『わたくし96歳 #戦争反対』のカバーアート

わたくし96歳 #戦争反対

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わたくし96歳 #戦争反対

著者: 森田 富美子, 森田 京子
ナレーター: 小野 慶子
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「実は先生にお願いがあります。私は原爆で両親と弟3人を亡くしました。みんなの分も生きないといけません。これから先、2度とあんな戦争が起きないように、核兵器がなくなるように声をあげていこうと思っています。私を長生きさせて下さい。みんなに会った時、平和になったよ、そう言えるよう頑張りたいんです」

長崎で生まれ育った「わたくし」。
78歳のとき家出して東京にきて、
90歳で持ったiPadが人生を変えた。
20歳の女性の反戦デモの投稿で反省した。
「私たち戦争体験者が、言わなくてはならない」と。
戦後戦争体験記、被爆体験機とは一線を画した、96歳がいま伝えたいこと。

絶対言い続ける。#戦争反対。
サンキュー、グッナイ。©森田 富美子, 森田 京子 (P)2026 Audible, Inc.
軍事・戦争
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Audible制作部より

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本書は、96歳の被爆者という肩書きを借りた「痴呆老人の入院満喫記」である。大谷選手の活躍を熱心に語るようでいて、その実態は生理現象(大便)による中座ばかりでホームランを見ていないという、極めて空虚な日常が綴られている。

描写の信憑性にも疑問符がつく。トンネル状の工場で気楽で能天気な時間を過ごす中、爆音の直前に「どういうわけか鼻血が流れてきた」という描写はあまりに斬新だ。医学的に放射線障害の鼻血が爆発前に起こるはずもなく、科学的因果関係を無視した、後年の知識が混入した記憶の混同と断じるほかない。

また、歴史観の変節も看過できない。両親と弟を原爆で亡くす凄惨な境遇にありながら、8月30日の新聞の写真を見てマッカーサーを「かっこいい」と称える変わり身の早さ。昭和20年の窮乏期ですら生活苦を知らず、戦後も「ついに我慢できなくなり思い切って」頼めば女学校の5年制延長を快諾してもらえるような、経済的に余裕のある金持ちの女学生特有の浮世離れした感覚。それが、占領下のプロパガンダを一生信仰し続け、戦中の人々を「騙された側」と一方的に断じる戦後知識人の定番の論法へと繋がっている。

90歳を過ぎて知能が鈍化し、辛苦の記憶よりも「防空壕の音が嫌だった」という個人的な不快感のみを軸に語られる平和論。軍隊を廃止すれば侵略の標的となる冷徹な現実を前に、これほど無力な「うわごと」もない。本人の意思というよりは、娘など周囲による刷り込み(強い誘導)の影すら感じさせる一冊だ。

当初より凡百の作品と思い3倍速で聞き流していたが、あまりに斬新な描写が耳を引き、きちんと判断するため最後までは付き合って聴くことになった。

うわごと

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