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わが国初の正史の後半と諸国の地誌訳文で楽しむ「現代語訳編」古典文学の主要作品をセレクトした「日本の古典をよむ」（全20冊）シリーズの1冊です。「日本書紀」は奈良時代初期に撰進された書物で、神々の時代から持統天皇までの日本の歴史を三十巻にわたって描いています。本書下巻には巻第二十三の舒明天皇以降を収めました。

五年後に参内した藤壺の宮は、亡くなった更衣と生き写しで、帝の悲しみもどうにか静まります。 　光源氏と呼ばれるようになった若宮は、藤壺の宮に母親の面影をかさねて慕うのですが、 　いつしかそれはもっと特別な感情となって心の中を占めてゆきました。 　元服し、左大臣の娘・葵(あおい)の上と結婚しても、光源氏のこの思いは強くなる一方です。

(毎週水曜配信予定、全2/113巻)

『五輪書』は、おそらく日本で最も有名な剣士である宮本武蔵の著書です。これは、長年に渡って剣術を磨いてきた武蔵が、六十歳になった時に自分の理論を一冊にまとめようとして書いたものとされます。 (超訳 五輪書 冒頭より）

昭和初期の大教育者であり「次郎物語」の著者として知られる下村湖人による論語の現代訳。 著者がこよなく愛した「論語」。 不朽の名作を朗読でお楽しみください。

Grab your sisters and cinch those corsets! This is a retelling of Jane Austen’s beloved Pride and Prejudice like no other, performed by a remarkable new cast with an original score by Grammy-nominated composer, Morgan Kibby. Elizabeth Bennet has no intention of settling for any man, or frankly any life, that isn’t lived entirely on her terms. She will marry for love, dance when she wants to dance, and—if at all possible—find a quiet spot to read without being interrupted.

Renowned as much for her wit and satirical social commentary as for her stories of love and romance, Jane Austen remains unfailingly relevant and one of Britain’s best loved authors. In this Audible Original collection, an all-star list of narrators (Billie Piper, Claire Foy, Emma Thompson, Florence Pugh and Gugu Mbatha-Raw) capture Austen’s pin-sharp humour and tone in these dramatisations of her six beloved novels accompanied by a full cast.

A disturbing tale of a young man's uncanny ability to remain both young and beautiful while descending into a life of heartless debauchery, The Picture of Dorian Gray was considered proof of both Wilde's genius and his perversion. Oscar Wilde's scandalous best seller of 1891 was one of the most damning pieces of evidence used against him in the trial that brought about his downfall.

First published in 1912, Daddy-Long-Legs is an epistolary novel that follows orphan Jerusha "Judy" Abbott through her college years through a series of letters written to her anonymous benefactor, whom she nicknames "Daddy-Long-Legs." As Judy learns to navigate the complex world of studies, social life, and romance, her letters convey her growth and address the increasingly complex questions that preoccupy her.

　皇子誕生をお喜びになる帝とはうらはら、思い乱れ悩みつきない源氏の君でしたが、そ 　んなとき、源(げん)の典(ない)侍(しのすけ)という大変色好みな年増のもとへ、これも一興と忍んで行かれます。 　すると、後をつけていた頭(とう)の中将(ちゅうじょう)と鉢合わせしみっともない姿を見られてしまいます。 　この一件を後々までからかわれ、くやしい思いをいたしました。

(毎週水曜配信予定、全16/113巻)

今や天下の政治は右大臣や弘微殿(こきでん)の大后の思うまま。世の中は次第に源氏の君にとって不愉快なことばかりが多くなってまいりますが、朧月夜の君との逢瀬は相変らず続いておりました。 しかし、藤壺の中宮への叶わぬ思いも募るばかりでございます。そんな源氏の君の困ったご執心に藤壺の中宮はひたすら苦しんでおいででした。

(毎週水曜配信予定、全22/113巻)

A poignant look at the disillusionment and angst of the post-World War I generation, the novel introduces two of Hemingway's most unforgettable characters: Jake Barnes and Lady Brett Ashley. The story follows the flamboyant Brett and the hapless Jake as they journey from the wild nightlife of 1920s Paris to the brutal bullfighting rings of Spain with a motley group of expatriates. It is an age of moral bankruptcy, spiritual dissolution, unrealized love and vanishing illusions.

