『Webコンサルタント中山陽平の「中小企業を強くするWebマーケティングラジオ」』のカバーアート

Webコンサルタント中山陽平の「中小企業を強くするWebマーケティングラジオ」

Webコンサルタント中山陽平の「中小企業を強くするWebマーケティングラジオ」

著者: ラウンドナップ・Webコンサルティング 代表 中山陽平
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概要

WebマーケティングやWeb活用で手が止まってしまったり、悩んでいる中小・小規模事業者の皆様へ、根本的なウェブに対する考え方・捉え方をお届け。 マネジメント マネジメント・リーダーシップ マーケティング マーケティング・セールス 経済学
エピソード
  • 第586回:対話型AIから思ったようなアウトプットが出ないときに中小企業がおさえるべき「力」
    2026/02/19
    ラウンドナップWebコンサルティングの中山陽平です。 このPodcastで得られること(要点) 対話型AIを使っていて、どうにも思い通りの結果が返ってこない。そんなもどかしさを感じていませんか。プロンプトの書き方やAIの仕組みを学ぶことも大切ですが、それ以上に大きな差を生むのは、実は「国語力」とも呼べる2つの言語的な能力です。 1つは、自分の頭の中にあるイメージを具体的な言葉に落とし込む力。もう1つは、相手に合わせて伝え方を柔軟に変えられる力です。この2つを日常のちょっとした練習で鍛えていくと、AIのアウトプットは見違えるように変わります。この記事では、600社以上のWebコンサルティングの現場から見えてきた、その具体的なトレーニング方法をお伝えしていきます。 AIのアウトプットに満足できない原因はどこにあるのか AIの進化は目覚ましいものがありますが、いざ使ってみると「凡庸な結果しか返ってこない」「もっと調整したいのに、何を変えればいいかわからない」という声をよくいただきます。私自身、日々そうした課題と向き合っているので、その気持ちはよくわかります。 実際にうまくいっていない方のプロンプトを見せていただくと、どうしてもぼんやりした指示になっていることが多いのです。 たとえば、文章の作成であれば「わかりやすいテキスト記事にしてください」としか書いていなかったり、デザインであれば「みんなにわかりやすいA4版のものにしてください」くらいの粒度だったり。その程度の情報しか渡していなければ、AI側もぼんやりした結果を返さざるを得ません。 では、もっと具体的に書こうとしたとき、何をどう書けばいいのかがわからない。あるいは書いてみたけれど、どうもAIに意図が伝わっていないようだ。こうした壁に当たっている方が、本当に多い印象です。 AIを使いこなすために必要な2つの力 AIのアウトプットを改善するアプローチにはいろいろな切り口がありますが、今回はプロンプトのテクニックやプログラミングの知識といった話からは少し離れて、もっと根っこの部分に目を向けてみたいと思います。それが冒頭でもお話しした、2つの言語的な能力です。 G検定のようなAI関連の資格試験で学ぶ体系的な知識は、もちろんあるに越したことはありません。 ただ、それを学んだからといってAIの使い方が劇的に変わるかというと、現場の実感としてはそこまで大きな変化にはつながりにくいのです。それよりも、AIに対してうまく指示を出し、返ってきた結果を的確に解釈して、自分の求めるものに近づけるよう対話を繰り返せるかどうかのほうが、ずっと大きな差になります。 頭の中のイメージを具体的に言語化する力 何かを作りたいと思ったとき、最終的にどんなものを作りたいかというイメージは、皆さんの頭の奥底にもやもやとあるはずです。メールの文面を考えるにしても「この相手にはこんな感じの文章がいいな」というイメージはお持ちでしょうし、Webサイトに載せる図を作りたいときも「こんな雰囲気のものが来たらいいな」という感覚はあるはずです。ただ、そのイメージをAIにうまく伝えられていないのです。 AIは、あうんの呼吸や空気を読むといった、文脈の裏に隠れた情報を汲み取ることが得意ではありません。もちろん上手に使えばとても強力な武器になりますが、基本的には仕様書を作るような感覚で、自分の頭の中のもやもやを一つひとつ言葉にしていく必要があります。この「言語化」ができるかどうかが、アウトプットの質を大きく左右します。 相手に合わせて伝え方を変える力 同じ内容を伝えるにしても、相手によって話し方や言葉の選び方、説明の順序は変わりますよね。同世代の友人に話すときと、その分野にとても詳しい人に話すときと、まったく知らない人に話すとき。それぞれで前提条件や言葉遣いを変えなければ、正しく伝わりません。 この調整がうまい人は、現場でAIから良いアウトプットを引き出せる傾向にあります。面白いのは、それがシステム部門の方とは限らないという点です。カスタマーサポートやフロントの営業の方のほうが、...
