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不機嫌な果実

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不機嫌な果実

著者: 林 真理子
ナレーター: きっかわ 佳代
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三十二歳のヒロイン、水越麻也子は、結婚六年目の夫に不満を抱き、昔の恋人野村と不倫の逢瀬を重ねていた。だが歳下の情熱的な音楽評論家、通彦との恋愛で、麻也子は大きな決断を迫られることになる……。「不倫」という男女の愛情の虚実を醒めた視点で描いて一大社会現象を巻き起こし、何度もTV・映画化された、恋愛小説の最高峰。©林 真理子 (P)2019 Audible, Inc. 大衆小説 現代文学

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Audible制作部より

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結局、一番幸せなのは、あまり考えない、平凡な主婦なのかなー?
と、思わされました。

おもしろかった!

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40代後半男性です。
今から約30年ほど前の作品。性欲願望のままに行動するヒロインの姿は当時、女性は貞淑であるべきという男性による押し付けからの解放という意味で、女性の社会進出のオルタナティブなアプローチであったと言えなくもない。

当時は現在に比べ専業主婦が圧倒的に多く、この作品が世に出る少し前に大量発生していたオバタリアンは、家庭に隔離され、夫を含め、世の男性から性の対象として見られることがなくなり、女性であることを捨てているように幼少時代の私には見えていた。オバタリアンとはバタリアンというゾンビ映画とおばさんを掛け合わせているのだが、まさに社会との隔絶はゾンビ化を意味する。作中のヒロインのように男性からの欲の対象となっていたことは内心は羨望や嫉妬を抱かれ、勝利を意味していた。

その後、女性の社会進出が広がり、既婚女性は間違いなく美しくなった。オバタリアンはいなくなった。そして、作中のヒロインのように男性の欲の対象となり、振り回されている女性は敗者と見なされる時代へと移行した。女性と男性は対等にその魅力を意識し、欲とは切り離して美しさを認める時代へ進んでいる。

女性の社会進出のオルタナティブなアプローチ

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林真理子さんの想像力を掻き立てられながらも簡潔な文章と、声優きっかわ佳代さんの艶っぽい声がとてもマッチして、物語の世界に没頭できました。

聞き応えがありました

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男を軽視する自己中でわがままな女の話。スカッとしない。身勝手な思考の流れがよく分かる。将来息子にこんな嫁来たら嫌だなだと思った。

わがままな女の身勝手な話

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私はバブル世代の下ですが、そういえばああいう人たちの時代があったな、と昭和を思い出しました。
サバサバして悪びれず自分勝手なことができるようになった自由な女性が描きたかったのかな、と想像しました。その勇気と大胆さゆえ、あの時代のベストセラーになったのかな、と。
しかし体以外にほぼ魅力がない主人公であるだけに、今の時代となっては、残念な日本人の女性像だけが浮き彫りになってしまっているようにもおもいます。若い方は、どうか、時代背景を差し引いて聞いていただければと思います。言葉遣いがやや昔風でもあるし。ナレーションもややベタベタして気恥ずかしい感じがしました。もう少しサバサバしてクールな感じだといいかな。
昭和生まれとして恥ずかしいけど、まぁあんな時代。あの頃はこれがカッコよかったのかなぁ…

これでもかという、ずるい女

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