-
サマリー
あらすじ・解説
■退院、そして妻の病院へ
※妻の入院中、病院ではすべて長兄の奥さん(義姉)が付き添ってくれた。本当に助けていただいた。
2015年6月11日
妻がW病院に転院する。ヘルパーKさんに手伝ってもらって、副住職と娘にいってもらう。
娘たちが帰るまで、妻は泣いていたそうだ。かわいそうだけどしばらく我慢してくれよ・・・。
2015年6月12日
N病院整形外来通院。CRP炎症異常なし。レントゲンを見る。骨ができるまで数ヶ月かかるそうだ。抗生剤は6ヶ月は必要。やっとこれから骨が少しずつできていくのか・・・
2015年6月14日
昨日から座りっぱなしで少し足にむくみが出てきた。筋肉もなくなっているので、少し階段を上ったりしないと・・・。
2015年6月15日
退院後はじめてW病院へ行く。やっぱりわしが死んだと思ってた様子。薬は効いていて歩いてお風呂に行く。ただ嚥下リハビリでプリンを食べないと言って、リハビリの先生を困らせている。帰りには機嫌良くしてくれた。
2015年6月18日
妻の幻覚が続いていて、スニーカーの支払いが済んでいないと何度も話す。
2015年6月19日
N病院外来。整形通院。CRPは〇・〇五で異常なかった。次回は二週間後の外来。
2015年6月25日
妻はよく眠っていて、目が覚めてから帰ってきた。ニュープロパッチ(パーキンソン病の貼り薬)がかゆくて剥がすので、飲み薬のカバサールに変更してもらう。
2015年6月27日
新刊「田舎坊主の七転八倒」ができあがり届く。
2015年6月29日
妻の伸びた髪と、ついでに爪を切る。幻覚が強いのが心配。かわいそうにベッドの手すりに首をはさんで首の後ろにキズができていた。褥瘡もあるようで貼り薬をしてもらっている。
2015年7月2日
妻の入院費支払い。しりとりをして遊ぶと落ち着いている。
2015年7月3日
N病院整形外来。CRP〇・〇七で異常なし。内科担当主治医だったN先生に新刊本を贈呈する。
2015年7月6日
妻に果物入りゼリーを少し食べさせた。看護師から注意を受けたが、食べやすくのどの通りのよい気に入ったものなら、食べられるのになあ・・・
2015年7月9日
W病院へ。妻ちょっと不安定。
2015年7月11日
昨夜久しぶりに大腸憩室炎の痛みが出て、眠られず。
2015年7月13日
妻、割合気分がいいよう。
2015年7月16日
妻がリハビリの先生と一緒に売店へ行ってサンドイッチを買って食べさせてもらったそうだ。よかった!久しぶりにうれしいこと・・・・。
2015年7月17日
N病院外来通院。CRP〇・〇二。異常なく、レントゲンも大きな変化なく、少し骨ができているそうだ。
2015年7月21日
N病院内科外来。贈呈した新刊本をN先生が奥さんに読んでもらったら、「はじめてN病院での医師としての仕事の内容を知ったみたいだ」と苦笑しながら話してくれる。
※N病院のN先生はまさに「医は仁術」という言葉が当てはまる医師で、このことについて「田舎坊主の七転八倒」で触れていた。
2015年7月23日
焼きそばとコロッケを作って持っていく。妻は手をたたいて喜んで食べる。でも少ししか食べられないのか「胃が小さくなった」と言う。リハビリの先生にも呑み込みを見てもらったが、うまく嚥下できているということで、軟らかい食事から出してくれるそうだ。ありがたい。
2015年7月27日
オムライスを作っていく。リハビリの先生にお昼ご飯を食べさせてもらっていたけど、半分ほど喜んで食べる。明日から三食ハーフで食事を出してくれる。
合掌