『ナイルパーチの女子会』のカバーアート

ナイルパーチの女子会

文藝春秋

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ナイルパーチの女子会

著者: 柚木 麻子
ナレーター: 村上 麻衣
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「心がえぐられすぎてつらい」。第三回高校生直木賞受賞作!
商社で働く栄利子は、お気に入りの主婦ブロガー・翔子と出会い意気投合。だが距離感をうまくつかめない二人の関係は徐々に変化して。©2018 柚木 麻子/文藝春秋 (P)2026 Audible, Inc.
大衆小説 文芸小説

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なんでこれほど切実感を持って迫ってくるのか?小説の魅力ってこういうものかな。たいした読書体験のない私にはとても新鮮。

1行目から惹きつけられる

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正直、読んでいて心がえぐられます。「さすがにここまではないよね」と思うような描写も多いけど、登場する女たちの中に“自分の一部”を見つけちゃう。
これまで私は女友達との関係で大きく悩んだことはないと思ってたけど、それは「何もなかった」のではなく、相手が我慢していただけだったのかもしれない。過去の記憶が思い起こされる。あぁ、無邪気な自分が怖い。
タイトルにもなっている「ナイルパーチ」は、強すぎるがゆえに生態系を壊してしまう魚。女性同士の関係性の危うさや力のバランスの崩れと重なり、これを女子会と名付けて象徴にした、柚木麻子先生は天才だな。
軽く読める作品じゃないけど、女性として生きる中で避けては通れない「関係性の歪み」や「心の揺らぎ」に触れられたことは、大きな意味があったと思う。

ナイルパーチは魚です

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19章あたりで理解できなすぎて途中で投げ出しそうでしたが、最後まで聞いてよかったです。
10年以上前に刊行された本なので、女性同士の関係やそこに絡んでくる男性の価値観とそれらに対する扱いに少し古さを感じました。もし今同じテーマで書かれたら、大きくストーリーは変わらずとも枝葉の部分は変化し、また少し違った味わいになったような気もします。

執拗に共感を求めるエリコに共感も理解もできない物語

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あまりにも痛々しく途中で放置していましたが、再開後は引きつけられ最後まで一気に読了。すべての登場人物に少しずつ自分の重ねてしまいました。ナレーションも迫力があって良かったです。

途中リタイアしたけれど。

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無自覚に自ら生態系を壊し、ますます生きづらくなる。求め方がわからない。子供の頃に、悪気もなく、虫の羽根をむしる。アリの巣をつぶす。小さきものを蹂躙する快感。視野の狭さと思考の極端化。自分が楽になりたいだけの気持ち。私は友達といえる人がいない。自ら作る努力もしないのに、どこかでその状況は当たり前じゃないと思っている。友達に対する幻想。家族に対する幻想。何が普通で、何が特別で。何を見ているのか。壊す側と壊される側。誰かと誰かの関係で、反対にもなる。自分の一部分を見たような感じをした。

ナイルバーチとは

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