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コミュニティをもっと楽しく もっと先へ

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著者: さかい美佐
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このコンテンツについて

Web3 × コミュニティの専門家・さかい美佐が、日々の学びや実践をカジュアルに語るポッドキャストです。 note記事やKindleで書ききれなかった余談や体験談を中心に、 コミュニティマネジメントをもっと楽しく、もっと先へ広げていきます。さかい美佐 マーケティング マーケティング・セールス 経済学
エピソード
  • #149 コミュニティの『量子コンピューティング・エンゲージメント学』 〜2030年?全ての可能性を同時検証する究極のコミュニティ意思決定〜
    2025/12/20
    🎧 本日の放送はこちらのnoteで全文を公開しています。 🔗 https://note.com/msakai2025/n/nb7bf91e5e013☞12月残席1:経営者限定の継続率向上の無料個別会🔗 https://note.com/msakai2025/n/nef0e1c7d62ecコミュニティをもっと楽しく もっと先へ。 こんにちは、さかい美佐です。#149 コミュニティの『量子コンピューティング・エンゲージメント学』〜2030年?全ての可能性を同時検証する究極のコミュニティ意思決定〜 をお話します。これまで、 ・誰が決めるかではなく「どう決まるか」 ・ルールそのものより「更新され続けるプロセス」 ・人の恣意を減らし、関係性を壊さない意思決定そんな未来のコミュニティ運営について考えてきました。でも、ここで一度、立ち止まってみたくなります。「そもそも、決めるって必要なんだっけ?」AかBか。 どちらを選ぶか。 どの案を通すか。私たちはずっと、「一つに決める」前提でコミュニティを運営してきました。 けれど、衝突や違和感、分断が生まれる多くの原因は、 この"一択に絞る行為"そのものにあります。Aさんの意見を採用=Bさんの意見は不採用になりがちです。 どうしても今までの頭だと、誰かの意見を採用することが 先へ進むことになりがち。そうなるとうまくいかなかった場合は…… 意見を出した人や、採用した人の責任になりがち。 そうです、『人のせい』という選択なんですね。そうではなく、もし── すべての可能性を同時に検証できたとしたら? 誰かの案を潰すことなく、 多数派に寄せることもなく、 「全部やった結果、どれが最適か」を後から知れたとしたら?今日は、そんなSFのようで、実は研究が進み始めている 量子コンピューティングが変える"意思決定そのもの"の未来について書いていきます。コミュニティ運営は、「選ぶ仕事」から「問いを設計する仕事」へ。 2030年かな? その景色はどこまで現実になっているでしょうか。結論を言うと、 決断は、誰かの正解を選ぶことじゃない。理由は3つあります。【理由その1:「一つに決める」行為そのものが分断を生むから】Aさんの意見とBさんの意見。 今までは、どちらかを選ぶしかありませんでした。でも量子の世界では、「0か1か」を選ぶ前に、 0でもあり、1でもある状態を同時に扱う、という考え方があります。人間の感覚では少し不思議ですが、 これをコミュニティ運営に当てはめると、とても示唆的です。A案もB案も、 「まだ決めない」「どちらも否定しない」。 まずは両方を"生かしたまま"走らせてみる。その結果、 ・どんな行動が生まれたのか ・どんな関係性が育ったのか ・どこに違和感が出たのかを、あとから静かに観測する。これは、意思決定を早めない勇気であり、 人に責任を押し付けない設計でもあります。Aさんの意見とBさんの意見程度であれば 手動でもいけそうですが、 これにデータのシミュレーションや、 組み合わせた場合の最適解はどうなるのか?上記だと、やってみなきゃわからない、です。 そして、うまくいかない時の最適解は?そうなんです、その賢い量子コンピュータの得意は 複雑な組み合わせからの、最適解を探すことなんです。そんな量子コンピュータが実用レベルになったら…… 安心して色々チャレンジできそうですよね? またAさんBさん、他のCさんの提案も同時に出来たり、 組み合わせも無限大です。【理由その2:「人のせい」を蔓延させない設計が可能になるから】コミュニティ、グループ、特に組織では 『人のせい』が蔓延しがち…… その問題も解決の道筋になりそうに思えませんか?量子コンピュータを簡単に言うと…… 普通のコンピューターとは違うルールで動く、 将来の超パワフルなコンピューターです。重要なことは、人のせいが蔓延しない、 自由で面白い意見を想像し、それをコミュニティに活かすには?例えば量子コンピュータだけあれば、 コミュニティ運営出来るか? 運営自体はできるかもしれませんが、 人はそれでは集う意味を失ってしまいそうです。自分ごとにならないコミュニティって どんどん温度も下がってしまい どうですか?いる意味ありますか?人×テクノロジー=コミュニティの可能性を 楽しみながら...