源氏の君は、方(かた)違(たが)えで気紛れに立ち寄った紀伊(きい)の守(かみ)の家で物(もの)忌(い)みに訪れていた紀伊の守の父・伊予(いよ)の介(すけ)の後妻である空蝉(うつせみ)にたちまち心を奪われてしまいました。そして、人妻であるにもかかわらず、その思いを果たしてしまわれたのです。空蝉は、頭(とう)の中将(ちゅうじょう)の言うところの「中流の女」ですが、それ以後は努めて源氏の君を避けています。

(毎週水曜配信予定、全5/113巻)

貴族・僧・武士・庶民・盗賊…さまざまな生を描く日本最大の説話集古典文学の主要作品をセレクトし、現代語訳と原文とで構成した「日本の古典をよむ」（全20冊）シリーズの1冊です。「今昔物語集」は平安末期に成立したと考えられている説話集。天竺＝インド、震旦＝中国、本朝＝日本の三地域にわけて収めた千を超える説話から、本朝部の著名な37話を選び出しました。

世界の神話を収めた「世界の神話」シリーズ。 ネイティブ・アメリカン最大の部族となったナバホの民は、仲間を増やし、絆を強くしていきました。

古代から中世にかけて書かれた代表的日記文学古典文学の主要作品をセレクトし、現代語訳と原文とで構成した「日本の古典をよむ」（全20冊）シリーズの1冊です。

わずかばかりの供を従え、須磨の浦にお着きになった源氏の君は、もの寂しいながら風情のあるお住まいに落ち着かれました。 やがて梅雨の頃、都のことなどひとしお思いやりになり、方々へお手紙を送りました。 京ではそれを御覧になって皆、心乱れます。 参内停止が解かれた朧月夜の君も、朱雀帝とともに涙しておられます。

(毎週水曜配信予定、全26/113巻)

年も改まった春、所在無くお暮らしのところへ、三位の中将が源氏の君恋しさに、罪に問われる危険性も覚悟のうえ、訪ねてまいりました。積もる話は尽きず、夜を徹して友情をあたため、翌朝、短い逢瀬ゆえなおさら辛い思いでお帰りになりました。 三月、御禊(みそぎ)のため浜へ出ると、俄かに突風が吹きはじめ、未曾有の暴風雨となりました。

(毎週水曜配信予定、全27/113巻)

西鶴の傑作短編と弥次北の珍道中 訳文で楽しむ「現代語訳編」 古典文学の主要作品をセレクトし、現代語訳と原文とで構成した「日本の古典をよむ」（全20冊）シリーズの1冊です。大みそかに展開する町人生活の悲喜劇を描いた「世間胸算用」、さまざまな生を浮かび上がらせる書簡体小説集「万の文反古」、江戸から京坂への旅の滑稽な行状を描いた「東海道中膝栗毛」

＜内容紹介…

読み聞かせでもなく、サウンドドラマでもない。オーディオブックならではの圧倒的な表現力と、必要最小限の演出。誰もが知っている"はず"のシェイクスピア作品をダイジェストにして続々お届けします。
昔、シャイロックなるユダヤの民がヴェニスに住んでおった。金貸しであり、キリスト者の商人たちに利子を付けて金を貸し付け、巨万の富を築いていた。シャイロックの取り立ては情け容赦がなかったため、良識人といった輩からはひどく嫌われ、なかでもとりわけ目立ったのがアントーニオというヴェニスの若い商人であった。同じくシャイロックもアントーニオがいつも手持ちのない人々に金を貸していただけでなく、借金の利子をまったく取らなかったため、金を儲けたいこのユダヤの民と、金を惜しまない商人のアントーニオは、互いにいがみ合っていた。
ある日、友人バッサーニオがアントーニオを訪ね、ねんごろな女と結婚して大金を手に入れ、財産を立て直したいという話をする。ところが自分には、その裕福な娘にふさわしい格好を纏うだけの金がないとして、男はアントーニオに、これまでたいへん世話にはなったが、重ねて3...