• 日々是思考〜組織のマネジャーのための学びの場〜

  • 著者: toneflow
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日々是思考〜組織のマネジャーのための学びの場〜

著者: toneflow
  • サマリー

  • 「マネジメントの本質を学ぶ、考える、実践する」 このポッドキャストは、組織のマネジャークラスの方々に向けて、ハウツーを超えた本質的なマネジメントをお届けします。失敗から学び、適切な対応ができるリーダーを一人でも多く育成することを目指し、人文知等の視点を交えながら、マネジメントの核に迫るトーク番組です。Apple Podcast/Spotify/Amazon Musicで毎週火曜AM7時配信中。 ■パーソナリティ 大森寛明について IT企業の役員を歴任し作曲家/編曲家としても活躍。クリエイターと経営、理論と実践の間を自由に行き来しながら、マネジメントの魅力を探求しています。
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あらすじ・解説

「マネジメントの本質を学ぶ、考える、実践する」 このポッドキャストは、組織のマネジャークラスの方々に向けて、ハウツーを超えた本質的なマネジメントをお届けします。失敗から学び、適切な対応ができるリーダーを一人でも多く育成することを目指し、人文知等の視点を交えながら、マネジメントの核に迫るトーク番組です。Apple Podcast/Spotify/Amazon Musicで毎週火曜AM7時配信中。 ■パーソナリティ 大森寛明について IT企業の役員を歴任し作曲家/編曲家としても活躍。クリエイターと経営、理論と実践の間を自由に行き来しながら、マネジメントの魅力を探求しています。
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エピソード
  • #51 私達はなぜ働くのか? 近代労働観が遺した功罪:後編(近代~現代編)
    2025/04/14

    「やりがい」や「自己実現」を求める一方で、なぜ私たちは時に「労働の疎外感」や「虚しさ」を感じてしまうのでしょうか? チームメンバーとの間で「働く意味」の価値観が食い違うのはなぜでしょうか? その答えのヒントは、近代以降の歴史の中に隠されています。

    このエピソードでは、まず西洋社会において、宗教改革によって生まれた「神聖な天職」という考え方が、どのように資本主義の発展と結びつき、「経済的価値」を最優先する流れを生み出したのか。そして、その影として現れたマルクスの「労働の疎外」や、現代的な「バーンアウト」といった問題。さらには、それに抗う「労働の尊厳」という理念の誕生までを紐解きます。

    同時に、近代化の道を歩んだ日本が、福沢諭吉、渋沢栄一、新渡戸稲造、賀川豊彦といったキーパーソンたちを通じて、西洋の労働観とどう向き合い、日本の伝統と融合させながら独自の「働く意味」を模索してきたのか。そして、戦後の「企業戦士」の時代から、現代の「働き方改革」や価値観の多様化へと至る、目まぐるしい変遷を辿ります。

    過去の労働観の変遷を知ることは、現代の複雑な労働問題を理解し、私たちが無意識に囚われている「働くことの常識」を客観視(メタ認知)する上で不可欠です。マネージャーとして、多様な価値観を持つメンバーとより良く協働し、これからの「人間らしい働き方」や組織のあり方を構想するための、深い洞察と具体的なヒントを提供します。

    参考書籍:

    📘 『仕事』(今村仁司 著)

    📘 『なぜ私たちは燃え尽きてしまうのか』(ジョナサン・マレシック 著)

    📘 『論語と算盤』(渋沢栄一 著)

    📘 『ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか 』(酒井隆史 著)

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    29 分
  • #50 私達はなぜ働くのか? 労働観の起源を探る旅:前編(古代~近世編)
    2025/04/07

    なんと今回で50回目の配信となりました。

    今回は(ゆるくやるつもりが結局深掘りしてしまいましたが…)、「労働とは何か?」という、誰もが関わる根源的な問いを、歴史を紐解きながら皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

    「お金のため(貨幣価値)」と「やりがいや貢献(社会的意義)」。現代の私たちは、働くことに対して様々な価値観が入り混じり、時に混乱したり、バーンアウトしたり、あるいは部下との1on1で価値観の違いに戸惑ったり…。こうした悩みの根っこには、実は、私たちが無意識のうちに受け継いできた、歴史的な「労働観」の変遷が深く関わっているのかもしれません。

    このエピソードでは、そのルーツを探る旅の前編として、古代ギリシャ・ローマ世界、ユダヤ・キリスト教における「罰」としての労働、中世ヨーロッパの「祈る者・戦う者・働く者」という身分社会での労働、そして宗教改革による「天職」という概念の誕生まで、西洋の労働観の大きな流れを追います。さらに、それとは対照的に、古代から中世にかけての日本では、神道・仏教・儒教の影響の下で、労働が「神聖な営み」「功徳」「奉仕」「修行」として、どのように肯定的に捉えられてきたのかも見ていきます。

    歴史を知ることで、現代の私たちが「当たり前」と思っている労働観が、決して普遍的なものではないこと、そしてそれがどのように形作られてきたのかを客観的(メタ認知)に捉えることができます。

    マネージャーとして、多様な価値観を持つチームメンバーと向き合い、これからの「働く意味」を考える上で、きっと多くのヒントが見つかるはずです。

    参考書籍:

    📘 『仕事』(今村仁司 著)

    📘 『なぜ私たちは燃え尽きてしまうのか』(ジョナサン・マレシック 著)

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    35 分
  • #49 アンラーニング:手放すことでひらかれる成長の扉
    2025/03/24

    このエピソードでは、「アンラーニング(unlearning)」をテーマに、なぜ私たちは過去の成功体験に縛られ、新しい環境への適応を阻まれてしまうのか、そしてその壁をどう乗り越えるかについて掘り下げていきます。

    急激に変化する時代において、私たちは新しい知識やスキルを学ぶだけでなく、時には「過去の学びを手放す」ことが求められます。これこそが、アンラーニングです。

    このエピソードでは、以下の11章にわたって、アンラーニングの概念、実践、そしてリーダーシップとの関係性を丁寧に解説しています。

    1. アンラーニングとは
    2. なぜアンラーニングが必要なのか、成功のパラドックスとコンピテンシー・トラップ
    3. 人間の本質的な部分が、アンラーニングを必要とすること
    4. 方法の原理とアンラーニング
    5. アンラーニング、2つのレベル
    6. 学習志向と他者評価志向
    7. アンラーニングを妨げるもの
    8. アンラーンの3つの行動サイクル
    9. アンラーンできる組織づくり
    10. ヘンリー・クラウドのリーダー論とアンラーニング
    11. まとめ


    アンラーニングは、単に知識を捨てるのではなく、固定化された思考や行動の「ほぐし」によって、新しい自分をつくり出すためのプロセスです。このプロセスを通じて、変化に強く、しなやかな個人や組織を育むヒントを探っていきます。

    参考書籍:

    📘 仕事のアンラーニング(松尾 睦 著)

    📘 アンラーン戦略(バリー・オレイリー著)

    📘 チームの力(西條 剛央 著)



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    26 分

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