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#17 ラッサムの話

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このコンテンツについて

東京マサラ研究所がお届けする、カレー哲学と親方によるインド料理にまつわるポッドキャスト。今回は、南インド料理の謎汁であるラッサムについて徹底討論。ラッサムは時空を超える存在でした。

・日本では「南インド風トマトスープ」として認識され、コショウとニンニクがガツンと効いた「スープ単体成立型」が主流です。単体で力強い味わいを持つこの一杯は、本当に南インドのラッサムのすべてなのでしょうか?南インドの現地や名店で出会うラッサムは、様相が大きく異なります。

・インドではさまざまなラッサムに出会うことがありますし、食事においても必ずしも必須の存在というわけでもありません。トマトの煮汁のような優しいラッサム、カクテルグラスに「飲み物的な感じ」で供されるラッサム、ご飯にビシャビシャにかけて食べる前提のラッサムなど、その役割は一つではありません。

・ではなぜ日本では単体で成立するスープとして浸透したのか?それは「空間展開型」と「時間展開型」の違い、南インドではおかずが単体で完結するのではなくご飯の上で初めて六つの味が揃う、という食事の考え方の違いが根本にありました。


番組へのご意見、ご感想、好きなインド料理の話など、どしどしお寄せください!

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    この番組について

    東京マサラ研究所(インド料理ソリューション&研究カンパニー)の実験録。毎週火曜くらいに配信。


    キーワード

    南インド, ラッサム,ミールス, コカム,タマリンド,時間展開型,空間展開型


    © 2025 合同会社東京マサラ研究所 / Tokyo Masala Research Institute, G.K.

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