エピソード

  •  今後のSNSどうなっていくんだろう問題
    2026/07/24

    🌱トピック

    SNS疲れと勝手に流れてくる「怒り」 / プライベートグラフはAIに置換できない / 「AIに負けないぞ」の物語が応援される / スポーツに学ぶ、生身の価値 / 替え歌の天才はAIに代替できるか / 発信も視聴もエージェント化する未来とサロンの価値


    🌱光合成ポイント

    1. 怒りは、勝手に入ってくる

    人の感情はざっくり六種類。その中で「怒り」は瞬発的で、思わず見てしまう。ミュートしても第三者のUGC経由で流れ込む——SNS疲れの正体は、この受動的に浴びさせられる怒りだ。

    2. AIには勝てない。でも「負けないぞ」の物語は売れる

    コンテンツ勝負なら、AIは一日に百万本でも量産する。人間が食い込めるのはランキングの2位や6位あたり。だが「俺たちAIに負けないぞ」と戦うナラティブそのものを、人は応援したくなる。

    3. 機械はとっくに人を超えている。それでも生身に熱狂する

    車はボルトより速く、ピッチングマシンは大谷より速い球を投げる。それでも人間が生身でやること自体に価値が宿る。AI時代の勝ち筋は、カテゴリを区切って「その中の最強」を競わせること。

    4. アウトプットは真似できても、「文脈」は一日では育たない

    癖の強い替え歌が爆笑を生むのは、歌そのものだけでなく「またこいつやりやがった」という、みんなで共有された文脈込みだから。トップオブトップは、AIが来てもランキングに差し込んでいける。

    5. アルゴリズムの主導権が、プラットフォームから個人へ

    発信も視聴もAIエージェントが代行する世界では、SNSはエージェント同士をつなぐプロトコルになる。何を誰に届けるかを握るのは、プラットフォームではなく、個人が渡す「intent(意図)」だ。

    6. ノイズが増えるほど、閉じた場所が輝く

    デジタル空間がAI生成物で埋まるほど、シグナルだけが集まるサロンやクローズドコミュニティ、ニュースレターの価値は相対的に上がる。だから僕たちは、いま「誰と閉じるか」を選び始めている。


    🌱出演

    室谷良平(ムロヤ)

    株式会社スノードーム代表取締役

    北海道長万部町出身。福祉領域の人材紹介会社にて全サービスのSEOとコンバージョン改善を統括。ホットリンクでは、マーケティング本部長としてBtoBマーケティング・ブランディング活動を推進。2023年に株式会社スノードームを設立。人間理解を起点としたブランド設計、Webマーケティング支援を行う。

    著書に『SNSマーケティング7つの鉄則』(日経BP 日本経済新聞出版)など。


    朝山高至(タカシ)

    慶應義塾大学総合政策学部卒。ソーシャルメディアマーケティング支援の株式会社ホットリンクでInstagramマーケティングのメソッド開発や企業のInstagramマーケティング支援、分析ツールの開発に従事。

    現在は、ソーシャルギフトサービスのマーケティング/PdMやAIエージェントの設計や開発を担当している。


    ▼番組へのお便りはこちらへお寄せください

    https://forms.gle/bEofDDGsrRNmZsqJ6

    続きを読む 一部表示
    28 分
  • TikTok化するXと、ニュースレターの威力
    2026/07/24

    🌱トピック

    Xがつまらなくなった理由 / ニュースレターという最強のリスクヘッジ / しょうもないつぶやきの行き場問題 / 『庭の話』と承認の交換装置になったSNS / 承認は依存?、制作でバランスを取る / 玉ねぎみじん切りが身体性を取り戻す


    🌱光合成ポイント

    1. 「ただ吐き出す」時代は終わった

    アルゴリズムがTikTok化して、昔は初速で数百インプついた雑談が今や一桁。気合を入れた長文しか届かなくなった——だからつい投稿を消してしまう。

    2. ニュースレターは最強のリスクヘッジ

    フォロワーはBANされても引っ越せないが、メールアドレスは自分の資産。会社のメルマガと違ってGmailでも届き、相手が転職しても切れない。だからBtoBにもちゃんと効く。いいよね。

