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#371_ファミリービジネスの強さを紐解く

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このコンテンツについて

▼今回はこんな話!このエピソードでは、ファミリービジネス(創業者経営の会社)の強さに焦点を当て、その要因を分析した研究や事例が紹介されました。まず、創業者が社長を務める会社は強いという説が提起され、早稲田大学国際ファミリービジネス総合研究所による関連研究の存在が紹介されました。その研究では、株価パフォーマンスだけでなく、特許数、設備投資、事業変革スピード、製品開発能力などが分析されていることが述べられました。ファミリービジネスの強さの根源として、最も重要な要因は「ゴールアライメント(目標の一致)」であると強調されました。創業者は自身の報酬や承認欲求、会社の目的を一致させやすいため、構造的に有利であるという考えが示されました。ゴールアライメントの結果として、変化への対応力や長期的な視点(例:目の前の成功よりも10年後の大きな成功を目指す判断)が生まれやすい点が説明されました。ファミリービジネスの特徴として、「ペイシェントインベストメント(忍耐強い投資)」という概念が紹介されました。景気循環の底でも追加投資を継続するなど、景気に左右されずに投資を続ける傾向が研究で示されている点が特に興味深い例として挙げられました。また、プリンシパル=エージェント問題において、創業者ファミリーが経営を握っている場合は有利であることや、金銭的なインセンティブだけでなく、社会的評価(承認欲求)をより重視する傾向があるという研究結果も紹介されました。ファミリービジネスの研究開発の特徴として、破壊的な成果は少ないものの、既存事業の周囲に近い領域を深く掘り下げる能力に長けているという分析が紹介されました。ファイザー(破壊的)と武田や明治(深化)の例が挙げられ、自身の新規事業探索経験も、最終的に既存事業に近い領域(サテライト)を選んだという点で共通していると語られました。これは、長期的な成功やアイデンティティとの関連があるのではないかと考察されました。任天堂が、執行のトップは創業者一族ではないものの、オーナーシップの比率や長期的なエンタメ・ホビー領域の追求といった点で、ファミリービジネス的な性質を持っている可能性があるかどうかが議論されました。最後に、こうした研究が、当たり前だと思えるような現象をきちんと分析・証明している点に感銘を受けたという感想が述べられました。▼お便りや感想はこちらからお待ちしています。 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/73RW6Fq7TWMJpfNx9⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠採用された方には、何かノベルティをお送りします。▼フリーアジェンダとは...メルカリでグロースを務めてきた@hik0107と株式会社10Xの創業者&代表である@yamotty3 が仕事のことから哲学、雑談など話すPodcastです。名は体を表す、という諺どおり、かっちりしたアジェンダなく二人のその時のバイブスによって思いついたままに話す、まさに「フリーアジェンダ」なスタイルが特徴。▼有料コミュニティはこちら⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://community.camp-fire.jp/projects/view/318756⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠▼Twitter⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠FREE AGENDA⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ / ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠Yamotty⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ / ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠Hikaru⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠▼配信アカウント⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠YouTube⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ / ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠Spotify⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ / ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠Anchor⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ /...

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