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  • #147 コミュニティの『エッジAI・エンゲージメント学』〜2027年?各メンバーに専属AIエージェントが常駐する超分散型運営〜
    2025/12/19
    🎧 本日の放送はこちらのnoteで全文を公開しています。 🔗 https://note.com/msakai2025/n/nc294147623c5☞12月残席1:経営者限定の継続率向上の無料個別会🔗 https://note.com/msakai2025/n/nef0e1c7d62ecコミュニティをもっと楽しく もっと先へ。 こんにちは、さかい美佐です。#148 コミュニティの『DAO・エンゲージメント学』〜2028年?スマートコントラクトが自動実行するコミュニティガバナンス〜 をお話します。前回、各メンバーに専属AIエージェントが常駐する 超分散型コミュニティの未来について書きました。一人ひとりが守られ、尊重される。 では次に、必ず浮かび上がってくる問いがあります。——コミュニティの「大事な決め事」は、誰が決めるのか?基本は運営が決める。 他に、声の大きい人の意見で決める。 あとは、空気を読んで、なんとなく決まる。これらは便利な一方で、 同調圧力、えこひいき、不透明さを生みやすいのも事実です。もし、 「誰が言ったか」ではなく 「どんなルールか」だけで 決定が自動実行されるとしたら。今日は、2028年?に現実味を帯びてくる スマートコントラクトによる自動ガバナンス、 コミュニティの『DAO・エンゲージメント学』について書いていきます。管理されない。でも、混乱しない。 そんなコミュニティは、どう設計されるのか。結論を言うと、 人ではなく、ルールを信頼する。理由は3つあります。【理由その1:決め方が個人に紐づきすぎると不信を生むから】人数が増えるほど、 運営の判断は「配慮」から「恣意(しい)」、 つまりその人の好みに見えやすくなります。・良い提案なのに、声が小さくて流れてしまった ・みんなのためと思った判断が、後から不満を生んだ ・「決めたの誰?」と聞かれて、答えに詰まったどれも、誰かが悪いわけではありません。 問題は「決め方」が個人に紐づきすぎていること。だからこそ、これからのコミュニティに必要なのは、 人格ではなく、プロセスが信頼される設計です。DAOは、 「リーダーがいなくても回る組織」を目指すものではありません。むしろ、 人が嫌われ役にならなくて済むための技術。誰かの好みでも、空気でもなく、 あらかじめ合意されたルールが、静かに実行される。【理由その2:王様は「いつでも変更できるルール」だから】シンプルに言うと、『誰』に依存しない集まり。 王様はみんなで決めた『ルール』です。でも、その最善最適なルールをどうやって決めるのか? そんな疑問が浮かびますよね。これは変更可能なルールなんです。 何度でも更新できるルールと、その更新手順そのもの。どうですか?だいぶ、安心しますよね? つまり王様は『いつでも変更できるルールと、そのプロセス』です。そして、私が最も懸念する、多数決重視。 多数決は「早く決める技術」であって、 「良く決める技術」ではありません。他にも決め方があって、 ・重み付き投票(関わりの深さで重みが異なる) ・合意形成(反対の声を精査する) など、決め方も小さく試せるようになっています。コミュニティへの貢献度により、 上記の重みが変わる仕組みは とても良いのではないかと考えています。例えば、私がよく使う"貢献ポイント制"により 1票の重さが異なる。どうですか?少し理解できた感じですか?【理由その3:多数決に違和感を持つ人にこそDAOが向いているから】もう1つ加えると…… 多数決に違和感を持つ=DAOが向いているんです。・空気を読むより構造を整える ・感情を尊重しつつ、仕組みで守る ・カリスマに依存しない設計これらはDAO的な考え方です。今コミュニティをやっている方には、 理解しておくと現状の課題にもヒントがあるはずです。では、具体的にどうなるのか、3つの未来予想をお伝えします。【48時間完全自動意思決定システム】従来は、 「提案→会議→承認→予算申請→送金」で 数週間から数ヶ月かかっていました。2028年には、 「提案→自動投票開始→可決→自動送金」が 48時間で完了します。人間の承認プロセスを完全排除し、 意思決定スピードが劇的に向上します。コミュニティの場合、 メンバーの小さな声も 即座に拾える仕組みになりそうです。【自動販売機型...