    3. 開封率は追わなくていい

    本文を読まれなくても、受信トレイに「室谷」「マーケティング」の文字が浮かぶだけで思い出してもらえる。メルマガはラブレター——届けばええんや

    4. SNSは承認の交換装置に特化しすぎた

    宇野常寛『庭の話』の指摘。右か左か、二分する話題に「自分はこっち」と乗るだけでいいねが集まる。選挙とSNSは悪魔合体するほど相性がいい構造になってしまっている

    5. 承認は依存。だから「制作」でバランスを取る

    SNSの承認は、果糖ブドウ糖液糖のジュースみたいに味がまっすぐで一種類しかない。料理や植物いじりには、旨味も酸味も香りも混ざった複雑な味わいの快楽がある。

    6. 玉ねぎのみじん切りが、身体性を取り戻す

    考えることから解放され、刃先が入る感覚と目に染みる辛みに集中する。認知から身体へ切り替わるこの瞬間こそ、承認の渦に疲れた現代人のリセットボタン。なお、「玉ねぎのみじん切り」の快楽はタカシのみ発動。


    🌱出演

    室谷良平(ムロヤ)

    株式会社スノードーム代表取締役

    北海道長万部町出身。福祉領域の人材紹介会社にて全サービスのSEOとコンバージョン改善を統括。ホットリンクでは、マーケティング本部長としてBtoBマーケティング・ブランディング活動を推進。2023年に株式会社スノードームを設立。人間理解を起点としたブランド設計、Webマーケティング支援を行う。

    著書に『SNSマーケティング7つの鉄則』(日経BP 日本経済新聞出版)など。


    朝山高至(タカシ)

    慶應義塾大学総合政策学部卒。ソーシャルメディアマーケティング支援の株式会社ホットリンクでInstagramマーケティングのメソッド開発や企業のInstagramマーケティング支援、分析ツールの開発に従事。

    現在は、ソーシャルギフトサービスのマーケティング/PdMやAIエージェントの設計や開発を担当している。


    ▼番組へのお便りはこちらへお寄せください

    https://forms.gle/bEofDDGsrRNmZsqJ6

    続きを読む 一部表示
    29 分
  • Instagram PlusとSNSのクローズド化
    2026/07/24

    🌱トピック

    前回の収録を聞いて滑舌に絶望した / Instagram Plusは誰のための機能か / SNSはなぜクローズド化するのか / 「誰とつながるか」から「何が面白いか」へ / ダンバー数150人と人格の使い分け / Xは明るいバカ、ThreadsはXX?


    🌱光合成ポイント


    1. 自分の声は、自分がいちばん知らない

    脳は自分の「あのー」を自動で削除して聞いている。録音を聞き返して初めて、滑舌も声質も自己認識とまるで違うことを突きつけられる——音だけのメディアの怖さであり、面白さ。

    2. Instagram Plusは「伸ばす」機能ではなく「深くつながる」機能

    ストーリーズの再視聴インサイト、閲覧者リストの検索、フォロワーへのブースト。並べてみると、数字を伸ばしたいクリエイターより、目の前の友達と会話のきっかけがほしい個人に効く設計になっている。

    3. SNSの価値は「誰と」から「何が」へ移った

    昔は「ラーメンなう」でも価値があった。コンテンツ自体ではなく、それが流れてくる関係性が価値だったから。供給が増え、滞在時間を求めるプラットフォームがレコメンドを強めた結果、ソーシャルグラフはコンテンツグラフに置き換わった。

    4. 人は150人としかつながれない

    ダンバー数。本来は会社・家族・昔の友達で人格を使い分けているのに、オープンなSNSでは一つの人格を演じ続けなければならない。承認で得られるものより人格管理のストレスが勝った瞬間、人はDMとClose Friendsへ逃げていく。

