• #149 コミュニティの『量子コンピューティング・エンゲージメント学』 〜2030年?全ての可能性を同時検証する究極のコミュニティ意思決定〜
    2025/12/20
    🎧 本日の放送はこちらのnoteで全文を公開しています。 🔗 https://note.com/msakai2025/n/nb7bf91e5e013☞12月残席1:経営者限定の継続率向上の無料個別会🔗 https://note.com/msakai2025/n/nef0e1c7d62ecコミュニティをもっと楽しく もっと先へ。 こんにちは、さかい美佐です。#149 コミュニティの『量子コンピューティング・エンゲージメント学』〜2030年?全ての可能性を同時検証する究極のコミュニティ意思決定〜 をお話します。これまで、 ・誰が決めるかではなく「どう決まるか」 ・ルールそのものより「更新され続けるプロセス」 ・人の恣意を減らし、関係性を壊さない意思決定そんな未来のコミュニティ運営について考えてきました。でも、ここで一度、立ち止まってみたくなります。「そもそも、決めるって必要なんだっけ?」AかBか。 どちらを選ぶか。 どの案を通すか。私たちはずっと、「一つに決める」前提でコミュニティを運営してきました。 けれど、衝突や違和感、分断が生まれる多くの原因は、 この"一択に絞る行為"そのものにあります。Aさんの意見を採用=Bさんの意見は不採用になりがちです。 どうしても今までの頭だと、誰かの意見を採用することが 先へ進むことになりがち。そうなるとうまくいかなかった場合は…… 意見を出した人や、採用した人の責任になりがち。 そうです、『人のせい』という選択なんですね。そうではなく、もし── すべての可能性を同時に検証できたとしたら? 誰かの案を潰すことなく、 多数派に寄せることもなく、 「全部やった結果、どれが最適か」を後から知れたとしたら?今日は、そんなSFのようで、実は研究が進み始めている 量子コンピューティングが変える"意思決定そのもの"の未来について書いていきます。コミュニティ運営は、「選ぶ仕事」から「問いを設計する仕事」へ。 2030年かな? その景色はどこまで現実になっているでしょうか。結論を言うと、 決断は、誰かの正解を選ぶことじゃない。理由は3つあります。【理由その1:「一つに決める」行為そのものが分断を生むから】Aさんの意見とBさんの意見。 今までは、どちらかを選ぶしかありませんでした。でも量子の世界では、「0か1か」を選ぶ前に、 0でもあり、1でもある状態を同時に扱う、という考え方があります。人間の感覚では少し不思議ですが、 これをコミュニティ運営に当てはめると、とても示唆的です。A案もB案も、 「まだ決めない」「どちらも否定しない」。 まずは両方を"生かしたまま"走らせてみる。その結果、 ・どんな行動が生まれたのか ・どんな関係性が育ったのか ・どこに違和感が出たのかを、あとから静かに観測する。これは、意思決定を早めない勇気であり、 人に責任を押し付けない設計でもあります。Aさんの意見とBさんの意見程度であれば 手動でもいけそうですが、 これにデータのシミュレーションや、 組み合わせた場合の最適解はどうなるのか?上記だと、やってみなきゃわからない、です。 そして、うまくいかない時の最適解は?そうなんです、その賢い量子コンピュータの得意は 複雑な組み合わせからの、最適解を探すことなんです。そんな量子コンピュータが実用レベルになったら…… 安心して色々チャレンジできそうですよね? またAさんBさん、他のCさんの提案も同時に出来たり、 組み合わせも無限大です。【理由その2:「人のせい」を蔓延させない設計が可能になるから】コミュニティ、グループ、特に組織では 『人のせい』が蔓延しがち…… その問題も解決の道筋になりそうに思えませんか?量子コンピュータを簡単に言うと…… 普通のコンピューターとは違うルールで動く、 将来の超パワフルなコンピューターです。重要なことは、人のせいが蔓延しない、 自由で面白い意見を想像し、それをコミュニティに活かすには?例えば量子コンピュータだけあれば、 コミュニティ運営出来るか? 運営自体はできるかもしれませんが、 人はそれでは集う意味を失ってしまいそうです。自分ごとにならないコミュニティって どんどん温度も下がってしまい どうですか?いる意味ありますか?人×テクノロジー=コミュニティの可能性を 楽しみながら...
