エピソード

  • 営業力を磨く 正しい顧客理解の進め方
    2025/04/28

    PMFを達成し一定のセグメントのお客さまに喜ばれるプロダクトを作り、順調に成長してきたスタートアップ経営者が直面する共通の課題が次なる成長フェーズへの進化です。この成長の壁を突破できない原因の一つとして、ターゲット層の変化に応じた営業アプローチの更新ができていないことが挙げられます。

    次なるお客さまに向けての営業アプローチはどのように進化させるべきなのか。本エピソードでは、ALL STAR SAAS FUNDのメンター 向井俊介さんをお迎えし、お客さま中心の思考への転換と成長フェーズに合わせた営業方法について語っていただきます。数多くの企業支援を通じて見えてきた共通の課題や、多くのスタートアップが陥りがちな営業手法の落とし穴に光を当て、「問題解決」から「課題解決」へと思考をアップデートする具体的なステップをご紹介します。


    ▼ ハイライト

    • スタートアップ×営業支援の向井さん的中間総括について

    • お客さまを理解していないとはどういう状態か

    • 問題解決と課題解決の違い

    • お客さま理解を深める5つのステップ

    • お客さまを知るための実践的なヒント


    ▼ スピーカープロフィール

    向井 俊介

    ウェルディレクション合同会社 代表社員

    約20年にわたるIT業界でのB2B営業経験を基盤にもつ。国内大手IT企業から外資系3社まで多様な事業環境で成長を牽引。グローバルNo.1プレイヤーやマネージャーとして400%成長を牽引するなど、常に卓越した成果を創出してきた。
    2020年7月にはウェルディレクションを創業し、業種・規模を問わず、組織が自律的に成長し続ける「自走型営業組織」の構築を支援。2023年には社会構想大学院大学で実務教育学の修士号を取得し、営業戦略とマネジメント理論を高度化。現在は事業構想大学院大学の客員教授として知見を体系化し、大手企業の経営層が求める持続的な営業成長を実現するパートナーとして活動している。

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    神前 達哉

    ALL STAR SAAS FUND パートナー

    和歌山県出身。東京大学卒業後、ベネッセコーポレーションに入社。法人営業を経て、新規事業開発室に異動。海外スタートアップとの日本向けB2B SaaSの事業化を果たし、セールス組織開発を担当。その後カスタマーサクセスの責任者として事業成長を牽引。2021年2月よりALL STAR SAAS FUNDのPartnerに就任。

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    40 分
  • 超入門・ストックオプション設計の羅針盤
    2025/03/13

    ストックオプション制度の設計は、具体的な方法や参考事例が限られているため、多くのスタートアップ創業者がグランドデザインの描き方に苦心しています。また、一見すると複雑な構造を持つ金融商品であり、経営者の理念や哲学を強く反映すべき性質があるため、各企業に合った設計には慎重さが求められます。

    今回はALL STAR SAAS FUNDメンターの金田 宏之さんをお迎えし、初めてのストックオプション設計における論点整理とフレームワークについて、基礎から丁寧に解説いただきました。


    ▼ ハイライト

    • 急増する「ストックオプション設計相談」の背景
    • 創業メンバーへの適切な配分から採用戦略まで、ストックオプション設計の3つの基本方針を徹底解説
    • 退職時の持ち出しの考え方
    • マネージャーとメンバーの付与比率について
    • 人事制度との連動で押さえておくべき要点
    • メンバーにストックオプション理解を促すためにできることとは?


    ▼ スピーカープロフィール

    金田 宏之

    人事コンサルタント。株式会社インプリメンティクス代表

    組織人事コンサルティングファームのクレイア・コンサルティングにて大規模組織の人事制度 設計や会社合併に伴う人事制度の統合、監査法人や大学法人など、様々な組織の人事制度設計を 手掛ける。制度設計の他に、プレミアムブランドを支える人材の採用・教育研修・評価・報酬決定などの 人事マネジメント全般の仕組みづくりにも従事。2014年、スタートアップの組織・人事コンサルティングに特化して独立。 スタートアップのMission実現に向けて、ゼロイチフェーズの人事制度設計から、組織拡張期に 及ぶ人事制度の運用・改善までハンズオンで支援する。成長著しいスタートアップでの長期的なコンサルティング経験を通じて、制度運用現場で起こる 様々な課題を見据えた実践的かつ汎用性の高い人事制度と運用手法の設計・開発に取り組み、 日々ブログ「kaneda3.com」を通じて発信中。 著書に『スタートアップのための人事制度の作り方』がある。

