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蒲団
- ナレーター: 岩渕 柾志
- 再生時間: 3 時間 5 分
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雑誌社に勤務する杉田は、いまでいう「おたく」っぽい中年男。少女が大好きなのだが、自分の青春時代をそういう少女たちと関わることもなく無為に過ごしてしまったという強い後悔を持っている。ある日、電車ですばらしく美しい少女と乗り合わせることになり、彼はその少女の後をひそかにつけていく。が、その先には予期しなかった悲劇が彼を待ち受けていた。『蒲団』で日本の私小説と自然主義文学の先駆者といわれるようになった田山花袋のユニークな一篇。(C)アイ文庫 【演出・朗読者について】原ミユキの端正な、しかし陰影のある読みでお楽しみください。演出=水城雄。 【アイ文庫について】プロによる高品質な文芸朗読作品を制作しているアイ文庫。プロデューサーを務める小説家・音楽家の水城雄のもと、朗読を音声による芸術表現として捉え、演劇的な要素が特徴の朗読で魅せるアーティスト集団・NPO法人現代朗読協会とともに、意欲作の創造に取り組んでいます。
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明治時代の作家であり、明治文学史上大きな存在である尾崎紅葉による未完の長編連載小説。
初出は「読売新聞」[1897年(明治30年)~1902(明治35)年]。
一高の学生、間(はざま)貫一はお宮と許婚であったが、銀行家の御曹司に見初められた彼女は親によって無理やり別れさせられてしまう。貫一は復讐のため高利貸しとなるが、お宮も幸せに暮らせずにいた。会話を口語体にしながら、地の文は文語文という雅俗折衷の文体が好評を博し、紅葉を流行作家とした一作。
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[1巻] 紀行文学名作選 田山花袋〈みちのく、東北編〉 1
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- 2023/10/18
ちょっと……
なかなかにきつい内容でした笑 他のレビューでも同じような感想の人がいて安心しましたが……人生これくらい振り切れた方が楽しいのか?
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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ストーリー
- Amazon カスタマー
- 2022/12/28
一見すると気持ち悪いけど…
1人の男の寂しさというものはひしひしと感じられました。
これを全編現代の言葉に置き換えたらものすごく気持ち悪いと思う部分もあると思うけど、この時代の日本語の美しさとか、その美しさゆえのまどろっこしさが魅力なのかなぁと思いました。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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ストーリー
- ここしし
- 2023/02/14
やっと読めました
この男って、しょうもない。
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おや?泣くの??
実は純真なのか?
真実の恋だったのか?
いやいや、恋への涙じゃ無いなー。
などなど、^_^
ここまで惹きつけて読ませてしまう
作者の力に唸りました。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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ナレーション
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- 2023/09/07
キm・・・
生々しい表現、古さをあまり感じさせないためかたまらなくキm・・・いや、文学作品にこう一言で言ってしまうのは・・・とためらうがやはり・・・。
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ありがとうございました。
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色々きつい…
恐らく沢山の深い意味はあるのだと思いますが、だとしてもやはり気持ち悪さが勝ってしまいました…
それ故に男性は色んな意味で楽しめるかもしれません。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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- 2023/04/21
時代は1907年。主人公、小説家の時雄は34歳
この時代は処女を守り交際は結婚が前提の時代、結婚は男女の婚姻ではなく家と家との婚姻だった。多くは親や親族が取り決めた相手と結婚し血筋等が守られ、仲人はそれらを比較検討する役で地域にもよるでしょうが当事者の意向は問答無用だったと聞きます。
今程、無秩序な時代もない気がしますが、今から観れば100年前は婚姻率は高く離婚も少ないですがちょっと堅苦し過ぎですね。
歳を重ね師と呼ばれるようになり、周囲が頭を下げ楯突く者も居なくなると、常に気を抜けず甘える事も諭してくれる事も無くなります。
禅寺の坊主でも色欲を滅却するなど簡単な事ではない、まして主人公はまだ34歳で奥さんは善き妻だとは思いますが小説に興味もないのですから心の葛藤は理解できなくもない。
女性の事は判りませんが内観すれば何処かしら幼い部分があり、恥ずかしいやら、何とも心抉られる気分です。
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- がんちゃん
- 2023/07/27
今どきの男
と言っても遜色ないのでは?欲望が見えるので、良くも悪くも色んな想像ができますね。面白かった。
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- alias
- 2023/12/01
面白い私小説
教科書にも掲載されている、日本の自然主義文学を代表する作品。なかなか読む機会がなかったが、朗読という気やすさもあり、興味本位で聴いてみた。田山自身をモデルにした中年男の恋は確かにキモいかもしれないが、これぞ私小説。翻弄され、揺れ動く心理描写が予想以上に面白かった。黎明期の近代文学への興味がわいた。朗読もとても良かった。
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