『パノラマ島綺譚』のカバーアート

パノラマ島綺譚

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パノラマ島綺譚

著者: 江戸川 乱歩
ナレーター: 新居 祐一
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このコンテンツについて

同じM県に住んでいる人でも、多くは気づかないでいるかも知れません。I湾が太平洋へ出ようとする、S郡の南端に、外の島々から飛び離れて、丁度緑色の饅頭をふせた様な、直径二里足らずの小島が浮んでいるのです。今では無人島にも等しく、附近の漁師共が時々気まぐれに上陸して見る位で、殆ど顧る者もありません。殊にそれは、ある岬の突端の荒海に孤立していて、余程の凪ででもなければ、小さな漁船などでは第一近づくのも危険ですし、又危険を冒してまで近づく程の場所でもないのです。――©RRJ Inc. ホラー ミステリー
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