• その女、危険につき!? 〈彼女に“悪女”のレッテルを貼ったのは誰?〉#2-03
    2026/08/17

    「その女、危険につき」——そう呼ばれた聖書の英雄ユディト。ゲームのヒロイン「ディアナ」をたどると400年前の名画へ。2000年のあいだに背負わされた“4つの顔”と、クリムトの絵に剣がない理由とは。美術館の見方が変わる回です。


    ■番組のご感想をお寄せください

    「印象に残った回」「もっと聴きたいテーマ」「染川・大森への質問」など、7問のアンケートです。30秒〜1分程度で回答可。いただいた質問は、番組内の質問コーナーで読み上げることがあります。⁠⁠⁠

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    35 分
  • なぜ人のいない見慣れた場所は、怖くて懐かしいのか #2-02
    2026/07/27

    ドラえもんの「独裁スイッチ」で、のび太は気に入らない相手を次々と世界から消し、最後にはやけになって「みんな消えちゃえ」と押してしまいます。誰もいなくなった夕暮れの街を一人で歩くうち、最初の解放感はだんだん謎の胸騒ぎに変わっていく——あの感覚、覚えはありませんか。

    深夜のコンビニ、夏祭りの翌朝の公園、閉館後の美術館。人が消えた瞬間だけ、見慣れたはずの場所が急によそよそしく見えてくることがあります。

    この感覚には「リミナルスペース(境界の空間)」という名前があり、始まりは1914年、画家ジョルジョ・デ・キリコが26歳で描いた「モンパルナス駅」でした。同じ感覚は2019年、ネット掲示板に投稿された一枚の写真から「バックルーム」という都市伝説を生み、日本発のゲーム「8番出口」にもつながっています。

    ■番組のご感想をお寄せください

    「印象に残った回」「もっと聴きたいテーマ」「染川・大森への質問」など、7問のアンケートです。30秒〜1分程度で回答可。いただいた質問は、番組内の質問コーナーで読み上げることがあります。⁠

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    30 分
  • 手で描くと、思考が変わる。AI時代だからこそ知りたい「ドローイング」の力
    2026/07/06

    AIで文章も絵も瞬時に作れるようになった時代に、「手で描く」って意味あるの? そう思ったことはありませんか。
    実はむしろ逆。AIが当たり前になったからこそ、自分の手を動かして考えることの価値は高まっています。

    今回は、無印良品のアートディレクション等で知られるデザイナー・原研哉氏の展覧会「DRAWー原研哉は描いている」を入口に、ドローイングという行為の本質と面白さを探ります。
    「うまく描けなくていい」という意外な視点から、手を動かすことが創造性を高めるという脳科学の知見まで、トークで掘り下げます。

    AIへの漠然とした不安を感じている方にも、そうでない方にも。明日のアイデア出しが変わるヒントと、アート鑑賞がもっと面白くなる視点をお届けします。


    ■原画展 DRAW―原研哉は描いている
    2026/4/4~6/3 京都dddギャラリー
    https://www.dnpfcp.jp/CGI/gallery/schedule/detail.cgi?l=1&t=2&seq=00000856


    ■番組内でとりあげた書籍
    『DRAW(ドロー)』原研哉 (著)
    https://amzn.asia/d/0hQfBbCb


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    46 分
  • #60 なぜ"祟り神"が、全国12,000社の守護神に?──北野天神縁起絵巻から見る「リブランディング」
    2026/05/25

    「学問の神様」として親しまれる、天神様こと菅原道真公。
    元は都を震撼させた怖〜い怨霊、祟り神だったって、ご存じでしたか?

    それが今や、全国12,000社もの神社で祀られるほど。人々を守り助けてくれる、お馴染みの存在になっています。

    実はその裏側にあったのは──現代の営業・マーケティング戦略にも通じる、究極の「リブランディング」。
    その過程がぎゅっと詰まった美術品が、天神様の成り立ちを描いた絵巻『北野天神縁起絵巻』です。
    人間的な親しみやすさ、祟り神としての圧倒的なパワーと恐ろしさ、そしてその力で人々を救う、善神としての姿まで。
    現代のマーケティングそのものに通じる仕掛けが、絵の中にぎっしり詰まっています。