    ブログ:https://kaneda3.com/

    著書:https://amzn.asia/d/8otduYi


    神前 達哉

    ALL STAR SAAS FUND パートナー

    和歌山県出身。東京大学卒業後、ベネッセコーポレーションに入社。法人営業を経て、新規事業開発室に異動。海外スタートアップとの日本向けB2B SaaSの事業化を果たし、セールス組織開発を担当。その後カスタマーサクセスの責任者として事業成長を牽引。2021年2月よりALL STAR SAAS FUNDのPartnerに就任。

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    37 分
  • マネーフォワードCOOが語る、経営の最前線で求められる決断力とリーダーシップ
    2025/03/04

    COOは、経営体制や企業フェーズ、そしてカルチャーによって役割や素質が大きく異なるため、明確な定義が難しいポジション。

    今回は、スタートアップでさまざまな経験を積み、独自のキャリアを築いてきたマネーフォワードCOOの竹田 正信さんにお話を伺いました。竹田さんは、セールスからキャリアをスタートし、2017年にクラビスのCFOとしてマネーフォワードにグループジョイン。その後、『マネーフォワード クラウド』のセールス責任者を経て、現在はマネーフォワードビジネスカンパニーのCOOとしてご活躍されています。
    マネーフォワードが数百名規模から2,500名超へと成長するなかで、竹田さんの実体験から得た"COOという役職に必要な、素養やマインド"を掘り下げたエピソードです。


    ▼ ハイライト

    • マネーフォワード参画を決意した決め手
    • セールス責任者として、就任1年で大きな成果を生み出せた理由
    • COO就任の経緯について
    • COOとしての役割と情報収集の工夫
    • 人を介した成果の最大化とマネジメントのスタイル
    • 100名、300名規模での組織の壁とその乗り越え方
    • ハイレイヤー採用の重要性とその適切なタイミング
    • CxOを目指す人材に求められるスキルや考え方
    • 竹田さんの今後の挑戦とビジョン


    ▼ スピーカープロフィール

    竹田 正信

    株式会社マネーフォワード 取締役執行役員 マネーフォワードビジネスカンパニーCOO

    2001年インターネット広告代理店にて企画営業職に従事。2003年株式会社マクロミルに入社し、2008年取締役就任。同社の経営企画部門を主に管掌し、事業戦略、人事戦略、企業統合、新規事業開発を主導。2012年株式会社イオレに転じ、取締役経営企画室長に従事。2016年株式会社クラビス取締役・CFOを経て、2017年より、当社グループに参画。


    楠田 司

    ALL STAR SAAS FUND シニアタレントパートナー

    2015年より、JAC RecruitmentにてIPO前後のWEBスタートアップ特化の人材紹介チーム立ち上げに従事。主にVCキャピタリスト、エンジェル投資家との連携をおこないコンフィデンシャル求人を対応。2019年9月、ALL STAR SAAS FUNDへ参画。投資先企業のハイクラス人材採用支援やSaaSスタートアップ企業でCxO、VPを目指したい求職者向けのキャリア構築コミュニティ「SAAS TALENT NETWORK」を運営。

    note:https://note.com/tsukasa417

    X:https://x.com/tsukasa_sherpa

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    1 時間 2 分
  • バーティカルSaaSは"狭い市場"じゃない。データが導く無限の成長戦略
    2025/02/21

    昨今、日本のSaaS業界で注目を集めているバーティカルSaaS。今回は、2025年1月に大型資金調達を発表したウェルネス業界向けバーティカルSaaSを展開する株式会社hacomonoのCOO平田 英己さんをゲストにお迎えし、成長戦略と市場展開について深く掘り下げていきます。

    バーティカルSaaSが直面する最大の課題の一つは、市場規模が限定的になりやすいという点です。ユニコーン企業となるためには、他のバーティカルへの横展開か、現在のバーティカルでより深く価値を提供するか、あるいはその両方が必要となります。hacomonoは、投資家に対してこのポテンシャルを見事に証明してきた企業の一つです。

    本エピソードでは、hacomonoがどのようにして市場を拡大し、その過程で直面した課題をどのように克服してきたのかを詳しく探っていきます。フィットネス業界からはじまり、運動スクール、公共施設へと展開し、さらにFinTechサービスを加えることで垂直統合を進めてきた同社の戦略。各フェーズでの意思決定の背景や、組織づくりの工夫、投資家とのコミュニケーション方法など、バーティカルSaaSのスケール戦略において示唆に富む話が展開されています。