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  • #147 コミュニティの『エッジAI・エンゲージメント学』〜2027年?各メンバーに専属AIエージェントが常駐する超分散型運営〜
    2025/12/19
    🎧 本日の放送はこちらのnoteで全文を公開しています。 🔗 https://note.com/msakai2025/n/nc294147623c5☞12月残席1:経営者限定の継続率向上の無料個別会🔗 https://note.com/msakai2025/n/nef0e1c7d62ecコミュニティをもっと楽しく もっと先へ。 こんにちは、さかい美佐です。#148 コミュニティの『DAO・エンゲージメント学』〜2028年?スマートコントラクトが自動実行するコミュニティガバナンス〜 をお話します。前回、各メンバーに専属AIエージェントが常駐する 超分散型コミュニティの未来について書きました。一人ひとりが守られ、尊重される。 では次に、必ず浮かび上がってくる問いがあります。——コミュニティの「大事な決め事」は、誰が決めるのか?基本は運営が決める。 他に、声の大きい人の意見で決める。 あとは、空気を読んで、なんとなく決まる。これらは便利な一方で、 同調圧力、えこひいき、不透明さを生みやすいのも事実です。もし、 「誰が言ったか」ではなく 「どんなルールか」だけで 決定が自動実行されるとしたら。今日は、2028年?に現実味を帯びてくる スマートコントラクトによる自動ガバナンス、 コミュニティの『DAO・エンゲージメント学』について書いていきます。管理されない。でも、混乱しない。 そんなコミュニティは、どう設計されるのか。結論を言うと、 人ではなく、ルールを信頼する。理由は3つあります。【理由その1:決め方が個人に紐づきすぎると不信を生むから】人数が増えるほど、 運営の判断は「配慮」から「恣意(しい)」、 つまりその人の好みに見えやすくなります。・良い提案なのに、声が小さくて流れてしまった ・みんなのためと思った判断が、後から不満を生んだ ・「決めたの誰?」と聞かれて、答えに詰まったどれも、誰かが悪いわけではありません。 問題は「決め方」が個人に紐づきすぎていること。だからこそ、これからのコミュニティに必要なのは、 人格ではなく、プロセスが信頼される設計です。DAOは、 「リーダーがいなくても回る組織」を目指すものではありません。むしろ、 人が嫌われ役にならなくて済むための技術。誰かの好みでも、空気でもなく、 あらかじめ合意されたルールが、静かに実行される。【理由その2:王様は「いつでも変更できるルール」だから】シンプルに言うと、『誰』に依存しない集まり。 王様はみんなで決めた『ルール』です。でも、その最善最適なルールをどうやって決めるのか? そんな疑問が浮かびますよね。これは変更可能なルールなんです。 何度でも更新できるルールと、その更新手順そのもの。どうですか?だいぶ、安心しますよね? つまり王様は『いつでも変更できるルールと、そのプロセス』です。そして、私が最も懸念する、多数決重視。 多数決は「早く決める技術」であって、 「良く決める技術」ではありません。他にも決め方があって、 ・重み付き投票(関わりの深さで重みが異なる) ・合意形成(反対の声を精査する) など、決め方も小さく試せるようになっています。コミュニティへの貢献度により、 上記の重みが変わる仕組みは とても良いのではないかと考えています。例えば、私がよく使う"貢献ポイント制"により 1票の重さが異なる。どうですか?少し理解できた感じですか?【理由その3:多数決に違和感を持つ人にこそDAOが向いているから】もう1つ加えると…… 多数決に違和感を持つ=DAOが向いているんです。・空気を読むより構造を整える ・感情を尊重しつつ、仕組みで守る ・カリスマに依存しない設計これらはDAO的な考え方です。今コミュニティをやっている方には、 理解しておくと現状の課題にもヒントがあるはずです。では、具体的にどうなるのか、3つの未来予想をお伝えします。【48時間完全自動意思決定システム】従来は、 「提案→会議→承認→予算申請→送金」で 数週間から数ヶ月かかっていました。2028年には、 「提案→自動投票開始→可決→自動送金」が 48時間で完了します。人間の承認プロセスを完全排除し、 意思決定スピードが劇的に向上します。コミュニティの場合、 メンバーの小さな声も 即座に拾える仕組みになりそうです。【自動販売機型...
