】をお届けします。
    物流業界の「外部パートナー」としてシステムを提供する日下社長だからこそ見える、魅力的な運送会社や経営者たちの共通点について熱く語り合います。
    話題は、論理的な経営戦略を持つ会社から、徹底した美意識でトラックを磨き上げる会社、そして地域貢献に全力を注ぐ会社まで多岐にわたります。
    印象的なのは、そうした運送会社の「姿勢」を、アセンド社自身が徹底して学ぼうとしている点です。
    入社したばかりのエンジニアが、最初の1ヶ月はコードを書かずに現場を知ることに費やす理由とは何か。また、社員全員で行う「オフィスの掃除」、食卓を囲む「アセンド食堂」に込められた想いとは。
    「業界の課題を解決するなら、まずは作り手が現場の温度感を知らなければならない」。
    日下社長の言葉に込められた想いと、共創のストーリーをお届けします。

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    34 分
  • #037 自らが3食振る舞う自宅合宿とシステム全廃棄の舞台裏【創業のリアル】アセンド株式会社 日下社長
    2025/12/09

    今回は、物流スタートアップ、アセンド株式会社の日下瑞貴社長との対談【前編】をお届けします。


    早稲田大学の哲学科出身、大手コンサルティングファームを経て起業という経歴を持つ日下社長ですが、その創業期は想像以上に「泥臭く」人間味あふれるものでした。


    妊娠中の奥様に「予定通り起業する」と告げた覚悟の日。第一子の誕生と同時に自宅マンションをオフィス化し、生まれたばかりの子供と開発合宿中のエンジニアが一つ屋根の下で交差する、まさに「職住一体」の奇妙な日常から物語は始まります。


    さらに、CTOからの「システムをイチから作り直すべき」という進言を受け、最初のプロダクトを捨てて開発に没頭した半年間。


    「コードを書くこと以外は全て自分でやる」と腹を括った社長が、登記や掃除といった雑務から、エンジニアを集中させるための毎日の「飯炊き」までを引き受けた理由とは?


    思想やロジックを重視する経営スタイルの裏側にある、汗と生活感にまみれた「創業期のリアル」を赤裸々に語っていただきました。

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    39 分
  • #036 資金繰りの苦悩から掴んだ経営の醍醐味【覚悟】高橋電設運送株式会社 髙橋社長
    2025/12/02

    第36回目のゲストは、前回に引き続き、高橋電設運送株式会社の髙橋佑介社長。
    今回は、社長就任直後の壮絶な苦労と、それを乗り越えて辿り着いた現在の心境に迫ります。
    事業承継直後、髙橋社長を襲ったのは深刻な資金難でした。「あと100万円足りない」という現実に、個人の資産を切り崩し、夜も眠れぬ日々を過ごします。
    さらに、組織の再建を誓って断行した就業規則の変更や、全社員との個別面談。それは、痛みを伴う改革でもありました。
    苦しい時期を乗り越え、現在は「2030年のビジョン」を生き生きと語る髙橋社長。
    過去の苦労を笑い飛ばし、未来への挑戦を楽しむ髙橋社長の力強いメッセージをお届けします。

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    20 分
  • #035 組織の限界を超えて。父との想いが交錯する経営承継【変革】高橋電設運送株式会社 髙橋社長
    2025/11/25

    第35回目のゲストは、前回に引き続き、高橋電設運送株式会社の髙橋佑介社長。
    入社後、未経験の運送業界で自ら飛び込み営業を行い、新規事業を開拓していった髙橋社長。
    その圧倒的な行動力により車両台数は倍増し、会社は急成長を遂げます。
    しかし、事業規模が拡大するにつれ、一人ですべてを管理することの限界を感じ、組織づくりへの変革を迫られることになります。
    そして訪れた事業承継の時。髙橋社長を待ち受けていたのは、想像以上に厳しい財務状況でした。
    給与支払いの直前にお金が足りないという危機的状況の中、髙橋社長はどのようにしてその場を乗り切り、そして会社を背負う覚悟を決めたのか。
    「親孝行ではないけれど、自分が苦労を引き受けることで会社はうまくいく」
    そう語る髙橋社長の言葉には、二代目経営者としての葛藤と、それを乗り越えた先にある揺るぎない自信が込められています。
    「自分なら変えられる」という確信と、父への複雑ながらも熱い想いが交錯する、承継時のドラマに迫ります。

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    21 分
  • #034 緻密な分析と大胆な感覚。元飲食店店長が運送会社を継いだ理由【決断】高橋電設運送株式会社 髙橋社長
    2025/11/18

