-
サマリー
あらすじ・解説
戦国時代には、知恵を駆使して活躍した人物が数多く存在した。
中には、大名自らが卓越した能力を発揮した例もあるが、多くの場合、家臣の中に「知恵者」として主君を支えた者たちがいた。
彼らは戦術や戦略を駆使して戦を勝利に導き、時には政敵や障害となる人物を排除するなど、主君のためにあらゆる手段を講じたのだ。
ただし、正式には「軍師」という役職は存在せず、これは後世の軍記物や物語で生まれた概念である。
それを踏まえたうえで、ここでは理解を容易にするため、知恵者たちを「軍師」という言葉で表現して解説することとする。
今回は、存在感が際立つ5人の軍師の逸話に焦点を当て、彼らの活躍について紹介する。
また、これらの逸話には伝承色が強いものも含まれており、必ずしも全てが史実に基づいているわけではない。そのため、史実と伝承の両面を楽しみながら読み解いていただければ幸いである。
草の実堂 元記事→ https://kusanomido.com/study/history/japan/sengoku/98280/