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  • #147 コミュニティの『エッジAI・エンゲージメント学』〜2027年?各メンバーに専属AIエージェントが常駐する超分散型運営〜
    2025/12/18
    🎧 本日の放送はこちらのnoteで全文を公開しています。 🔗 https://note.com/msakai2025/n/nc294147623c5☞12月残席1:経営者限定の継続率向上の無料個別会🔗 https://note.com/msakai2025/n/nef0e1c7d62ecコミュニティをもっと楽しく もっと先へ。 こんにちは、さかい美佐です。#147 コミュニティの『エッジAI・エンゲージメント学』〜2027年?各メンバーに専属AIエージェントが常駐する超分散型運営〜 をお話します。前回、心拍や感情を検知する未来のコミュニティ運営について書きました。でも、多くの方がこう感じたはずです。 「それ、優しい未来だけど……ちょっと怖くない?」感情を検知する。状態を察知する。 それが中央で一括管理されるなら、 それは"思いやり"ではなく"監視"に見えてしまうかもしれません。では、もし—— データが外に出ないとしたら? 判断するのがAIではなく、自分自身だとしたら? AIが「管理者」ではなく「あなた専属の執事」だったとしたら?今日は、各メンバーの手元に専属AIエージェントが常駐し、 コミュニティ全体は"ゆるやかに協調する"だけという 超分散型のコミュニティ運営について書いていきます。管理されない。でも、ひとりじゃない。2027年、「監視しないのに、ちゃんと支え合える」 そんなコミュニティは、どう実現されるのか。結論を言うと、 何ができるかより、誰のために、どこまで踏み込むか?理由は3つあります。【理由その1:中央管理は優しくても「監視」になってしまうから】今のAIは、クラウド、つまり中央に巨大なサーバーがあって、 そこで全員のデータを分析します。どんなに優しい設計でも、 「誰が何をしているか」を中央が把握する構造だと、 メンバーは「見られる側」になってしまいます。だから、次に考えるべき問いはこうです。 「どうすれば、見られずに、支えられるのか?」その答えが、エッジAI(分散型AIエージェント)です。スマホなど「ネットワークの端(エッジ)」で AIが判断や解析をする仕組みです。各個人の価値観・リズム・癖を理解した 専属AIエージェントが静かに常駐する。そして、コミュニティ全体は 「誰が何をしているか」ではなく、 「どんな状態の人が、今どれくらいいるか」だけを 匿名で、ゆるやかに共有する。管理されない。でも、孤立しない。 これが実現できるんです。【理由その2:専属AI秘書は「育てる」ものだから】2025年はAIエージェント元年と呼ばれました。 AIが自律的に判断して、他のAIと協業する仕組みです。たとえば、あなたが「美味しいカツカレーが食べたい」と言うと、 シェフAIが、カツ専門店のA店にオーダーし、 ルーはB店のものを使い、薬味はC店のを使う、 なんて勝手に判断してやってくれる。 これがAIエージェントです。そして、このAIエージェントが あなた専属の秘書として、 あなたの好み、話し方の癖、集中できる時間帯まで 完全に理解してくれる。昔、たまごっちという育成ゲームがありましたよね。 あんな感じで、楽しみながら 各自が自分のAI秘書を育てていけると、 個性も出て面白そうですよね。【理由その3:プライバシーとサポートの両立が可能だから】エッジAIの最大の利点は、 データが自分のデバイスから出ないことです。従来は「誰が何に興味があるか」を中央で把握していました。 これはプライバシーリスクです。でも2027年には、 「どんな状態の人がいるか」のみを AIエージェント間で匿名通信します。個人情報を一切出さずに、 最適なコミュニケーション機会を創出できるんです。「あなたのためだけに働く専属執事」という安心感。 プライバシー保護と究極の個別サポートの両立。 これが実現できます。では、具体的にどうすればいいか、3つのアクションをお伝えします。【アクション1:プライバシー完全保護のマッチングシステムを導入する】中央で「誰が何に興味があるか」を管理するのではなく、 「どんな状態の人がどれくらいいるか」という 匿名の集合データだけを把握する仕組みを作ります。これにより、 個人情報を一切出さずに、 最適なコミュニケーション機会を創出できます。【アクション2:専属執事システムとしてのAIエージェントを...
