異次元緩和の罪と罰
講談社現代新書
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ナレーター:
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伊坂 秋之介
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著者:
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山本 謙三
財政規律の後退も著しい。IMF(国債通貨基金)の世界経済見通し(2024年4月)によれば、政府の財政状態を示す「一般政府の債務残高対GDP比率(22年見込み)」は257%と、世界約190ヵ国・地域中第2位の高さにある。国と通貨に対する信認は先人たちの努力の積み重ねによって築き上げられてきたものだが、このような財政状態を続けていて、いつまで信認を保ち続けることができるだろうか。
外国為替市場では、2024年4月、円・ドル相場が34年ぶりの1ドル=160円まで下落した。24年春の時点の実行実質為替レートは、1971年8月のニクソンショック時よりもさらに円安の水準、すなわち当時の1ドル=360円をさらに下回るレベルまで下落している。多くの日本人にとって、円相場はいまや未知の世界に突入している。これらすべてが日銀のせいというわけではないが、異次元緩和が果たした役割は大きい。にもかかわらず、日銀や政府からはあまり危機感が聞こえてこない。
異次元緩和の総括なしにこれからの金融政策を進めていけば、将来再び物価上昇率が低下した際に同じ道を辿る危険性がある。あるいは、物価目標2%にこだわるあまり、さらなる円安など、インフレ圧力への対処が遅れるリスクも否定できない。
本書は、異次元緩和の成果を検証するとともに、歴史に残る野心的な経済実験が生み出したものと、それが日本経済と私たち日本人にもたらす痛みと困難、そして、そこからの再生を考えるための試みである。©山本 謙三 (P)2025 Audible, Inc.
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Audible制作部より
「ONLY FROM audible」とは、Audibleのみが提供・販売するデジタル音声作品です(オリジナル作品や、独自ナレーション作品等)。
印象に残ったのは、
財政ファイナンスはダメ
ということかな。
確かにそうだと思うけど、止むに止まれない事情があってのこと。
それを外国は例を見ない、やっていないとだけ言っている。
それと、
文中何度も繰り返す
黒田日銀、植田日銀という呼称が、
次第に森保ジャパン、あやまんジャパンと聞こえてきてしまって何だか楽しかった
オーディオブックでは難しい
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図表が結構あるのですが、ついていなかったのが残念です。
わかりやすいのだと思います
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日銀の状況がわかりやすかった!
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結果論で後から批評している印象を受けるので聞いていてモヤモヤする。
理事にまで上り詰める程優秀な方なら後から批評するのではなく、その当時もっと出来ることは無かったのですか?
日銀が何をして来たか
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2%のインフレ目標なと、数値を設定することの危うさを説いていましたが、銀行が数値目標を設定せずに雰囲気で活動することの方が危ういと思いました。
また、黒田日銀時代の経済成長の悪さを書かれていましたが、消費税税率アップについての言及が無く
それでは片手落ちの批判ではないかと思います。
アベノミクス否定派の方々は星5、肯定派は星1だと思います。
ただ、失われた30年と言う闇の時代を日銀社員として過ごしてきた人には言われたくないよが、
団塊ジュニア世代としての正直な感想です。
元日銀マン目線の経済解説
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