『漫画家ためになるラジオ』のカバーアート

漫画家ためになるラジオ

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著者: マンガスクリプトDr.ごとう
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このコンテンツについて

マンガってどうやって作るの?漫画制作の裏側に興味がある人へ、プロがストーリーを作る時のちょっとした工夫など、知るとより深くマンガを楽しめる「ためになる気づき」をお届けしています! 語り手・ごとう隼平(マンガスクリプトDr.)/元漫画家・東京ネームタンク代表・コルクスタジオ編集長・京都芸術大学准教授 @goto_junpei 聞き手・ヨシキ/Web編集者 @moriri_nyoマンガスクリプトDr.ごとう SF
エピソード
  • ヒットする漫画は「先に応援してくれる人がいる場所」で戦略的に描く! 主人公が顔になる界隈を決めろ #250
    2025/07/30

    大ヒット作と呼ばれる作品でさえ、ある界隈ではめちゃくちゃ認知されていても、一歩その界隈を出ると全く知られていない、というものばかりになりました。


    SNSのレコメンド機能の強化などで趣味嗜好の分断が進んだ結果、自分が興味のある範囲のものしが視界には入ってこなくなり、本当の意味で「全員」が見るようなコンテンツはなくなってしまったように思われます。


    そんな時代だからこそ、コルクが創作の指針の1つとして掲げる「その主人公が顔となる業界を決める」という言葉は、大事なヒントになるのではないでしょうか。


    応援してくれる人がいる業界・分野を見つけ、そこにしっかり刺さるコンテンツを制作する。逆にそれ以外の方法では、どう作品を届けるのかがわからなくなってきたような時代とも言えます。


    「界隈を狙う」と聞くと、何だか狭い取り組みのような印象を受けるかもしれませんが、そうではありません。「先にファンがいる場所」を目指すというのは創作活動上の重要な戦略ですので、ぜひ意識してみてください!

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    26 分
  • 【ぜひ診断してみよう!ガチVer.を作成しました】全10問の「マンガ家タイプ別診断」最新版を紹介 #249
    2025/07/28

    漫画を描く上で、何を描いていると自分自身が楽しく、読者も読んでいて気持ちのいいポイントになるのか。それが漫画家としてのウリであり武器となるのですが、自分でそれを知るのはなかなか難しい……。


    そこで、今回「マンガ家タイプ診断」の最新版として“ガチ“verを作成したので、紹介させていただきます!


    自分は「萌え型」「排出型」のどちらなのか。従来の診断から精度を高め、シビアに判定できるよう全10問で設定されていますので、皆さんもぜひチェックしてみください!


    1)マンガを描く時、一番最初に浮かぶのは?A.描きたいキャラやシーンのビジュアルB.自分の中の気持ちや経験をあらわしたいテーマ


    2)読者に一番伝えたいのは?A.このキャラや世界観の魅力B.自分の感じた痛みや怒り、人生観


    3)作品の主人公はあなたにとって?A.大好きな理想の存在B.自分の心や分身のような存在


    4)もの寂しい夜、マンガを描くなら?A.作品の世界に夢中になって、寂しさを忘れたいB.寂しさや孤独そのものを、作品に込めたい


    5)誰かに作品を見せる時の気持ちに近いのは?A.このキャラ可愛くない?(かっこよくない?)見て!B.これは自分の心の叫びなんだ!受け取ってほしい!


    6)作画についての気持ちに近いのは?A.絵を描くのも大好き!描きたくてウズウズする!B.本音では作画は他の人に任せて、物語に集中したい


    7)アイデアが湧くタイミングは?A.好きなキャラや設定を考えていると自然に浮かぶB.感情が昂った時、言葉にできない想いがある時


    8)SNSで見かけて共感する言葉は?A.推しが尊過ぎて描いたB.誰にも言えない気持ちを漫画にした


    9)あなたにとって創作とは?A.好きな世界を形にして遊ぶことB.自分の内面を外に出す表現手段


    10)創作をやめられない理由は?A.好きが溢れて止まらない!B.描かないと苦しくて、生きてられないから


    以上、いかがでしたでしょうか? Aが多い人は「萌え型」、Bが多い人は「排出型」となります。


    皆さんどういう結果だったか、そしてどんな感情が好きだったか、よければぜひ教えてください!

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    22 分
  • 推奨するのは「縛りプレイ」漫画の描き方の発信が多すぎる時代こそ、情報を選択・信じる力でサバイブを #248
    2025/07/25

    漫画の描き方についての情報、正直多すぎると思いませんか……? もちろん無いより有るほうがいいのですが、あまりにも膨大な情報量のせいで、逆に学ぶ意欲が削がれてしまうようなことも。


    ゲームも攻略本は1、2冊ぐらいで遊ぶのが一番楽しいように、漫画の描き方も参考にするのは1種類だけという縛りをあえて設け、徹底的にそこを吸収しようとするほうが楽しく成長できるかもしれません。


    情報が少ない時代は、自分で調べる・発見する喜びや楽しさがありましたが、今は逆に不要な情報を自分で見極め、必要な情報だけを取り入れるという目利きの力が求められるようになりました。


    情報過多の時代だからこそ、あえての「縛りプレイ」で、じっくりと1つの何かを信じて取り組んでいくことを推奨したいと思います。その対象がこのラジオでも、もちろんかまいませんよ……!?

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    21 分
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