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  • #146 コミュニティの『ニューロリンク・エンゲージメント学』〜2028年?メンバーの心拍・感情をリアルタイム検知する次世代運営〜
    2025/12/17
    🎧 本日の放送はこちらのnoteで全文を公開しています。 🔗 https://note.com/msakai2025/n/nbed3b6efb17d☞12月残席1:経営者・事業責任者限定の継続率向上の無料個別会🔗 https://note.com/msakai2025/n/nef0e1c7d62ecコミュニティをもっと楽しく もっと先へ。 こんにちは、さかい美佐です。#146 コミュニティの『ニューロリンク・エンゲージメント学』〜2028年?メンバーの心拍・感情をリアルタイム検知する次世代運営〜 をお話します。これまで私たちは、コミュニティの未来を様々な角度から考えてきました。AIによる予測、VR空間での没入体験、個別化されたケア。 どれもワクワクする未来ですよね。でも今日は、もう一歩踏み込みます。「言葉にしない心の動きを、AIが読み取る世界」です。メンバーが「疲れた」と言う前に、 「わかった!」と発言する前に、 「ちょっと寂しい」と感じた瞬間に、それを検知して、先回りでケアできたら?これがニューロリンク・エンゲージメント学の世界です。【結論】結論を言うと、 言葉にしない心の動きを読み取る力は、今から鍛えられる。【理由その1:言葉にならない情報こそが本質だから】私たちは普段、言葉でコミュニケーションしていますよね。 でも実は、心の動きの大部分は言葉になっていません。疲労、ひらめき、感情の揺れ。 これらは表情や声のトーン、行動のリズムに表れます。2028年には、心拍数や脳波、ストレスレベルといった 生体信号をリアルタイムで検知できる時代が来るかもしれません。でも技術を待つ必要はありません。 今から「観察力」を鍛えれば、 メンバーの小さな変化に気づけるようになります。【理由その2:先回りケアが信頼を生むから】「疲れてませんか?」と声をかけるタイミング。 「今日何かありました?」と尋ねる瞬間。そのタイミングが絶妙だと、 メンバーは「この人は私を見てくれている」と感じます。これは監視ではありません。 究極のデジタルおもてなしです。AIが執事のように、 メンバーの状態を静かに見守り、 必要な時にそっと手を差し伸べる。そんな世界が実現できたら、 コミュニティはもっと温かい場所になります。【理由その3:技術が進化しても、人の判断が最重要だから】どんなに技術が進んでも、 最終的な判断は人間がすべきです。AIが「この人は疲れています」と教えてくれても、 それをどう受け止め、どう対応するかは、 コミュニティマネージャーの腕の見せ所です。だからこそ、今から 「読む力」を鍛えておくことが大切なんです。では、具体的にどうすればいいか、3つのアクションをお伝えします【アクション1:疲労検知と先回りケアの仕組みづくり】まずは、メンバーの疲労サインに敏感になりましょう。・投稿頻度が減った ・コメントの文章が短くなった ・リアクションが減ったこうした変化を見逃さないことです。将来的には、スマートウォッチのストレスレベルや 匿名の「コミュニティストレスメーター」で リアルタイム検知できるかもしれません。でも今は、目の前のメンバーをよく観察することから始めましょう。【アクション2:知的好奇心検知と機会創造】メンバーが「これ面白い!」と思った瞬間。 その気持ちを察知して、発言の機会を作りましょう。「〇〇さん、この話題に詳しそうですね。 何かご意見ありますか?」こんな一言で、 静かなメンバーが活躍するきっかけが生まれます。将来的には、AIが 「このメンバーは今、強い好奇心を示しています」 と教えてくれるかもしれません。でも今は、会話の流れや表情から その瞬間を読み取る力を磨きましょう。【アクション3:心拍・脳波・感情のリアルタイム検知に向けた準備】これは少し未来の話ですが、 2028年頃には実現するかもしれません。生体信号をリアルタイムで検知し、 メンバーの心の状態を可視化する。これが可能になれば、 コミュニティ運営は劇的に進化します。でも大切なのは、 これが「監視」ではなく「おもてなし」であること。データの所有権はメンバーにあり、 AIは執事やコンシェルジュとして振る舞う。そんな未来に向けて、 今から信頼関係を築いておきましょう。今日は以上です。頑張...
