エピソード

  • 121. 「月・神・投機 ─ ウサギ信仰とバブルの日本史」
    2026/05/10

    古代から日本人はウサギに何を見ていたのか。

    ・伝承にみるアニミズムの構造
    ・月とウサギの起源
    ・説話・禁忌
    ・群集心理が生んだウサギ投機バブル
    ・詐欺・殺人事件にまで発展した熱狂の実態

    神聖と欲望が交錯するウサギの歴史から、「人間はなぜバブルを繰り返すのか。

    ウサギさんへのリスペクトが増すこと請け合いのエピソード。


    参考文献

    赤田 光男 『ウサギの日本文化史』

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    34 分
  • 120. 「能楽ノススメ 紅葉狩解説」【ゲスト Michiさん】
    2026/05/03

    基礎知識編に引き続き、実際に能を鑑賞するための準備や楽しみ方などを深堀り。


    ポッドキャスト「寄り道Podカルチャー」Michiさんによるお能講座後編。

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    50 分
  • 119. 「能楽ノススメ 基礎知識編」【ゲスト Michiさん】
    2026/04/26

    不気味なお面をつけてスローな動きをする人。リズムがわからない掛け声で太鼓を叩き、笛が不吉な調べを奏でる。


    こんな謎だらけの「能」に頭を抱えているところに講師が降臨。


    ポッドキャスト「寄り道Podカルチャー」Michiさんによるお能講座前編。


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    54 分
  • 118. 「キッチンの民俗史 ー火に捧げた信仰と進化の1万年ー」
    2026/04/19

    神を祀っていた台所は、いつから作業場となったのか?


    縄文時代の地床炉から始まりカマドと火の神の信仰、そして江戸時代の台所文化へ。やがてガス・電気の普及により、台所は神聖な場所から効率的な“作業空間”へと変化していった。


    かつて、なぜ火を絶やすことは「離縁」に直結したのか?

    カマドに宿る神と異界とは?

    昔のハードすぎる台所仕事


    本エピソードでは、台所の歴史をたどりながら、火・神・家事の関係性を民俗学的に読み解く。


    身近な台所に隠された「生と死の記憶」と現代へ繋がる文化のバトン。我が家のキッチンが、少し違って見えてくるかもしれないお話。


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    38 分
  • 117. 「牛肉食べてしまったんですか⁉︎ 皇居襲撃じゃー! 御岳行者皇居侵入事件」
    2026/04/12

    明治時代、日本人はなぜ突然「牛肉」を食べ始めたのか?

    仏教の不殺生と「穢れ」の思想により、長らく禁忌とされてきた肉食。しかし文明開化の波の中で、牛鍋は爆発的なブームとなった。

    その裏には・インフルエンサーと啓蒙・屠畜場や流通を整備した仕組み・日本人の十八番「ローカライズ能力」

    があった。

    本エピソードでは、牛鍋の香ばしい湯気の向こう側にある「国家・宗教・民俗・産業」が交錯するリアルを、わかりやすく解説。

    さらに、肉食を巡る激しい抵抗やデマ、御岳行者による皇居侵入事件など、“近代と民俗の衝突”も深掘り。

    牛肉食150年のドラマ。すきやきや牛丼の見え方が変わるかもしれないエピソード。

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    36 分
  • 116.「うんこあり雷神あり ― 日本の信仰ここに極まれり」 *兵庫県神崎郡&大阪府大阪市*
    2026/04/05

    リスナーさんからのお便りに導かれた兵庫〜大阪巡礼。日本民俗学の父・柳田國男生家(兵庫県神崎郡福崎町)を訪ね、彼がなぜ「妖怪」という非合理な存在に一生を捧げたのか?

    さらに、大阪天満宮(天神様)を参拝。学問の神様として知られる菅原道真が、かつては最強の「怨霊」として恐れられ、いかにして都市の守護神へとアップデートされていったのか。そのメカニズムを深掘り。

    歴史の表舞台には残らない「常民」たちのリアルな価値観と、現代にも通じる信仰のカタチを紐解く。

    【キーワード】柳田國男 / 妖怪 / 菅原道真 / 天神様 / 怨霊信仰 / 播磨国風土記 / 福崎町 / 常民

    「北野天神縁起絵巻(承久本)巻五 / Wikimedia Commonsより引用」

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    32 分
  • 115. 「ありがとう。よくぞ今日まで残ってくれた!姫路城サバイブ史」 *兵庫県姫路市*
    2026/03/29

    兵庫県・姫路城を実際に歩きながら、城の伝説とサバイバルの歴史をたどる旅回。


    刑部姫伝説・お菊伝説

    数十万円で売り飛ばされ、解体寸前だった姫路城を救った天使

    絶体絶命!姫路空襲

    昭和の大修理で大問題「心柱折れた 無念」

    食レポ:たこ焼きの祖先「明石焼き」

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    37 分
  • 114. 「人間の資格とは?裁く資格とは? ひかりごけ事件」
    2026/03/22

    「ひかりごけ事件」

    太平洋戦争末期、北海道知床半島で発生した遭難事件をきっかけに起きた食人事件。日本の刑法には食人そのものを裁く規定はなく、裁判では「死体損壊罪」として処理された。

    本エピソードでは、事件の実態と裁判の経緯を整理しながら、武田泰淳の小説『ひかりごけ』によってどのように”事実が物語化されていったのか”を探る。

    ・極限状態での人間の罪・光の輪が意味するものとは・事実とフィクションが交錯する構造・噂が現実を書き換えていくメカニズム

    戦争、倫理、語られながら変質する現実。史実と物語の境界に立ちながら、「裁く側の資質」について問い直す。


    参考文献

    『ひかりごけ』武田 泰淳

    『ひかりごけ事件―難破船長食人犯罪の真相』 合田 一道

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    35 分