『アート秘話 〜名画に隠された世界〜』のカバーアート

アート秘話 〜名画に隠された世界〜

アート秘話 〜名画に隠された世界〜

著者: arthiwa
無料で聴く

このコンテンツについて

名画の背後にあるストーリーや教科書にはのっていない画家の秘密、美術作品そのものの価値などを取り上げ、奥が深い美術の世界を学ぶ番組。毎週月曜配信。 Youtube:https://www.youtube.com/@vc3000addictarthiwa アート
エピソード
  • #76 アートって何!?美術館にあるのは"思考"か"物"か"創作"か、「大ガラス」が提示した問い【デュシャン編2】
    2025/09/21

    《大ガラス》を入り口に、「美術館にあるのは“思考”か“物”か、それとも“創作(プロセス)”か?」という核心に迫ります──設計図とメモの束〈グリーンボックス〉が“デュシャンの思考そのもの”を作品化し、アイデアは物と同等にアートたり得るのかを突きつけます。MoMAにあるオリジナルは輸送事故で入ったヒビを“完成”として受け入れた経緯があり、物質の状態さえ概念の一部となり得ることを示します。さらに、この“説明書つきアート”はハミルトンや東大チームらによる再制作を生み、レプリカでも“作者の思考”に準拠すれば作品と認め得るのかをめぐる価値判断を揺さぶりました。 番組では、ブランクーシ裁判に触れつつ「タイトルや見た目と“アート性”は必ずしも一致しない」という現代の前提を踏まえ、創作における“何に価値を置くか”というデュシャンの考えに触れます。

    続きを読む 一部表示
    27 分
  • #75 便器がアートを変えた!?R.Muttさん?これぞデュシャンの哲学!【デュシャン編1】
    2025/09/14

    1917年、デュシャンは市販の男性用小便器に“R. Mutt 1917”と署名し、6ドル払えば誰でも出せるアンデパンダント展へフィラデルフィアから届いた体で送りつけ、「これはアートか?」という根源的な問いを投げかけました。会場では拒否されスキャンダル化、のちに『The Blind Man』誌で理論戦を仕掛け、「選ぶこと」自体を作品化するレディメイドの思想が広がり、20世紀の美術観をひっくり返します。さらに“R.Mutt”の正体や発送地をめぐって、バロネス関与を示唆する「デュシャン何もしてない説」まで浮上し、作者性と価値の源泉そのものが揺さぶられました。本編では、この事件の“仕掛け”と余波を手がかりに、ルールを逆手に取る発想、ネーミングと物語の力、そして「価値はどこで生まれるのか」というビジネスにも通じる視点を読み解きます。

    続きを読む 一部表示
    30 分
  • #74 日本画の王道を築いた狩野派、異彩を放つ蓮池蟹図【雑談会】
    2025/09/07

    日本画の「王道」を築いたエリート絵師集団・狩野派。幕府や武将に仕え、巨大な組織として日本美術の基盤を形づくった一方で、「型にはまりすぎてつまらない」と評されることもあります。そんな中、狩野派の祖・狩野正信が描いた《蓮池蟹図》は、枯葉や水の質感、蟹の重みまでも表現した異彩の一枚。室町時代にこれほどのリアリティが生まれていたことに驚かされます。本エピソードでは、狩野派の歴史と《蓮池蟹図》が放つ独自の輝きに迫ります。

    続きを読む 一部表示
    24 分
すべて表示
最も関連性の高い
ゲストの話は興味深いのですが、パーソナリティが面白さを引き出せておらず、残念です。更にパーソナリティの自己紹介が無いので、「山口です」って誰?!でしょうと言う感じです。せめて名前はフルネームで名乗りませんか?
パーソナリティの自信の無さと、ゲストの専門性とキャリアへの自信が対照的過ぎて、聴いていて居心地が悪い印象です。

山口さんとはどなた?

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。