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  • #147 コミュニティの『エッジAI・エンゲージメント学』〜2027年?各メンバーに専属AIエージェントが常駐する超分散型運営〜
    2025/12/18
    🎧 本日の放送はこちらのnoteで全文を公開しています。 🔗 https://note.com/msakai2025/n/nc294147623c5☞12月残席1:経営者限定の継続率向上の無料個別会🔗 https://note.com/msakai2025/n/nef0e1c7d62ecコミュニティをもっと楽しく もっと先へ。 こんにちは、さかい美佐です。#147 コミュニティの『エッジAI・エンゲージメント学』〜2027年?各メンバーに専属AIエージェントが常駐する超分散型運営〜 をお話します。前回、心拍や感情を検知する未来のコミュニティ運営について書きました。でも、多くの方がこう感じたはずです。 「それ、優しい未来だけど……ちょっと怖くない?」感情を検知する。状態を察知する。 それが中央で一括管理されるなら、 それは"思いやり"ではなく"監視"に見えてしまうかもしれません。では、もし—— データが外に出ないとしたら? 判断するのがAIではなく、自分自身だとしたら? AIが「管理者」ではなく「あなた専属の執事」だったとしたら?今日は、各メンバーの手元に専属AIエージェントが常駐し、 コミュニティ全体は"ゆるやかに協調する"だけという 超分散型のコミュニティ運営について書いていきます。管理されない。でも、ひとりじゃない。2027年、「監視しないのに、ちゃんと支え合える」 そんなコミュニティは、どう実現されるのか。結論を言うと、 何ができるかより、誰のために、どこまで踏み込むか?理由は3つあります。【理由その1:中央管理は優しくても「監視」になってしまうから】今のAIは、クラウド、つまり中央に巨大なサーバーがあって、 そこで全員のデータを分析します。どんなに優しい設計でも、 「誰が何をしているか」を中央が把握する構造だと、 メンバーは「見られる側」になってしまいます。だから、次に考えるべき問いはこうです。 「どうすれば、見られずに、支えられるのか?」その答えが、エッジAI(分散型AIエージェント)です。スマホなど「ネットワークの端(エッジ)」で AIが判断や解析をする仕組みです。各個人の価値観・リズム・癖を理解した 専属AIエージェントが静かに常駐する。そして、コミュニティ全体は 「誰が何をしているか」ではなく、 「どんな状態の人が、今どれくらいいるか」だけを 匿名で、ゆるやかに共有する。管理されない。でも、孤立しない。 これが実現できるんです。【理由その2:専属AI秘書は「育てる」ものだから】2025年はAIエージェント元年と呼ばれました。 AIが自律的に判断して、他のAIと協業する仕組みです。たとえば、あなたが「美味しいカツカレーが食べたい」と言うと、 シェフAIが、カツ専門店のA店にオーダーし、 ルーはB店のものを使い、薬味はC店のを使う、 なんて勝手に判断してやってくれる。 これがAIエージェントです。そして、このAIエージェントが あなた専属の秘書として、 あなたの好み、話し方の癖、集中できる時間帯まで 完全に理解してくれる。昔、たまごっちという育成ゲームがありましたよね。 あんな感じで、楽しみながら 各自が自分のAI秘書を育てていけると、 個性も出て面白そうですよね。【理由その3:プライバシーとサポートの両立が可能だから】エッジAIの最大の利点は、 データが自分のデバイスから出ないことです。従来は「誰が何に興味があるか」を中央で把握していました。 これはプライバシーリスクです。でも2027年には、 「どんな状態の人がいるか」のみを AIエージェント間で匿名通信します。個人情報を一切出さずに、 最適なコミュニケーション機会を創出できるんです。「あなたのためだけに働く専属執事」という安心感。 プライバシー保護と究極の個別サポートの両立。 これが実現できます。では、具体的にどうすればいいか、3つのアクションをお伝えします。【アクション1:プライバシー完全保護のマッチングシステムを導入する】中央で「誰が何に興味があるか」を管理するのではなく、 「どんな状態の人がどれくらいいるか」という 匿名の集合データだけを把握する仕組みを作ります。これにより、 個人情報を一切出さずに、 最適なコミュニケーション機会を創出できます。【アクション2:専属執事システムとしてのAIエージェントを...
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