『小銭をかぞえる』のカバーアート

小銭をかぞえる

プレビューの再生

Audibleプレミアムプラン30日間無料体験

プレミアムプランを無料で試す
オーディオブック・ポッドキャスト・オリジナル作品など数十万以上の対象作品が聴き放題。
オーディオブックをお得な会員価格で購入できます。
30日間の無料体験後は月額¥1500で自動更新します。いつでも退会できます。

小銭をかぞえる

著者: 西村 賢太
ナレーター: 辻井 健吾
プレミアムプランを無料で試す

30日間の無料体験後は月額¥1500で自動更新します。いつでも退会できます。

¥2,500 で購入

¥2,500 で購入

このコンテンツについて

女にもてない「私」がようやく女とめぐりあい、相思相愛になった。しかし、「私」の生来の暴言、暴力によって、女との同棲生活は甘いどころか、どんどん緊張をはらんだものになっていく。金策に駆け回り、疎遠な友をたずね、断られれば激昂し…金をめぐる女との掛け合いが絶妙な表題作に、ぬいぐるみを溺愛する女との関係を描く「焼却炉行き赤ん坊」を併録。爆笑を誘うほどに悲惨な、二つのよるべない魂の彷徨。新しい私小説がここから始まる。©西村 賢太 (P)2022 Audible, Inc. 大衆小説 現代文学

Audible制作部より

「ONLY FROM audible」とは、Audibleのみが提供・販売するデジタル音声作品です(オリジナル作品や、独自ナレーション作品等)。
すべて表示
最も関連性の高い
何年か前の、この作者が芥川賞受賞のニュースを見てなんとなく顔は覚えていたが、この度初めて作品を聴いてみて、これほど面白い人だとは思わなかった。
まず主人公(作者)のクズさに笑ってしまった。
語られる内容はどれも主人公が引き起こす金絡みの諍いであり、鬱屈してひねくれもので短気などうしようもない性格の主人公と、それになんとか迎合しようとする彼女のやりとりがひたすら綴られているのだが、語り口の妙な軽快さ、言葉選びの古風さ、なんとも言えないポップ感のせいで本人達とっては悲劇でも、側から見ているとどうしようもなく喜劇に思えて笑ってしまう。
優れた客観性の為か、まるで他人事ように書かれている内容はどれも作者の実体験によるものであろが、ついついお前がいうなとツッコんでしまいたくなる程の詭弁の連続に何度か噴き出してしまった。
聴く前は暗い内容を想像していたが、聴き終わると少し悲しいような、可笑しいような不思議な後味を残す作品だった。

悲しくて可笑しくて笑える

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

この小説に出てくる破滅型の、こういうタイプの主人公は好きですが、身内にはなりたくないです。
 自分が落ち込んでいるときに、このような小説を読むと元気が出ます。
この方の作品をもっと読みたいと思いました。

身内になりたくない。

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

本当に酷い人間。
ここまでのクズ男の話をこんな綺麗な文章で私小説にしてしまう西村賢太は天才だ。

酷い

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

西村ファンにとって待望の音声化です。
西村作品、もっと聞いてみたいです。
朗読も大満足でした。

待ってました!

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

面白かった、、、けど、、あの暴言のスピード感と止められなさに過去の苦い想い出が浮かんで苦しかった。24/5/15読了

なめてたわ、、芥川賞作家

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

レビューをすべて見る