    5. 「オープン × プライベートグラフ」は、いまだに空白地帯

    この一角を取れたのは実質Facebookだけ。mixi2もThreadsも期待されたが、Threadsは結局インタレストグラフ寄りの使われ方に落ち着いた。SNSの地図には、まだ誰も埋められていないマスがある。

    6. 場が、人格をつくる

    同じ人でも、Instagramでは煌びやかに、Threadsでは少し意地悪になる。人がメディアを選んでいるようで、実はメディアが人の振る舞いを決めている——だからSNSを眺めることは、そのまま人間を眺めることになる。


    🌱出演

    室谷良平(ムロヤ)

    株式会社スノードーム代表取締役

    北海道長万部町出身。福祉領域の人材紹介会社にて全サービスのSEOとコンバージョン改善を統括。ホットリンクでは、マーケティング本部長としてBtoBマーケティング・ブランディング活動を推進。2023年に株式会社スノードームを設立。人間理解を起点としたブランド設計、Webマーケティング支援を行う。

    著書に『SNSマーケティング7つの鉄則』(日経BP 日本経済新聞出版)など。


    朝山高至(タカシ)

    慶應義塾大学総合政策学部卒。ソーシャルメディアマーケティング支援の株式会社ホットリンクでInstagramマーケティングのメソッド開発や企業のInstagramマーケティング支援、分析ツールの開発に従事。

    現在は、ソーシャルギフトサービスのマーケティング/PdMやAIエージェントの設計や開発を担当している。


    ▼番組へのお便りはこちらへお寄せください

    https://forms.gle/bEofDDGsrRNmZsqJ6

    続きを読む 一部表示
    26 分
  • 陽キャじゃない僕らのメディア戦略
    2026/07/24

    🌱#1

    10年前のNPOマーケ勉強会で出会った / テキスト人間がポッドキャストを始めた理由 / 音声 vs 動画 vs テキスト、それぞれの特徴 / 制約が生む価値 / 今後やりたいこと・番組名「光合成」の由来


    🌱光合成ポイント

    1. AI時代こそ、声に価値がある

    テキストはAIで"詳しそうに"量産できてしまう。だから感情や人となりごと伝わる声の生っぽさが、逆に効いてくる。


    2. 耳は閉じられない

    目は閉じれば情報を遮断できるが、耳は勝手に入ってくる。この「受動性」こそ音声メディア最大の武器。


    3. 動画は音声の上位互換ではない

    ビジュアルが主役の動画に対し、音声は全部を音声だけで完結させる別モノ。ながら聞きの相棒に選ばれるのはこっち。


    4. ポッドキャストは隙間時間に溶け込むメディア

    ガチ勉強するほどでもないけど損したくない——そんな時間にスッと入り込み、聞き手との心の距離を縮める。


    5. 「何をできなくするか」が価値を生む

    X(140字)もストーリーズ(24時間で消える)も、制約があるから安心して使える。ポッドキャストの音声のみも同じ設計思想。


    6. だから僕たちは声で発信する

    テキスト人間のマーケター2人が、あえて音声という実験に踏み出した。その手触りをゆるく掘り下げていきます。



    🌱出演

    室谷良平(ムロヤ)

    株式会社スノードーム代表取締役

    北海道長万部町出身。福祉領域の人材紹介会社にて全サービスのSEOとコンバージョン改善を統括。ホットリンクでは、マーケティング本部長としてBtoBマーケティング・ブランディング活動を推進。2023年に株式会社スノードームを設立。人間理解を起点としたブランド設計、Webマーケティング支援を行う。
    著書に『SNSマーケティング7つの鉄則』(日経BP 日本経済新聞出版)など。


    朝山高至(タカシ)

    慶應義塾大学総合政策学部卒。ソーシャルメディアマーケティング支援の株式会社ホットリンクでInstagramマーケティングのメソッド開発や企業のInstagramマーケティング支援、分析ツールの開発に従事。
    現在は、ソーシャルギフトサービスのマーケティング/PdMやAIエージェントの設計や開発を担当している。


    ▼番組へのお便りはこちらへお寄せください

    https://forms.gle/bEofDDGsrRNmZsqJ6

    続きを読む 一部表示
    25 分