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サマリー
あらすじ・解説
序)イースターの衝撃は「わくわく」と「もどかしさ」をもたらす
・イースターの日から、世界はすっかり変わることになった。
・イースターの出来事を「未来の約束」としてだけ受け止めてしまうと、その衝撃的な力は失われてしまう。パウロはこの人生で「キリストの復活の力を知る」ことができると言っている。
1)永遠なるものがこの世界に繋げられた!
・「人は生まれて、ある程度生きて、死ぬ」という世界観=人生の地図。
・死んだ先のことは謎で、色々な宗教が生まれた。しかし、死んでしまったら、この世界に関わることはできなくなるという点で共通している。
・よみがえりとは、幽霊やゾンビのような劣った状態で世界を脅かすのではなく、人間の潜在能力が完全に開花した形で、この世界に戻ってくること。イースターの日に、これが現実のものであることが証しされた。
・このことを知り、受け入れるなら、生き方が革命的に変わるはず。
・イエス様を信じても、よみがえりの力を自動的に体験することにはならない。信じていることを、生き方に繋げる必要がある。
2)3種類の「ために」が鍵
・イエス様を信じると「自分のために生きる」ことから「キリストのために生きる」人生に方向転換するとよく言われるが、単純ではない。
・Ⅱコリント 5:15 では「~ため」が 5 回使われているが、ギリシア語では 3 種類の表現で区別されている。
❶「利益」を表す「ために」(英語で言えば for you の for)
…「キリストはすべての人のために死なれました」
「自分のために死んでよみがえった」
➋「目的」を表す「ため」…「生きるためです」
❸ いろいろなニュアンスの混じった「ため」…「自分のため」→「自分によって」、「死んでよみがえった方のために」「死んでよみがえった方によって」と訳することができる。生きる力の源が問題になる。
・今やっていることが「自分のため」か「イエス様のため」かという塗分ける考え方とは違う。キリストのうちに留まることが何より重要。
→新しく生み出される生き方「ゆっくり急げ(フェステーナ・レンテ)」
結)見た目に惑わされず、御言葉の宣言に従おう
・生き方の変化をもたらす鍵を握るのは、自己認識の変化である。
・「肉にしたがって」≒「見た目で」イエス様を信じても、肉のからだに関する原理は変わらない。しかし、すべて新しくなっていると聖書は言う。そちらに基づいて生きるか、自分の見た目に従うのか。
・「すべてが新しい」ならば、新しいアクションを起こそう!