『漫画家ためになるラジオ』のカバーアート

漫画家ためになるラジオ

著者: マンガスクリプトDr.ごとう
  • サマリー

  • マンガってどうやって作るの?漫画制作の裏側に興味がある人へ、プロがストーリーを作る時のちょっとした工夫など、知るとより深くマンガを楽しめる「ためになる気づき」をお届けしています! 語り手・ごとう隼平(マンガスクリプトDr.)/元漫画家・東京ネームタンク代表・コルクスタジオ編集長・京都芸術大学准教授 @goto_junpei 聞き手・ヨシキ/Web編集者 @moriri_nyo
    マンガスクリプトDr.ごとう
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エピソード
  • 表現の「引き出し」を増やすには? 整理整頓と見直し、そして言語化を繰り返そう! #69
    2024/05/27

    「この表現、いいな」と感じた漫画のページやイラストをストックし、自身の表現の引き出しや幅につなげていくこと。


    その過程で大切になるのは、どれだけその数を増やしたかではなく、どれだけ整理整頓や見直しを繰り返したかです。

    覚えていなければ、頭に入っていなければ、ストックを増やしてもあまり意味がありません。


    集めたストックをフォルダに分類する作業は、自身の好みの傾向を掴むことにも役立ちます。 どこが気に入ったのかを明確に把握するために、テキストに書き出してみつのもいいでしょう。言語化してみる、というのはとても有効な手段です。 漫画を描くうえで、自分の頭でいろいろ考える工程はどうしても発生しますが、イメージが湧くまでの時間はきっと全然違ってくるはず・・・ 今回はそんなストックと引き出し方の関係の話、そして漫画家にとって永遠に解決しないテーマである「編集者とのコミュニケーション、どうすれば上手くいくか問題」について話をしていきます。 なお後者は、永遠のテーマなので、全然解決してません! 求む、皆様からのアイデア・・・!

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    38 分
  • マンガをヒットさせるのは“ウリ”より“売り”  読者がお金を払っても読みたい「課琴線」はどこ? #68
    2024/05/24

    1つの話の中に、あれもこれもと詰め込みすぎて、「パフェ全部盛り」状態になってしまう……。


    漫画を描く人なら、誰もが抱える悩みではないでしょうか。


    考えなければならないのは、漫画家としての自分のストロングポイントである「ウリ」と、読者がお金を払いたくなる「売り」がどこにあるのかということ。


    「ウリ」の部分については、1つの話の中に入れている自分が良いと思う要素を、全部書き出してみましょう。


    きっとたくさん出てくると思いますが、パフェでいう「季節のフルーツ」や「生クリーム」、または「コーンフレーク」といった素材に、各々切り分けることができるはずです。


    そして「売り」の部分については、果たして自分の作品のどこに課金をしたくなるライン=「課琴線」が存在するのか、を考えてみましょう。


    読者が面白い・良いと思う作品を描くことと、読者がお金を払ってくれる作品を描くことは、残念ながら決してイコールではありません。単に良い作品を描いてお金をもらう、というのはとても難しいこと。


    売れるを意識するのはよくない、という意識はモノづくり全般において根強いかもしれませんが、「ウリ」だけではなく、「売り」が明確であることも、ヒットにはやはり必要なのです。


    今回は、描き手がそこばかり注目しがちな「ウリ」と、目を背けられがちだけど読み手が求める「売り」について、真正面から向き合います!

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    43 分
  • 両方必要だけど、絶対に順番を間違えてはダメ! 漫画は「思い」が先で「物差し」が後 #67
    2024/05/22

    漫画制作において、一番最初にあるべきもの。それは「こういうのやりたい!」という気持ちであり、イメージです。 その次に「これを表現するためには」という構造論。そして三番目に、「これを描くうえでの注意として」といった弱点などの指摘。 漫画家が持つ「これが大好き!」は、思いよりもさらに前に位置する超大前提みたいなもの。制作においては、思いが先で構造や指摘が後。この順番が何よりも大事になります。 一方で、構造論など「ヒットさせるための物差し」がないと、物語が完結しない、というそもそもの問題が生じてしまいます。 だからこそ、漫画家には編集者が必要ですし、いい話し合いのためには、いい関係値が必要となるのです。 今回は漫画家と編集者の関係性や役割などについてもしっかり語っておりますので、ぜひ最後までお聴きください!

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    34 分

あらすじ・解説

マンガってどうやって作るの?漫画制作の裏側に興味がある人へ、プロがストーリーを作る時のちょっとした工夫など、知るとより深くマンガを楽しめる「ためになる気づき」をお届けしています! 語り手・ごとう隼平(マンガスクリプトDr.)/元漫画家・東京ネームタンク代表・コルクスタジオ編集長・京都芸術大学准教授 @goto_junpei 聞き手・ヨシキ/Web編集者 @moriri_nyo
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