    ▼ ハイライト

    • 市場規模は50億円からスタート。数千億円の市場をどのように拡大したのか
    • バーティカルSaaSフェーズ毎の最重要KPI
    • レバレッジを効かせる成長戦略とは
    • マルチバーティカルの組織体制
    • 投資家とのコミュニケーションで肝なのはTAMの説明


    ▼ スピーカープロフィール

    平田 英己

    株式会社hacomono 取締役COO

    株式会社ローランド・ベルガーにて消費財を中心に戦略策定・企業再生などのプロジェクトに従事。その後、楽天グループ株式会社の執行役員として国内のエンターテインメント系ECを担当。2022年4月 当社にCOOとして参画。7月より取締役就任。


    前田 ヒロ

    ALL STAR SAAS FUND Managing Partner

    シードからグロースまでSaaSベンチャーに特化して投資と支援をする「ALL STAR SAAS FUND」マネージングパートナー。 2010年、世界進出を目的としたスタートアップの育成プログラム「Open Network Lab」をデジタルガレージ、カカクコムと共同設立。その後、BEENOSのインキュベーション本部長として、国内外のスタートアップ支援・投資事業を統括。2015年には日本をはじめ、アメリカやインド、東南アジアを拠点とするスタートアップへの投資活動を行うグローバルファンド「BEENEXT」を設立。2016年には『Forbes Asia』が選ぶ「30 Under 30」のベンチャーキャピタル部門に選出される。

    投資実績は、株式会社SmartHR、株式会社アンドパッド、株式会社hacomono、株式会社カミナシ、株式会社ログラス、株式会社IVRy、株式会社RevComm、株式会社HRBrain、株式会社SUPER STUDIO、ファーストアカウンティング株式会社、Slack、Rippling、Instacart、Everlane、Thredup等

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    50 分
  • "一人目人事"の重要性と採用タイミング
    2025/01/06

    SaaS業界は「人で勝つ」と言われるように、スタートアップの成長には人事の存在が不可欠。特に、初めて採用する"一人目人事"は、大きな役割を担う存在でもあります。今回は、人事職やコンサルタントとして豊富な経験を持ち、現在も第一線で活躍するカケハシの西村晃さんにインタビューをしました。一人目人事に求められるスキル、その見極め方は何なのか。

    Shownote

    • 人事を始めた経緯
    • 人事ならではのやりがい
    • これまでの失敗から学んだこと
    • 1人目人事の重要性、採用時期
    • 求職者の企業選択のポイント
    • 1人目人事に必要な資質と能力
    • 一人目人事の類型と見つけ方
    • 人事採用の際に質問すること
    • SaaSならではの人事の魅力
    • 人事におすすめの書籍

    【出演者】
    西村 晃
    1983年、神奈川県生まれ。 早稲田大学卒業後、証券会社、フリーランスでのコンサルタント、Sansan株式会社での採用責任者等を経て、2019年1月より株式会社カケハシに人事としてジョイン。個人として企業の人事コンサルティングやコーチングにも従事している。

    楠田 司
    2015年より、JAC RecruitmentにてIPO前後のWEBスタートアップ特化の人材紹介チーム立ち上げ時に参画。主にVCキャピタリスト、エンジェル投資家との連携をおこないコンフィデンシャル求人を対応。IPO前のスタートアップ企業へのCXO、BizDev、セールス系ミドルアッパー層の転職をサポート。2019年9月にALL STAR SAAS FUNDのTalent Partnerに就任。投資先企業の人材紹介、SaaSキャリアイベント運営、採用広報支援などを担当。

    ▶︎ SaaS Talent Network:SaaSスタートアップのハイクラス転職コミュニティ

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    45 分
  • コンパウンド戦略とPMFをキャリア視点で考察する
    2024/12/09

    日本国内でもコンパウンド戦略にチャレンジするSaaS企業が続々と増えています。最近では、キャリア相談でもこのテーマがよく話題に上がるようになりました。そこで今回は、SaaS企業を支援してきた経験をもとに、ALL STAR SAAS FUNDの神前と楠田がディスカッションをしました。改めてコンパウンド戦略とは何なのか、そもそもの事業モデルから重要となるアセット、そして活躍する人材像まで幅広く考察します。現在SaaS企業で挑戦している方はもちろん、今後SaaS企業でのチャレンジを検討している方にもぜひ聞いていただきたいエピソードです。

    ▼ ハイライト

    • コンパウンド戦略とはそもそも何か
    • 日本でコンパウンド戦略が注目される理由
    • コンパウンドとマルチプロダクトの違い
    • コンパウンドで重要となるアセット
    • コンパウンド化を進める中で陥りやすい課題
    • 転職活動における企業選びで着眼すべきPMF
    • コンパウンド事業で求められるスキルとは