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    20 分
  • 第585回:Gmail×AIで「メール営業の負債が露わになる」時代に…今すぐ対応すべき事とは
    2026/02/05
    ラウンドナップWebコンサルティングの中山陽平です。 AIとメールが結びつくことで、過去のメール営業や日々のやりとりが、あとからまとめて掘り返される時代に入っています。人間が忘れていた履歴まで参照される前提で、メールを「負債」にしない書き方と運用を心がけることが必要です。今回はそんな内容です。 このPodcast/書き起こしで得られること(要点) AIが人間の見落としや忘却まで拾い、過去のメール履歴を掘り返す流れを押さえます。過去の営業メールや対応メールが、将来の意思決定で重い参照データになり、マーケティングの負債が一気に襲いかかる構図を整理します。今日からできる文面の整え方と、99%へのケアの考え方を、実務に落とし込みます。 AIが、人間の見落としまで掘り返すようになる 2026年1月にGoogleが「Personal Intelligence」を発表しました。GeminiにGoogleアプリを接続し、過去のGmail、Googleフォト、YouTube、検索などの情報をもとに回答を生成する、という方向性です。 ここで大事なのは、単に「便利な機能が増えた」という話ではありません。人間が忘れていたやりとり、見逃していた履歴、細部の情報まで、AIが平然と拾い直して、将来の判断材料として差し出してくるようになる、ということです。 過去の営業メールややりとりメールが、意思決定の参照データとして重くなる メール自体は、もともと特に距離のある相手とのやりとりそして、意思決定の為に大きな役割を果たしていました。チャットツールが出てきてもここは代替されていませんね。 今回の話は「メールが意思決定に使われるようになった」という話ではなく、意思決定に使われるメールが、AIによって深く、広く、容赦なく参照されるようになる、という話です。 いちばん分かりやすいのは、問い合わせフォーム営業のメールです。 迷惑な営業メールは山ほど来ますが、私たちは多くを無視して、会社名や担当者名も細かくは覚えていません。そのため、そこまで私たちの意思決定に大きな影響はありませんでした。 ところが…AIは忘れません。新しく営業が来て「ちょっと検討してみようかな」と思った瞬間に、過去の履歴をまとめて突きつけて「過去にこんなことがあった会社ですが良いですか?」とくる可能性があるわけです。 見えていなかった履歴が、判断の前に並べられる たとえばAIがGmailに接続されている状態で、ある会社から提案が届いたとします。そこでAIが「同じ社名から過去に何年何月に何通、こういう内容のメールが届いている」と整理して出してきたら、どうでしょうか。 これまではスルーされ、気づかれず、忘れ去られたからこそ表に出なかった雑な営業、雑な一斉配信、雑な対応が、後になって“判断材料”として再登場するわけです。 外部情報とつながると、評価の速度が上がる さらに、過去のやりとりをベースに外部情報へつながっていく流れもあります。 過去のメール履歴を足がかりに、ウェブ上の情報まで合わせて「この会社はこういうことをしていて、評判としてはこういう話がある」と掘り起こす方向に進むのは、私は確実だと思っています。 そうなると、「当時の担当者が違う」「昔の話だ」という言い訳は通用しません。企業とのやりとり一つひとつが、良くも悪くも、将来まで残り続けます。 マーケティングの負債が、一気に顕在化する 技術の世界には「技術的負債」という言葉があります。 とりあえず動かすために雑に実装したものが、後の運用や改修で首を絞めてくる、あの感覚です。これと同じことが、メール営業にも起きます。 未承諾の一斉配信、フォーム営業、雑な問い合わせ営業、言葉足らずな返信、途中でのトラブル、社内向けの愚痴っぽい返信――そういった履歴がメールボックスに残っていると、将来の意思決定にマイナスに使われる可能性が十分にあります。 99%へのケアが、未来の売上を守る しかも厄介なのは、取り返しのつかない過去の分まで、まとめて対象になることです。 営業やダイレクトメールは「100件中1件当たればいい」「1000件中数件で十分」という発想になりがちです。 私は以前から、当...
