『地の果てで人文科学する』のカバーアート

地の果てで人文科学する

地の果てで人文科学する

著者: 人文科学@地の果て
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このコンテンツについて

高知大学・人文科学コースの教員による人文学についての雑談です。 毎月0の付く日(10・20・30日)に配信します。 高知大学人文科学コースの考古学担当教員(宮里)が、人文知の活力を構想すべく、個人的にやっています(ご連絡は配信者個人宛にお願いします)。 「地の果て」は、高知県の歴史・地理的環境に対する、すこしエッジを効かせた表現です。 ※参考「高知県は四国の太平洋岸に面し、古代文化のルートであった瀬戸内とは四国山地を挟んで隔離される、いわば文化果てる僻遠の地なのである」(岡本健児編著『日本の古代遺跡39 高知』保育社、1989年、215頁) 番組 Instagram @chinohatejinbun も併せてご覧ください。人文科学@地の果て 社会科学 科学
エピソード
  • #94「歴史に流れる3つの時間」
    2025/09/09

    F・ブローデルが『地中海(フェリペ2世時代の地中海と地中海時代、1949年)』序文で示した「歴史の3つの層」について話しました。話し手は宮里(考古学)です。


    「アナール学派」「社会史」「経済社会史年報」「地理的な時間」「社会的な時間」「個人の時間」「事件史」「構造史」

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    17 分
  • #93「構造化された時間」について話す
    2025/08/29

    川田順造氏が『無文字社会の歴史』のなかで示した「構造化された時間」について話しました。話し手は宮里(考古学)です。

    「直線的・量的・個人的な時間/円環的・質的・集団的な時間」「ヌエル族」「生態学的時間/年齢組/親族および血縁集団」「螺旋状」

    川田順造、2001(1976)、『無文字社会の歴史:西アフリカ・モシ族の事例を中心に』岩波現代文庫1200

    真木悠介、2003(1981)、『時間の比較社会学』岩波現代文庫1100

    エヴァンズ=プリチャード(向井元子訳)、1997(1940)、『ヌアー族』平凡社ライブラリー1560

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    14 分
  • #92「創られた伝統」について話す
    2025/08/19

    エリック・ホブズボウムによる「創られた伝統」概念について話しました。話し手は宮里(考古学)です。


    E・ホブズボウム他編(前川啓治他訳)、1992(1983)、『創られた伝統』、紀伊國屋書店

    川田順造、1999、『サバンナ・ミステリー:真実を知るのは王か人類学者か』、NTT出版

    「モシ王国」「テンコドゴ」「ガンバガ」

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    17 分
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