    ちょっと変わった切り口から、絵巻の世界を楽しく読み解く30分。休憩がてら、ぜひお楽しみください。


    ■展覧会情報

    特別展 北野天神

    会場:京都国立博物館

    日時:

    2026(令和8)年4月18日(土)~6月14日(日)

    [主な展示替]
    前期展示:2026年4月18日(土)~5月17日(日)
    後期展示:2026年5月19日(火)~6月14日(日)
    ※会期中、一部の作品は上記以外にも展示替または巻替を行います。


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    32 分
  • #59 真逆の天才が同じ富士山を描いた話
    2026/05/04

    同じ「風景を描く」でも、北斎と広重はまったく違う絵を描きました。

    北斎はダイナミックで構図が攻撃的。広重はしっとりと情緒的で、見る人を旅の空気ごと包み込む。二人は同じ江戸時代の浮世絵師でありながら、ほぼ正反対の美学を持っていました。面白いのは、この"真逆の二人"が互いを意識しながら競い合っていたこと。今回はそのライバル関係を軸に、絵の「個性」とは何かを一緒に考えてみます。


    ■展覧会情報

    原安三郎コレクション 北斎×広重

    会場:京都文化博物館

    日時:2026.4.18(土) 〜 6.14(日)


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    46 分
  • #58 美しい祈りの絵画に隠された死体―ミレー「晩鐘」の怖い話
    2026/04/20

    一見何でもない、美しい絵。でもその中に「怖いもの」が隠されていたとしたら…?

    今回は世界的に知られるバルビゾン派の画家フランソワ・ミレーの代表作《晩鐘》をピックアップ。ゴッホなど多くの画家に影響を与え、日本の洋画史とも深いかかわりのあるミレーの絵。でも実はそこにはちょっと怖いミステリーなエピソードがあること、ご存じでしょうか。今回も一枚の絵のエピソードを深堀しながらトークします!


    ■展覧会情報

    ⻄洋絵画400年の旅―珠⽟の東京富⼠美術館コレクション

    2026年3月20日-2026年5月24日

    会場[ 本館 北回廊1階 ]

    ⁠https://kyotocity-kyocera.museum/exhibition/20260320-20260524⁠

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    32 分
  • #57 白馬のナポレオンと3つの名前の謎 ―肖像画のミステリーを読み解く―
    2026/04/06

    「ナポレオンが白馬に乗っていた」は、嘘だった。

    実際はラバに乗って、毛皮のコートを着て、地味にアルプスを越えていた。でも、あの颯爽とした白馬の絵が世界中に広まったのには、理由があります。

    今回取り上げるのは、京都市京セラ美術館で開催中の展覧会「西洋絵画400年の旅」に出品されている《サン=ベルナール峠を越えるボナパルト》。学芸員の染川

    さんと一緒に、この一枚の絵に詰まった「嘘とドラマ」を読み解いていきます。

    注目するのは、馬の足元の岩に刻まれた3つの名前。「ハンニバル」「カール大帝」「ボナパルト」。ナポレオンが自ら並べたこの3人には、共通する意外な運命

    がありました。

    200年以上前のプロパガンダが、なぜ今もこれほどの力を持ち続けているのか。そして、この絵がなぜ日本にあるのか。

    絵画が「権力のSNSアイコン」だった時代の話、ぜひ聴いてみてください。

    ■展覧会情報

    ⻄洋絵画400年の旅―珠⽟の東京富⼠美術館コレクション

    2026年3月20日-2026年5月24日

    会場[ 本館 北回廊1階 ]

    https://kyotocity-kyocera.museum/exhibition/20260320-20260524

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    28 分
  • #56 美術館・博物館サバイバル時代の到来 !ー推しミュージアムを守る方法を考えるー
    2026/03/16

    今回は特別編。実は今、美術館や博物館がピンチ!

    特に国公立施設に関しては文化庁発表の第6期中期目標(2026年3月発表)では今後、国から分配される予算に頼らず自己収入だけで運営ができるようにしていくという目標が掲げられ、国公立施設の意味を問う声が持ち上がるなど話題となっていました。

    そこで今回は、国公立の美術館博物館の仕組みや収入の構造問題を紐解きながら、「この先ミュージアムを守っていくためにはどうしたら良いか」「一般人ができることは何か」をトークします。ミュージアムが好きな方、一緒に考えてみませんか。


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