『流星』のカバーアート

流星

鬼平犯科帳より

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流星

著者： 池波 正太郎
ナレーター： 三好 翼
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このコンテンツについて

 平蔵の配下の妻が白昼殺され、緊迫する火付盗賊改方であったが、今度は押し込みが起きた。
平蔵達は激怒するが敵が何者なのかわからないでいた＿＿。
一方で、平蔵宅に忍び込んだ老盗賊の浜崎の友蔵のところに助働きの頼みがくる。
人質をとられた為、断れない。浜崎の友蔵の舟を使った助働きが必要としたのは生駒の仙右衛門である。
鹿山の市之助と組んでの盗みを計画していたが＿。©ことのは出版 歴史小説
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短編の多い鬼平犯科帳の中でも、ちょっと長めで…。それだけに、場面もはじめの「恐怖！誰かが我等家族を狙ってる」から「得体知れない人攫い」など押される場面から。ゆっくり出来る時間にでも、聴き楽しむのに良いかと。それにしても、平蔵の刀術はもともと実戦戦闘用なので流石と。ところで、巣鴨の植木屋については、おそらく池波正太郎氏、地図から思いついた隠れ家かと思われるが、当時の「巣鴨植木屋」は本来は藤堂屋敷の出入がもとなので植木屋を名乗れば必ずチェックが入ったそうです。もしも探られて困る腹があるようなら駒込まで降りたはず。巣鴨植木屋の中には刀を提げる許可がおりていた家主もいたと記録されています。特殊な職業地区だったようです。それが、気になりました。

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