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サマリー
あらすじ・解説
2015年3月20日
N病院退院。退院の足で妻のK病院へ行く。わしの顔を見た途端、生きていることが分かったからか泣き出すが、リハビリが始まるころには手を振って帰りを送ってくれる。
夜、みんなが退院祝いでにぎり寿司をとってくれ、ごちそうをいただく。
2015年3月21日
朝から散髪にいく。いつもは寝そべった格好で機械洗いをしてもらうのだが、腰が痛いので洗髪は手洗いでしてくれた。
午後妻に会いに行く。妻は「お父さんの銅像を作る」「お父さんと帰る」と泣き出す。
よる、子どもたちがすき焼きをしてくれる。久しぶりに美味しかった。
2015年3月22日
Tさんの満中陰法事にお参りする。
午後、妻が自分で鼻の管を抜いたというので病院へ行く。管は入れなおしてもらって落ち着いていた。
帰りにお世話になった長兄宅へお礼を言いに行く。
2015年3月23日
妻の肺炎は治りつつあるようだが、痰がたまってくるようだ。妻の主治医K先生に初めて会う。医大病院で主治医だったH先生と同期ということで、すでに医大からデータを送ってもらっているそうだ。
妻がここ1~2週間、のみ込みが良くならない場合には、一時的に胃瘻をつけるというお話をきく。その方がいいように思う。
2015年3月24日
妻に会いに病院へ行く。N先生にレントゲンの結果を聞く。肺炎は消えているし、腸閉塞も起こしていないという。
2015年3月25日
妻に会いに行く。姪っ子たちが洗濯物を持ってきてくれる。痰が多い。
妻に胃瘻の話しを聞かす。今の胃瘻はすぐ取り外せるし、胃から抜くと胃の粘膜は3時間ぐらいで修復されることを教わる。なにも心配要らないと聞かせる。黙って頷いてるが、納得か反対か微妙。
2015年3月26日
妻に会いに行く。きょうは目に力があるように思う。義姉が洗濯物をとりに来てくれた。
わしはまだ腰が痛む。というより、痛みが強くなっている気がする。
2015年3月27日
妻は痰を吸引されるのを嫌がって、常にのどの奥をゴロゴロ鳴らせている。気持ち悪いだろうが、我慢してくれ。酸素濃度が低いのが気になる。
2015年3月28日
副住職が土寺小屋で護摩を焚いてくれた。土寺での法話はやはり入院する前から退院までの痛い話し。
2015年3月29日
妻に会いに。着いたとたん「まだいてて・・・」と、言われる。痰の量が多い。
合掌