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  • #145 コミュニティの『VRインマーシブ・エンゲージメント学』〜2027年?メンバーがホログラフィックに集う次世代コミュニティ空間〜
    2025/12/16
    🎧 本日の放送はこちらのnoteで全文を公開しています。🔗 https://note.com/msakai2025/n/n5891cb3b2028☞12月残席1:経営者・事業責任者限定の継続率向上の無料個別会🔗 https://note.com/msakai2025/n/nef0e1c7d62ecコミュニティをもっと楽しく もっと先へ。こんにちは、さかい美佐です。#145 コミュニティの『VRインマーシブ・エンゲージメント学』〜2027年?メンバーがホログラフィックに集う次世代コミュニティ空間〜 をお話します。これまでの記事では、コミュニティ運営を『後追い対応』から『先読み予測』へ、そして『人の勘』から『AIとの協業』へと進化させる話を書いてきました。今日は、そこからさらに一歩先。時間でも人でもなく『空間』の話です。オンラインコミュニティが当たり前になった今、こんな声を聞くことが増えていませんか?便利だけどどこか孤独、つながっているはずなのに距離を感じる、Zoomやチャットに少し疲れてきた…。これは運営が悪いわけでも、メンバーの熱量が下がったわけでもありません。2Dの画面では、どうしても伝わらないものがあるだけなんです。もし『画面越し』ではなく『同じ空間にいる感覚』で集まれるとしたら?今日は、2027年に現実味を帯びてくる次世代コミュニティ空間についてお話します。【結論】結論から言うと、つながりの深さは、情報量より『空間の共有感』なんです。理由は3つあります。【理由その1:リアルな場では無意識に距離や位置で関わり方を調整しているから】ここで一つ想像してみてください。オンライン懇親会で、誰かの話が盛り上がっている輪の『少し外側』に立って、タイミングを見て自然に近づいていく感覚。あるいは、今日は話す気分じゃないから、少し離れた席で空気だけ感じながら過ごすという選択。リアルな場では、私たちは無意識に距離・位置・視線・音の方向を使って『関わり方』を調整しています。でもZoomやチャットでは、全員が同じ距離、全員が同じ音量、入るか入らないかの二択。だからこそ、聞いてるだけでつまらない、疲れる人も黙ってしまう人も出てくるんです。【理由その2:VR空間は立食パーティーが苦手な層にも優しいから】リアルイベントは良いよねとよく言っている人は、社交性があり新しい人と出会うことがあまり苦にならない人ですよね。でも実は立食パーティーが苦手なんて声は、もう今までどれくらい聞いてきたでしょうか? 苦手層のほうが多いと踏んでいます。なので勇気のいらないVR参加に私はとても期待しています。アバター仕様でデフォルメでき、お住まいの制限もなし、VR空間で移動できるので飽きの防止にもなりますから。【理由その3:AIによる空間パーソナライゼーションで一人ひとりに最適化できるから】内向的性格なら静かなソファ席を自動用意、外向的性格なら活発な交流エリアに誘導。1:1で話すのが苦手ならそこに+AIアバター入れるとか、自己紹介も何ならテキスト表示やAIアバターが代わりにやってくれるとか。人間関係の繊細な部分を出さなくても参加して楽しめる、そんな場が作れると良いですね!声の大きい人があっちでもこっちでも話しすぎないようAIに全体を見張っていて欲しいです。では、具体的にどうすればいいか、3つのアクションをお伝えします。【アクション1:社会的プレゼンス革命で画面の向こうから隣にいる存在へ転換する】従来は画面の向こうの『情報』として認識していましたが、2027年には隣にいる『存在』として体感できます。空間音響技術による自然な距離感・方向感を実現してください。近づくと右耳から友人の声が聞こえる空間音響で、アバター間の自然な会話発生とざわめきを体験するんです。VRでもファシリテーターが必須ではありますが、それがAIでもいいし、コミュニティマネージャーが進行をしAIがみんなのサポートでも可能になりますよね。【アクション2:仮想ロッジ懇親会体験で地域格差をなくす】温かい暖炉のある3D空間に自然配置してください。VR空間でキャンプファイアー懇親会、ラグジュアリーホテルでの座談会、みんなで社会見学…こんなことができますよね。メンバーの経営するお店へ没入体験...
