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サマリー
あらすじ・解説
先日のニュースで、人工知能を使った音楽制作に対して制限を求めるよう海外の著名なミュージシャンたちが署名を集めたといった記事がありました。歌手やミュージシャンの歌声の特徴だったり作曲の特徴を、そのミュージシャンには許可を得ずに、AIに学ばせてそれっぽい曲を大量に生み出しているという現状があるらしく、そのことに対する規制を求めるといった運動のニュースです。
ミュージシャンからは「人間の創造力に対する冒涜」というコメントも出ており、進化をするAIをどのように使うべきか、様々な業界で問われ始めているのだと思います。
AIが使われる芸術の中にも、人間のクリエイティビティを拡張する形で使われている場合もあれば、人間の意図を介さず、機械的に大量生産される場合もあります。そのため、AIで作られたの芸術の価値は単純に白黒で語れるわけではありませんが、僕たちが心から感動できるのは、どのグレーまでかということに、僕は関心があります。
僕自身も作詞作曲を行うので、AIが作る音楽や芸術については考えさせられることがあり、今感じていることをお話ししてみました。