『【意訳・朗読】遠野物語全話 現代語訳を淡々と聞き流せるチャンネル』のカバーアート

【意訳・朗読】遠野物語全話 現代語訳を淡々と聞き流せるチャンネル

【意訳・朗読】遠野物語全話 現代語訳を淡々と聞き流せるチャンネル

著者: 天叢らい|いちばんよみやすい遠野物語
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このコンテンツについて

2026年1月18-19日「神保町 ZINE&BOOK FES」にて、全話を収録した書籍『いちばん読みやすい遠野物語』を販売します。 オンラインストアでも販売中: https://studiokoks.official.ec/items/113966648 「名前は知ってるけど実は読んだことがない」「読もうと思って挫折した」そんな古典の名作「遠野物語」を朗読する読み聞かせチャンネルです。 民話をもとに文語体で綴られた原文119話すべてを朗読向きの口語体に変換し、なるべく原型を保ったまま、余計な装飾は入れずに淡々と朗読していきます。週2回(月・木曜の18時)更新。 初めて遠野物語に触れる方は『序文』がおすすめです。 ✨「ブック」カテゴリ国内ランキング28位✨ ✨「アート」カテゴリ国内ランキング67位✨天叢らい|いちばんよみやすい遠野物語 アート 文学史・文学批評
エピソード
  • 【遠野物語】獅子踊りの歌
    2025/11/27

    最後の1篇、柳田國男が書き残した、遠野の「獅子踊り」の歌です。

    現在も保存活動が続けられており、県の内外で発信があります。こうした神事で、はっきりと継承が続いているものは貴重なのではないでしょうか。

    私も聞いたことがないため、本当に淡々と読み上げただけのものになります。意味理解ができたときに、また再収録したいと考えています。


    以上が、1910年に刊行された『遠野物語』をたどる旅の終着点となります。


    今後、増補版にあたる『拾遺』についても同様の試みはしてみたいと考えており、その際にはまたこのチャンネルを再始動するつもりですが……いったんは、本編にて完結とします。お付き合いいただき、本当に本当にありがとうございました。

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    11 分
  • 【遠野物語】其の百十九 獅子踊り
    2025/11/24

    第119話、最後の1篇は「獅子踊り」です。とても長いため、歌の部分は次回の最終話にまとめて読み上げます。

    このような、祭りの歌が文字として記録され、100年先の出版物に「まるっと」残っていることの凄みを感じます。

    『遠野物語』本編としては、これが最後の一話になります。お付き合いいただき、ありがとうございました。

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    1 分
  • 【遠野物語】其の百十八 紅皿欠皿
    2025/11/20

    「いじわるな継母と、その連れ子にあたる義姉妹にいじめられていた気立ての良い娘が神の恵みを受けて、やがて長者の妻になる」このフォーマットは「紅皿欠皿」と呼ばれ、少なくとも江戸時代には黄表紙(読み物)や歌舞伎などでよく知られていたようです。


    シンデレラだなあ、と思うかもしれませんが、実はシンデレラが日本に輸入されたのは明治33年です。「おしん」という娘が弁天様のご利益で殿様に見初められ、落とした扇を手掛かりに、殿様に娶られるというアレンジが加えられました。つまり、紅皿欠皿はシンデレラ由来ではなさそうです。


    そう思うと紅皿欠皿は、いわゆる「なろう系」の追放令嬢モノほうに近い気がします。

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    1 分
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