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サマリー
あらすじ・解説
ナショナルブランド(NB)とプライベートブランド(PB)の性質とビジネスモデルの変遷について論じています。メーカーが開発するNBに対して、小売業者が主体となるPBが登場し、IT化の進展に伴い顧客情報を直接把握できる小売業者の立場が強化された経緯を説明しています。小売業者はPBによってより高い利益率を実現し、直接顧客とコミュニケーションをとることでメーカーとの力関係が逆転している現状を示唆しています。NBが古いビジネスモデルから脱却し、顧客との直接的な繋がりを模索し始めていることが述べられています。