    第34回目のゲストは、前回に引き続き、高橋電設運送株式会社の髙橋佑介社長。


    大手飲食チェーンで店長として活躍し、「継ぐ気は全くなかった」はずの髙橋社長が、なぜ家業である運送会社を継ぐ決断をしたのか。
    今回は、その大きなキャリアチェンジの背景に迫ります。
    当時は新卒入社から1年で店長に抜擢されるなど、飲食業界で輝かしいキャリアを歩んでいた髙橋社長。

    しかし、ある出来事をきっかけに、家業を継ぐことを決意します。
    全くの未経験から飛び込んだ運送の世界で、髙橋社長は何を感じ、何を学んだのか。
    一見、全く異なる業界での経験が、いかにして現在の成功に繋がっているのか。


    ユニークなキャリアを通じて、本質と仕事観に迫ります。

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    21 分
  • #033 60年の歴史を継いだ3代目の意外なキャリア【原点】高橋電設運送株式会社 髙橋社長
    2025/11/11

    今回のゲストは、親子三代にわたって60年以上の歴史を紡ぐ、高橋電設運送株式会社 代表取締役 髙橋佑介氏。

    幼少期、祖父が創業した運送会社に対して抱いていたのは、決してポジティブなイメージではありませんでした。

    両親は共に学校の先生で、自身も学級委員を務めるなど、家業とは無縁の真面目な少年時代を送ります。

    「継ぐ気は全くなかった」という髙橋社長が大学卒業後に選んだ道は、大手飲食チェーンへの就職。しかし、そこは自身の資質とは正反対のカルチャーが根付く厳しい世界でした。

    入社早々、挫折を味わい「辞めたい」と口にする髙橋社長に、転機が訪れます。それは、当時の上司からかけられた

    「1年間我慢しろ。店長になるイメージで働いてみろ」

    という、シンプルながらも本質を突くアドバイスでした。その言葉を胸に、髙橋社長は仕事の視点を変え、経営の面白さに目覚めていきます。

    後に会社の舵取りを担うことになる髙橋社長の意外なキャリアの第一歩。そして、なぜ髙橋社長は家業を継ぐ決断をしたのか?その答えに繋がる「原点」について迫りました。

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    20 分
  • #032 次の主役は社員たち。若手に未来を託す社長の育成論【未来】株式会社エー・シー・トランスポート 篠田社長
    2025/11/04

    埼玉県戸田市の株式会社エー・シー・トランスポートの篠田社長の最終回は、篠田社長の未来についてお話を伺いました。

    社長に就任した篠田社長が今、最も力を注いでいるのが、未来の経営者を育てること。

    録音ブースの隣に同席していた若き幹部・今井さんに対しても「次は君の番だ」と公言。

    それは、将来的に会社を分社化し、彼のような若手に子会社の社長を任せたいという大きな構想があるからです。「50:50で株を持ち、一緒にリスクを背負ってこそ本当の経営者になれる」。

    自身がそうであったように、裁量と責任を与えることで人は大きく成長すると信じている篠田社長。社員の可能性を信じ、活躍の舞台を用意する。

    そして、自分はあくまで次世代への「中継ぎ」に徹する。

    人を育て、組織を未来へ繋いでいくための事業承継のあり方について、深く考えさせられる篠田社長の最終回です。

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    20 分
  • #31 なぜ名古屋へ?コロナ禍に単身で乗り込み売上4億円UPを実現した話【決断】株式会社エー・シー・トランスポート 篠田社長
    2025/10/28

    埼玉県戸田市の株式会社エー・シー・トランスポートの篠田社長の4回目の今回は、篠田社長の決断をお届けします。

    売上が伸び悩む「踊り場」を経験した篠田社長。その突破口として篠田社長が決断したのが、全く地盤のない名古屋への営業所開設でした。

    しかし、計画を進める中で世の中はコロナ禍に突入。まさに最悪のタイミングで、篠田社長は単身名古屋へ乗り込みます。

    単身で乗り込んだ当初、頼れる人脈はゼロ。そんな中、既存顧客の繋がりから半導体関連の輸送案件を聞きつけると、「2社に絞られている」という状況にも臆さず、「俺にやらせてくれ!」と果敢に飛び込み、見事仕事を獲得します。

    「モノを売るのではなく、人で売る」「この人に頼めば大丈夫と思わせる」という篠田社長の信念と、それを裏付ける圧倒的な熱量。人の心を動かし、不可能を可能にする言語化できない営業の極意が詰まっています。

    なぜこのタイミングで、そしてなぜ名古屋だったのか。逆境をものともしない経営者の力強い決断の裏側に迫ります。

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    19 分