    ▼ スピーカープロフィール

    楠田 司

    ALL STAR SAAS FUND シニアタレントパートナー

    2015年より、JAC RecruitmentにてIPO前後のWEBスタートアップ特化の人材紹介チーム立ち上げに従事。主にVCキャピタリスト、エンジェル投資家との連携をおこないコンフィデンシャル求人を対応。2019年9月、ALL STAR SAAS FUNDへ参画。投資先企業のハイクラス人材採用支援やSaaSスタートアップ企業でCxO、VPを目指したい求職者向けのキャリア構築コミュニティ「SAAS TALENT NETWORK」を運営。note:https://note.com/tsukasa417X:https://x.com/tsukasa_sherpa


    神前 達哉

    ALL STAR SAAS FUND パートナー

    和歌山県出身。東京大学卒業後、ベネッセコーポレーションに入社。法人営業を経て、新規事業開発室に異動。海外スタートアップとの日本向けB2B SaaSの事業化を果たし、セールス組織開発を担当。その後カスタマーサクセスの責任者として事業成長を牽引。2021年2月よりALL STAR SAAS FUNDのPartnerに就任。note:https://note.com/tatsuya_org/X:https://x.com/tatsuyakozaki

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    29 分
  • estieが挑むコンパウンド戦略の全貌
    2024/11/29

    国内でも、コンパウンド戦略に挑戦するSaaS企業が年々増えてきています。このような状況で複数事業を展開する中、事業の優先順位や有効な組織戦略に悩む企業が多く見られます。そこで今回は2024年10月にシリーズBの調達を発表した、株式会社estieに注目しました。 エンタープライズ顧客に向けて、複数プロダクトを提供しながら急成長を続けるestie。その具体的な構想と実行戦略とは何か。初期から参画しチャレンジを続ける、取締役 束原 悠吾さんにお話しを伺いました。

    ハイライト

    • 束原さんのこれまでのキャリア
    • estieが挑戦するコンパウンド戦略
    • 複数事業展開の進め方
    • 事業がうまくいかない時の「留保」判断
    • estieにおけるBizDevの役割
    • BizDev効率化のための組織体制
    • 新規事業の「種」の見つけ方
    • 組織戦略を支える人材像と採用戦略
    • コンパウンド戦略に必要な経営層の素養


    束原 悠吾 株式会社estie 取締役 2014年三菱地所に入社後、経理部にて三菱地所グループ全体の連結決算・予算策定業務やM&Aを担当。新事業創造部を兼務後、2018年からRockefeller Groupに出向し、米国でオフィスや物流施設を中心とした不動産投資、オープンエンドファンドのマネジメント業務に従事。 2020年にestieへ参画。コーポレート部門の立ち上げや主力事業・新規事業の事業責任者等を経て、現在は取締役としてビジネス部門を管掌。

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    38 分
  • Sansan CHROの挑戦 営業の第一線から人事責任者へー採用で事業成長を牽引するー
    2024/09/24

    従業員数が50名、100名と増加する過程で、人事責任者やCHROの配置を真剣に考え始める企業が増えてきます。しかしながら、どのような人材が人事責任者やCHROとして適切であるのか、明確にイメージしきれず悩む経営層も多くいます。 そこで今回は、初期のステージでSansanにセールスとして参画し、従業員が100名規模となるタイミングで採用人事に異動。現在は1,000名を超える組織でCHROとして活躍されている大間 祐太さんをゲストにお迎えしました。人事領域のキーパーソンとして期待される役割や素養について、大間さんの現体験を通じて理解を深めていきます。

    ハイライト

    • なぜSansanへ入社したのか
    • セールス時代に直面した壁
    • 断り続けた「人事」への異動を決意した理由
    • SansanにおけるCHROの役割
    • CHRO着任後に受けた、手痛い指摘
    • 大間さんが思う、人事を担う人に大切なこと
    • CHROや人事責任者になりうる方の人事経験の必要性
    • 大間さんから見たCEO寺田さんはどんな人か
    • 今後CHROを採用したい企業に向けて一言

    大間 祐太 取締役/執行役員/CHRO 人材系ベンチャー企業へ入社し、営業担当として採用コンサルティング事業の立ち上げを経験し、独立。その後、取締役として採用メディアや採用コンサルティング領域のベンチャー企業の立ち上げに携わる。2010年にSansan株式会社へ入社。営業部門でマネジャーを務めた後、人事部門へ異動。採用全体を統括し、2016年には人事部長に就任。現在はCHROとして、人材価値を高めるための人事戦略を指揮する。

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    47 分