『海外スタートアップレポート「シリコンバレーによろしく リターンズ 」』のカバーアート

海外スタートアップレポート「シリコンバレーによろしく リターンズ 」

海外スタートアップレポート「シリコンバレーによろしく リターンズ 」

著者: Kiyo Steve and Yusuke
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概要
シリコンバレーで活躍する日本人起業家のKiyo・小林清剛(Founder & CEO of Noxx)と内藤聡(CEO & Co-Founder of Anyplace)、そして日本でベンチャーキャピタルを運営する朝倉祐介(アニマルスピリッツ 代表パートナー)が、主に北米のスタートアップに関するニュースについてお話しするポッドキャスト。 なお、カバー画像は上野クリニックではなく、HBO「Silicon Valley」のパロディです。 Noxx https://www.noxx.net/ Anyplace https://www.anyplace.com/ アニマルスピリッツ https://animalspirits.jp 「シリよろ リターンズ」では取り上げて欲しいテーマ・ご質問を募集しています。↓よりご自由にご記入ください! https://forms.gle/uqTEofN5Fj9CNhAF6Kiyo, Steve and Yusuke マネジメント・リーダーシップ リーダーシップ 経済学
エピソード
  • 魚が好きすぎて漁師に——商社、マッキンゼー、そしてYCへ【Asakana】
    2026/10/22

    アメリカの食品卸の現場では、レストランからテキストやメール、電話で届いた注文を、営業担当が夕方オフィスに戻ってから一件ずつ手で打ち込んでいます。発注アプリやマーケットプレイスはこれまでも数多く生まれましたが、買い手に新しい操作を求めた途端、現場には根づきませんでした。


    今回は、Y Combinator の2026年秋バッチに採択された Asakana の松岡裕大さんをゲストに迎え、三菱商事の水産部、鹿児島でのブリ養殖の漁師、マッキンゼーとコロンビア大学MBAを経て、「インターフェースを提供しない」AIで食品卸の受発注を自動化するに至った経緯と、4回目の応募で採択されたYCの内側について話をしています。


    ▼ 今回のトピック

    ・食品卸のバックオフィスと営業事務を自動化する Asakana の事業

    ・祖父との釣りの記憶と、留学で気づいた日本の魚の扱いのうまさ

    ・三菱商事の水産部から、転職までの3か月間をブリ養殖の漁師として

    ・漁業生産量はピークの3割以下という、日本の水産業の現状

    ・川上ではなく川下から入る理由——データはすでに目の前にある

    ・SaaSやB2Bマーケットプレイスが食品卸に浸透しなかった理由

    ・買い手も営業担当も行動を変えない、画面を作らないプロダクト

    ・4回目の応募でYCに採択されるまで——インタビューで問われたこと

    ・「要らん交渉をするな」というパートナーの助言と、LinkedInでのコネクトの続け方

    ・共同創業者と交わした「50の質問」と、毎週の率直な振り返り

    ・バッチメイトに増えるハードウェア・ロボティクスの会社

    ・「食品業界のインテリジェンス」を目指す長期構想と、社名 Asakana の由来


    ▼ 参考情報・キーワード

    ・Asakana(Y Combinator Fall 2026): https://www.ycombinator.com/companies/asakana

    ・Y Combinator「2026 Demo Day Dates」: https://www.ycombinator.com/blog/2026-demo-days

    キーワード: Y Combinator / YC / Asakana / 食品卸 / 水産 / AIエージェント / ERP / ファウンダー・マーケット・フィット / テックハウス


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    39 分
  • なぜNFXは「LPのいないVC」になるのか
    2026/10/04

    VCの「お客さん」は誰なのでしょうか。スタートアップに資金を出すのはVCですが、そのVCに資金を出しているのは、機関投資家や事業会社、富裕層などのLPです。その大切な「お客さん」を手放し、自分たちのお金だけで投資すると宣言するVCが、米国で相次いでいます。

    今回は、米国のVC・NFXが第4号ファンドを最後に外部LPからの資金調達をやめ、今後は自己資金で1件10万〜300万ドルの投資をすると発表したニュースを入口に、Social CapitalやHomebrew、Benchmarkなど先行する動きを整理しました。そのうえで、ファンドレイズが難しくなっている背景、AI時代に自己資金が本当に合理的なのか、ファンドサイズで投資の戦略がどう変わるのか、そしてVCの二極化まで、3人で話しています。