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  • #144 コミュニティの『プレディクティブ・エンゲージメント学』〜 2026年?!AIが先読み予測するコミュニティ運営〜
    2025/12/15
    🎧 本日の放送はこちらのnoteで全文を公開しています。🔗 https://note.com/msakai2025/n/n54009084a250☞経営者・事業責任者限定の継続率向上の無料個別会🔗 https://note.com/msakai2025/n/nef0e1c7d62ecコミュニティをもっと楽しく もっと先へ。こんにちは、さかい美佐です。#144 コミュニティの『プレディクティブ・エンゲージメント学』〜2026年?!AIが先読み予測するコミュニティ運営〜 をお話します。ここ数回の記事で、セグメンテーション、オートメーション、AIによるパーソナライゼーションと、コミュニティ運営を『後追い対応』から『仕組み化』へ進化させてきました。そして、ここまで来ると次に浮かぶ問いがあります。『この変化、起きてから気づくので間に合ってる?』メンバーが静かになってから声をかける。離脱してから原因を探る。伸び始めてから『才能だった』と気づく。実は、コミュニティ運営の多くは『少し前なら防げた・伸ばせた』瞬間を逃しています。もし、離脱の兆し、関係性が揺れ始める瞬間、リーダーシップを発揮できるタイミング…これらを数日前に察知できたら、運営はまったく別の次元に進みます。今日は、AIが72時間先の変化を予測し、問題が起きる前に手を打つ運営についてお話します。【結論】結論から言うと、何かが起きるまで見守る姿勢も良いが、兆しから読み取るとより可能性が広がるんです。理由は3つあります。【理由その1:変化の前兆はすでにデータとして表れているから】少し具体的な場面を想像してみてください。最近までよくコメントしていたメンバーが、急に『いいね』だけになった。投稿時間が変わり、関わる相手も少しずつ違ってきた。多くの場合、ここで運営者が気づくのはある程度の時間が経ってからです。『あれ?そういえば…』となる流れですね。でも実は、この『変化の前兆』は、すでにデータとして表れています。言葉のトーン、参加頻度、関係性の動線。人は離脱する前に、必ず『予兆行動』を取るんです。【理由その2:わずかな先回りが大きな変化を生むから】長年コミュニティを運営してきて、色々なことが勃発しました。私はそれを『お茶の間劇』なんて言っていましたが、ドタバタするわけです。コミュニティマネージャーとしては、やはり『あの時、もっと早くお声がけしていれば…』離脱を防げたかもしれない。せっかくプレゼンする気になってくれていたのに、お返事が遅くなってしまい叶わなかったなど、色々なことがあるわけです。もし運営者が『起きた後』ではなく『起きそうな段階』で手を差し伸べられたら、コミュニティの未来は大きく変わります。【理由その3:2026年には現実になる可能性が高いから】今朝AIは2028年と書いてきましたが、必ず予想を裏切る形で前倒しになります。2026年には、今のTOTANGOやGainforceのような上位カスタマーサクセスツールでなくても使えるようになってくるのではないか?なんて根拠もないですが予想しています。Chat-GPTが一般にリリースされる前に『こういうことができますよ』と聞いた時に、面白い反面怖いと感じたのと同じですよね。未来ってこうなったらいいなぁから始まるんです。では、具体的にどうすればいいか、3つのアクションをお伝えします。【アクション1:72時間先読み予測システムで微細な行動変化を分析する】コメント内容、ログイン時間、交流相手の変化などの微細な行動変化のパターン分析をしてください。離脱予測例:『ポジティブ単語30%減少+深夜ログイン移行→72時間以内離脱確率85%』。成長予測例:『新人サポート頻度増加→72時間以内リーダー候補成長確率90%』。ちょっとギョッとしたのではないでしょうか?『それって監視みたいで怖い』その気持ちわかります。でも未来ってそういうもんなんですよね。もはや戻れないような気がしているので、今よりもっと良くなるためにAIをどう活用するか、今から考えていきたいですね。【アクション2:コミュニティ天気予報システムで予防的声かけを実現する】『〇〇さんのエンゲージメント降水確率80%』のように、運営者の肌感覚よりも早い予兆察知をしてください。お声がけは私、お声...
