エピソード

  • 本を借りる場所ではなくなった図書室
    2026/09/01
    カナダのオンタリオ州で、教員25年目にして司書教諭になったスーデュコーさんの実践を取り上げます。州の調査では、91パーセントの学校が子どもの心の健康への支援を必要としていると答えました。彼女は図書室を、目的の違ういくつかの小さな居場所に作り替えます。ものづくりの区画、馬蹄形の学習の区画、照明を落とした読書の巣。さらに各担任に2枚の図書室パスを配り、必要な子が短い休憩を取れるようにしました。うまくいかない場面もありましたが、やめる理由ではなく教え直す機会として扱っています。
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  • 部活の顧問はいつから先生の仕事になったのか
    2026/08/31
    歴史学者の濱田浩一郎さんが、ブラック部活動と呼ばれる状態を歴史から解きほぐした記事を取り上げます。休日の指導手当は約4時間で3600円。ところが戦後すぐの調査では、運動部に関わる教員は半数程度で、指導は地域の住民が担っていました。1977年には中学で94.4パーセントが教員になります。地域移行は新しい改革のように見えて、実は一度あった形に戻す話でもある。その前提を確認したうえで、今度は誰に負担が移るのかを考えます。
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  • ずっと見ていなくても気づける先生の目
    2026/08/30
    埼玉県の公立小学校教諭、春日智稀さんの連載第1回を取り上げます。子どもは助けてくださいと言う前に、小さなサインを出している。あいさつで目を合わせない、ノートの字が急に乱れる、給食を残す量が増える。ただし、それらは誰にとっても同じ意味を持つわけではありません。記事の核心は、観察力とはずっと観察することではなく、その子のいつもを知っていて変化に気づけるまなざしのことだ、という一文です。全員を同じ基準で見ていると、かえって気づけなくなります。
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  • 授業を直す前に見ておきたい見えない糸
    2026/08/27
    若手を育てる立場になったアメリカの副校長が、自分の失敗から学んだことを書いた記事を取り上げます。教室に入って直すところを探していた時期、教室は指導案ではなく人でできていると気づいた瞬間、そして授業の見える部分の下にある見えない層。関係づくりは本題の前段階ではなく本題そのものだという主張を、初任者指導や研究授業の講評に引きつけて考えます。
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  • 9割の親が関わる自由研究は自由なのか?
    2026/08/26
    夏休みの自由研究が抱える矛盾を、元小学校教員の書き手が問い直した記事を取り上げます。何らかの形で関わる保護者は9割を超え、最も大変な宿題にも挙がっています。テーマは選べても、やらないという選択肢がないこと。学校がやめられない理由。そして、使い道の決まっていない時間を子どもに返すという提案を、教室の側から考えます。
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  • 考えは言えるのに理由が言えない子どもたち
    2026/08/25
    全国学力テストの分析結果を取り上げます。国語と英語に共通する弱点として、根拠を示して自分の考えを表現する力が挙がりました。考えは書けているのに引用の条件を満たせない小学校の記述問題、賛成か反対かは言えても理由が続かない中学英語の話す問題。算数と数学の割合や図形の課題、そして読書や自分から取り組む姿勢と正答率の関係まで見ていきます。
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  • 忙しさの中で気づける先生になるには?
    2026/08/24
    教師の成長は気づくことから始まるという連載記事を取り上げます。気づきは学びの出発点であり、探究の課題設定もそこから始まります。ところが人は、うれしいことより、仕事が増えた、時間が足りないといったことに先に気づいてしまいます。情報は教材の宝庫だという見方と、どんな情報に気づいて子どもへ届けるかという選び方を、38年の教職経験を持つ筆者の言葉から考えます。
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  • 話し合いができない教室で何が起きている?
    2026/08/23
    生徒どうしが話し合えないという悩みを扱ったアメリカの書評を取り上げます。生徒は反抗しているのではなく、話し合う技能を持っていないという見立て、その原因として挙がる4つの背景、つなぐ、根拠を示す、問う、聴くという4つの技能。そして、体で聴くことを教える、賛成の合図を作る、発言回数を指で示すといった、明日から使える手だてを紹介します。
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    7 分