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094.気持ちを言葉にできていますか?

094.気持ちを言葉にできていますか?

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このコンテンツについて

子どもが自分の気持ちを言葉で表現できるようになることは、健全な感情発達において非常に重要です。感情を言葉にできない子どもは: - 自分の感情をコントロールすることが難しくなる - 欲求不満を感じると、癇癪や問題行動として表れやすくなる - 他者からの言葉による誘導に影響されやすくなる場合がある 子どもの言語発達において最も重要なのは、「感覚と言葉をつなぐ」ことです。 感覚と言葉をつなぐことが、言語化の始まりです。 1. 赤ちゃん期:感覚の世界 - 赤ちゃんは言葉のない世界で、感覚を通して世界を知っていきます - 暑い、寒い、痛い、心地よいなどの体感が彼らの世界観の基盤になります 2. 大人の役割:感覚に言葉を与える - 赤ちゃんが泣いたとき、単に「泣いた泣いた」と言うのではなく - 「お腹すいたのかな?」「おしっこ出たのかな?」など、赤ちゃんが感じているであろう感覚に言葉を当てていく - これが独り言のようでもOK。赤ちゃんはしっかり聞いています! 興味深いのは、言葉をたくさん話せることと、自分の感覚を言葉で表現できることは別だということです。 - 言葉をたくさん知っていても、それが自分の感覚とつながっていなければ表現としては不十分 - 難しい話についていける「賢い子」でも、「お腹がすいた」「眠い」という基本的な自分の状態を表現できない場合がある - このようなとき、子どもは言葉の代わりに癇癪などの行動で表現しようとする 保護者ができることは… 1. 感覚と言葉をつなぐお手伝いをする - 子どもの様子を観察し、「疲れているのかな?」「怒っているのかな?」など感情を言葉で表現してあげましょう - これは乳児期から始められます 2.子どもの感情に名前をつける - 「今、悲しそうだね」「嬉しいときはそんな顔をするんだね」など、子どもの感情状態に言葉を与えましょう - これによって子どもは自分の感情を認識し、表現する語彙を獲得していきます 3. 自分自身も感情を言葉にする - 「ママ/パパは今、嬉しいよ」「ちょっと疲れているから、少し休みたいな」など - 大人が感情を適切に表現する姿を見せることも大切です 子どもが自分の気持ちを言葉で表現できるようになることは、単なるコミュニケーション能力だけでなく、心の健康と自己コントロールの基盤となります。感情を言葉にできない子どもは、成長して問題に直面したとき、適切に対処する術を持たないことがあります。 乳幼児期からの「感覚と言葉のつながり」を大切にし、子どもの感情表現を支えていくことで、子どもは健全な自己表現の能力を身につけていくでしょう。 子育ては長い道のりですが、今日からでも始められるこの「感情の言語化」のお手伝いは、子どもの将来にとって大きな贈り物です♪ ーーーーーーー 番組で扱ってほしいテーマがありましたら、お気軽にお問合せください♪ メール: contact@mamilia.jp WEB: https://www.mamilia.jp/ Instagram: https://www.instagram.com/mamilia55/ ーーーーーーー

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