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  • #143 コミュニティの『AIパーソナライゼーション学』〜AIが一人ひとりの心理特性を学習する超個別化運営〜
    2025/12/14
    🎧 本日の放送はこちらのnoteで全文を公開しています。🔗 https://note.com/msakai2025/n/n995bbc795cc9☞経営者・事業責任者限定の継続率向上の無料個別会🔗 https://note.com/msakai2025/n/nef0e1c7d62ecコミュニティをもっと楽しく もっと先へ。こんにちは、さかい美佐です。#143 コミュニティの『AIパーソナライゼーション学』〜AIが一人ひとりの心理特性を学習する超個別化運営〜 をお話します。前回は、4層管理をオートメーションで支える方法についてお話しました。手動では限界がある運営を、仕組みで支える。ここまでで、コミュニティ運営はかなり楽になります。でも、実際にやってみると、次にこんな違和感が出てきませんか?『自動化は助かる。でも、まだ"同じ対応"をしている感じがする』新規層には新規向け、成長層には成長向け。確かに効率的です。でも、人は本当は『層』ではなく、『一人ひとり違う存在』ですよね。同じ新規でも、ぐいぐい来てほしい人、そっと見守ってほしい人、数字より言葉に反応する人、関係性ができてから動く人…いろいろいます。ここまで来ると、次の問いが自然に浮かびます。『これ、AIが"一人ひとり覚えてくれたら最強じゃない?』今日は、AIが専属コンシェルジュのように振る舞う、次世代のコミュニティ運営についてお話します。【結論】結論から言うと、AIの学習を便利とみるか、監視と感じるかはその人次第なんです。理由は3つあります。【理由その1:人数が増えると微妙な変化に気づけなくなるから】コミュニティ運営をしていると、『この人、最近ちょっと元気ないな』『この人は、報告したいことがありそうだ』そんな『微妙な変化』に気づく瞬間があります。でも正直に言うと、人数が増えれば増えるほど、その感覚は鈍っていきます。すべての投稿を読み、すべてのリアクションを覚え、一人ひとりの性格やタイミングを把握する。それを人の記憶と気配りだけでやるのは、気合いと根性では不可能で、私でも150名程度でしょうか…。ここで、AIの役割が変わってきます。AIは『人の代わりに判断する存在』ではなく、人が気づききれなくなった『変化の兆し』を静かに拾い続けてくれる存在なんです。【理由その2:専属AIコンシェルジュの可能性が見えてきたから】以前から何度か私が書いているのが、AIアバターによる専属コンシェルジュです。自分の好きなようにビジュアルがカスタマイズ出来て、性格や立居振る舞いもある程度選択できて、そして私の好みも学習してくれる。今はChat-GPTなども学習してくれるけど、あくまでテキストベースですよね。私ならコミュニティマネージャーのアシスタントになるようなAIアバターを作りたいです。メンバーの出来事を覚えたくても覚えきれない悔しさもあるし、細かい動向を私に囁いてくれるとかも良いですよね。【理由その3:学習に対する感じ方は人それぞれだから】私でも覚えてて欲しいことと、覚えてなくていいのにと思うことの、両方があるんですよね。学習されているのか?と不信感を抱く人もいれば、学習されているので発言がしにくい、虚偽になるなども考えられます。不信感があると、AIアバターによるコンシェルジュは使われない。するとますます学習しないので成長しない。そうして使われないという図式になってしまいますね。だからこそ透明性とユーザー主権の確保が重要なんです。では、具体的にどうすればいいか、3つのアクションをお伝えします。【アクション1:デジタル"心おぼえ"システムで心理特性をデータ化する】AIがメンバーの投稿・行動パターンを全学習してください。『いいね』の傾向、コメントの文体、活動時間から心理特性を推定するんです。デジタル"心おぼえ"システムとは、会話ややり取り(AIチャットで話した内容→次回の会話に反映)、行動履歴(過去の申込/閲覧/選択したものの傾向を提案にいかす)、長期記憶(ユーザーの過去経験を保存し繰り返し活用)のことです。外向性・内向性、知的好奇心レベル等の性格特性をデータ化しましょう。【アクション2:完全個別対応で同じ層でも異なるアプローチをする】知的探求型(アキラタイプ)には『...