    ▼ 今回のトピック

    NFXの発表:第4号ファンドを最後に外部LPからの調達をやめ、自己資金へ

    アクセラレーターとして始まり、5本のファンドで15億ドルを運用、42社のユニコーンに投資してきた経緯

    新しい方針:1件10万〜300万ドル、ステージ・分野不問、リードも取締役も持ち分目標も不要

    先行事例:Social Capital(2018年)、Homebrew(2022年)、Benchmarkのパートナー向けファンド

    ファンドレイズが難しい背景:2026年1〜3月の調達額の73%が上位5社に集中

    「集められなかった」より「集めないことを選んだ」と見せる、先手の発信という見方

    「AIで自己資金が合理的」は成り立つのか:クラウド時代に起きたコストと競争の変化

    エグジットまでの期間が伸びるなかで、LPから集めて運用する難易度が上がっている

    自己資金で運用する気楽さと、Renaissance Technologiesの従業員限定ファンド「Medallion」

    ファンドサイズが決める投資戦略:投資先が20倍になっても意味が薄くなる大型ファンドの話

    大きなファンドは規模と守備範囲を広げ、小さなファンドは特化する:VCの二極化とInstinctの資金調達

    AI時代の事業は誰が担うか:ローカルな既存事業の利益率改善と、VCの資金との相性


    ▼ 参考情報・キーワード

    NFX "The Road Not Taken: Self-Funding NFX"

    https://www.nfx.com/post/self-funding-nfx


    Benchmark is raising $170M for its latest partners-only fund(TechCrunch)

    https://techcrunch.com/2024/10/21/benchmark-is-raising-170m-for-its-latest-partners-only-fund


    Instinct のシリーズC(10億ドル調達、評価額100億ドル)に関するTechCrunchの記事 ※URLは確認のうえ追記

    キーワード: NFX / 自己資金 / LP / ファンドレイズ / Social Capital / Homebrew / Benchmark / Instinct / Renaissance Technologies


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    26 分
  • SaaS不要論を考える——HubSpotは解約できる。Slackは解約できない
    2026/09/14

    月に数千ドル払っているSaaSを開いて、実際に使っている機能を数えてみる。ほんの一部しか触っていないのに、アップセルのために増え続けた機能に振り回されている。CodexやClaudeで開発速度が跳ね上がった今、その一部だけを数週間で内製してしまえばよいのではないか。シリコンバレーの小さなチームでは、その解約が現実に始まっています。

    今回は、朝倉祐介・小林清剛(Noxx/DeNA)・内藤聡(Anyplace)の3人による雑談回として、AI時代に「解約できるSaaS」と「解約できないSaaS」を分ける境目、ハードで先行する中国をアメリカがシミュレーションで逆転するというフィジカルAIの新しい見立て、そしてサンフランシスコの日系創業者シェアハウスから生まれたY Combinator合格に見る、日本人がアメリカで勝負する形の変化、という3つの話をしています。


    ▼ 今回のトピック

    ・AIコーディングで社内ツールを内製する——Airtable、ダイナミックプライシング、HubSpot CRMの置き換え

    ・解約できるSaaSと解約できないSaaS——インターフェース型は削れ、Slack・DocuSign・Stripe・キャップテーブル管理は残る

    ・内製の落とし穴——メンテナンスコストと機会損失の問題をどう考えるか

    ・AIが「資本のある者だけの武器」になる懸念と、OpenClaw Foundationに見るオープンソースの意義

    ・「SaaS is dead」の真偽——Scale Venture Partnersの分析:消滅1割、無関係3分の1、AIを取り込んで変容6割

    ・Palantir発の「FDE(Forward Deployed Engineer)」モデルがAI領域で再燃——年50万ドルから5,000万ドルのエンタープライズ価格

    ・フィジカルAIの米中戦——ハードとデータ収集で先行する中国、シミュレーション訓練が増えればソフト勝負でアメリカ優位という見立て

    ・五本指のロボットハンドは「人間が操作するから」——ハードの制約が外れた先に残る市場機会

    ・ホテルのバスルーム清掃に特化したロボット、ICC Catapultで見たトイレ掃除専業ロボット——定型化された現場から自動化が進む

    ・サンフランシスコの日系創業者シェアハウス「テックハウス」から生まれたY Combinator合格——DeepMind出身の共同創業者とニッチな専門性

    ・13年前の渡米はビザとの闘いだった——O-1ビザの普及で変わった日本人創業者の勝ち筋

    ・同郷コミュニティの実利——韓国系との対比、日本人同士で助け合うことは格好悪いのか


    ▼ 参考情報・キーワード

    過去のゲスト回: 『【ZEALS清水氏】人手不足は日本の弱点か武器か——ヒューマノイドが社会実装される国の条件』(2026年6月10日配信)

    https://open.spotify.com/episode/5cVtIJd1x0nbTTMsB2chgE?si=H7WTrNkiQZamgOEM-wMiqg

    SaaS内製化 / HubSpot / Slack / Scale Venture Partners / OpenClaw / FDE(Forward Deployed Engineer) / Palantir / フィジカルAI / ヒューマノイド / Y Combinator / Google DeepMind / O-1ビザ / テックハウス


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    40 分
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