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    1分未満
  • 第584回:Webサイト制作の民主化がより進むAI時代、中小企業が伸ばすべき領域はどこか?
    2026/01/25
    ラウンドナップWebコンサルティングの中山陽平です。 このPodcast/書き起こしで得られること(要点) Webサイトの反応が落ちている…と感じるときどうすればよいでしょうか? 実は、商品やサービスの「良い点」を先に積み上げるよりも、まず比較検討の場で最初に確認される条件を先に示したほうが、読み手の不安が下がり、最後まで読まれやすくなります。情報の順番を変えるだけで、問い合わせや商談の質が変わることが少なくありません。 「上から順に読む」よりも、「譲れない条件を探す」視線でページが見られている価格や条件、必要な作業量などを先に示すと、疑いながら読まれにくくなる顧客インタビューの取り方と、サイト・営業トークへの反映ポイントが整理できる 反応が落ちたときに見直したいのは「打ち出し」だけではありません 最近、物が売れにくくなっていると感じる場面が増えました。BtoBでもBtoCでも、これまで成果が出ていた施策が、同じようには成果につながらないことがあります。 チラシの見せ方を変えても反応が鈍い、Webでも自分たちの訴求がうまく伝わっていない気がする、問い合わせで聞かれるポイントが以前と変わってきた。こうした変化があるときは、要因をいくつも検討する必要がありますが、今回はその中でも「比較検討の情報をどんな順番で出すか」に絞ってお話しします。 「良い点を先に並べる」だけでは、読み手の心が開かれにくい 昔ながらの流れは、まず魅力をたくさん並べ、読み手の興味を高めてから、価格や手間のような“引っかかり”を後ろに置く形でした。広告のランディングページ(広告から遷移して最初に見る販売ページ)などは、まさにこの構造が多いですよね。 ところが今は、読み手の気持ちが変わっています。大きな成功よりも、失敗や無駄を避けたい。時間もお金も、余計に使いたくない。その感覚が、タイムパフォーマンス(時間対効果)やコストパフォーマンス(費用対効果)といった言葉にも表れています。 ページは「ザッピング」されているようで、実は“探されて”います 販売ページや紹介ページは、上から順番に丁寧に読まれているとは限りません。ヒートマップ(ページ上の行動を可視化する分析)やマウストラッキングを見ると、素早く下まで視線が動いていることがあります。 ここで大事なのは、単に“流し見”されているのではなく、読み手が必要な情報を探しているという点です。特に、比較検討でまず探されるのは「自分の譲れない条件」を満たすかどうかです。 先に示したほうがよい「譲れない条件」の例 読み手が最初に確認したいのは、たとえば次のような情報です。ここを先に出してあげるだけで、読み進められ方が変わります。 価格帯、料金の考え方、支払い方法購入形態(サブスクリプション(定額課金)かどうか、契約の縛りの有無など)導入後に必要な作業量(どれくらい工数を割く必要があるか)社内説明の必要性(周囲に説明が必要になる場面があるか) 条件が見えない状態がいちばん不安を生みます 読み手にとって気持ちが悪いのは、「最低条件を満たすかどうか分からない」状態です。ここが曖昧だと、ページ全体を疑いながら読むことになり、良い点まで素直に受け取りにくくなります。 反対に、できるならできる、できないならできない、と最初に整理されると、人は冷静になります。そのうえで「条件は少し厳しいけれど、内容は気になるから読んでみよう」と、心を少し開きながら読み進めてくれることが増えます。 後から条件が出ると「早く言ってほしい」が残ってしまいます 良い点を読ませたあとで、「実は高い」「実は導入後にかなり頑張る必要がある」と分かると、売り手が悪いことをしたわけではなくても、読み手の心にはがっかりが残ります。すると、「それを先に書いてほしかった」という感情が出やすいんですね。 この感情が残ると、買わないだけでは終わりません。紹介されなくなったり、場合によっては「なんとなく印象がよくなかった」と伝わってしまったりします。だからこそ、足切りになり得る情報は、隠...
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    17 分
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