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  • #142 コミュニティの『オートメーション設計学』〜 4層管理を自動化する運用システムの3ステップ〜
    2025/12/13
    🎧 本日の放送はこちらのnoteで全文を公開しています。🔗 https://note.com/msakai2025/n/nba447cc7dbeb☞経営者・事業責任者限定の継続率向上の無料個別会🔗 https://note.com/msakai2025/n/nef0e1c7d62ecコミュニティをもっと楽しく もっと先へ。こんにちは、さかい美佐です。#142 コミュニティの『オートメーション設計学』〜4層管理を自動化する運用システムの3ステップ〜 をお話します。前回、メンバーを4つの層に分けて考えるセグメンテーション戦略についてお話しました。新規・成長・コア・離脱予備軍――それぞれに必要な関わり方が違うというお話でしたね。ここで、ほぼ必ず聞かれる声があります。『それ、理論はすごく納得。でも、人数が増えたら手が回らない…』そうなんです。4層管理は正しい。でも手動では続かない。500人、1000人規模になった瞬間、『一人ひとりをちゃんと見る運営』は、気合や善意だけでは破綻します。今日は、人のあたたかさを失わずに運営を回し続ける、オートメーション設計についてお話します。【結論】結論から言うと、手動か自動かの2択ではなく、両方使うことで双方Winになるんです。理由は3つあります。【理由その1:人の目と感覚だけでは500人全員を見続けられないから】ある時、コミュニティマネージャーさんから『最近、静かなメンバーが増えてきている気がするんです。でも、全員に声をかける時間はなくて…』という相談を受けました。これ、とても真面目で良い運営をしている証拠なんです。ちゃんと『変化』に気づいている。でも同時に『気づいているのに、手が打てない』とも思っているはずです。例えばコミュニティが500人だとしたら、毎日メンバーリストを1人1人見る、コメントをきちんと読む、今日お声がけする人をリストアップする…この3点、あなたなら毎日できますか?【理由その2:テックタッチで時間を貯めてハイタッチに使えるから】カスタマーサクセスの分野では、ハイタッチとテックタッチという用語があります。ハイタッチとは人が介入し時間をかけること、テックタッチはテクノロジーで介入することなんですね。テックタッチで時間やエネルギーを貯めて、ハイタッチに時間を使う。現状では、お誕生日おめでとうというメールより、ふとした瞬間にメンバーがおめでとうと書く(言う)ほうが嬉しいわけですよ。だから今日(今週)誕生日のメンバーを仕組みで私にアラートかけて、そこから私がパーソナルメッセージを考える。これが協業なんです。【理由その3:コミュニティ運営に必要なのは人かテクノロジーかの2択じゃないから】つまり、コミュニティ運営に必要なのは『人』か『テクノロジー』か、手動か自動化の2択ではありません。『人 × AI(システ)の協業』です。これをどう役割分担していくかを考えられたら、コミュニティ運営はより楽しく、より先へ進めます。私は自分もコミュニティ運営の仕組みの一部で、手動と自動の組み合わせを指示するディレクターだと思っているんです。では、具体的にどうすればいいか、3つのアクションをお伝えします。【アクション1:基準の定義とデータ接続で心理学的変化パターンを設定する】この基準=どの変化を察知するのか? そして、その変化は何に繋がるのか? など考える点が複数発生します。AIや自動化はあくまでも指示に従うものですから、あなたがまずはどんな指示を出そうか、そこの設計からはじめましょう。例えば『示唆に富んだコメント→単なるいいねのみ』=チャーン兆候として定義し、APIによる投稿・活動ログの自動収集システムを構築するんです。ただしこれは一概には言えないケースもあるので、例外が多いものにはかえって手間がかかることもあります。【アクション2:ワークフローの設計でIF-THENの自動レシピを作成する】人は意外とこのIF THENをたくさんやっていますよね。雨が降っている→傘さしていこうだってそうです。自動化はここをまず明文化する必要がありますので、その明文化をワークフローと言います。いまやAIからも提案してくれますので、簡単なところからいうとコミュニティマネージャー自身への自動アラートです。今日の...
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