エピソード

  • 【青空朗読】雪女 著者:小泉 八雲/田部 隆次 訳 読み手:加茂野 一夫 時間:14分13秒
    2026/05/07

    雪女

    著者:小泉 八雲/田部 隆次 訳 読み手:加茂野 一夫 時間:14分13秒

     武蔵の国のある村に茂作、巳之吉と云う二人の木こりがいた。この話のあった時分には、茂作は老人であった。そして、彼の年季奉公人であった巳之吉は、十八 の少年であった。毎日、彼等は村から約二里離れた森へ一緒に出かけた。その森へ行く道に、越さねばならない大きな河がある。そして、渡し船がある。渡しの ある処にたびたび、橋が架けられたが、その橋は洪水のあるたびごとに流された・・・

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    14 分
  • 【青空朗読】常識 著者:小泉 八雲/田部 隆次 訳 読み手:菅野 秀之 時間:9分17秒
    2026/05/06

    常識

    著者:小泉 八雲/田部 隆次 訳 読み手:菅野 秀之 時間:9分17秒

     昔、京都に近い愛宕山に、黙想と読経に余念のない高僧があった。住んでいた小さい寺は、どの村からも遠く離れていた、そんな淋しい処では誰かの世話がなくては日常の生活にも不自由するばかりであったろうが、信心深い田舎の人々が代る代るきまって毎月米や野菜を持ってきて、この高僧の生活をささえてくれた。

     この善男善女のうちに猟師が一人いた、この男はこの山へ獲物をあさりにも度々来た。ある日のこと、この猟師がお寺へ一袋の米を持って来た時、僧は云った・・・

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    9 分
  • 【青空朗読】銭形平次捕物控 平次屠蘇機嫌 著者:野村 胡堂 読み手:伊藤 和 時間:57分17秒
    2026/05/05

    銭形平次捕物控 平次屠蘇機嫌

    著者:野村 胡堂 読み手:伊藤 和 時間:57分17秒

      一

     元日の昼下り、八丁堀町御組屋敷の年始廻りをした銭形平次と子分の八五郎は、海賊橋を渡って、青物町へ入ろうというところでヒョイと立止りました。

    「八、目出度いな」

    「ヘエ――」

     ガラッ八は眼をパチパチさせます。正月の元日が今はじめて解ったはずもなく、天気は朝っからの日本晴れだし、今さら親分に目出度がられるわけはないような気がしたのです。

    「旦那方の前じゃ、呑んだ酒も身につかねえ。ちょうど腹具合も北山だろう、一杯身につけようじゃないか」

     平次はこんな事を言って、ヒョイと顎をしゃくりました・・・

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    57 分
  • 【青空朗読】銭形平次捕物控 瓢箪供養 著者:野村 胡堂 読み手:伊藤 和 時間:1時間3分21秒
    2026/05/04

    銭形平次捕物控 瓢箪供養

    著者:野村 胡堂 読み手:伊藤 和 時間:1時間3分21秒

       一

     「あ、八じゃねえか。朝から手前を捜していたぜ」

     路地の跫音を聞くと、銭形平次は、家の中からこう声をかけました。

    「へエ、八五郎には違えねえが、どうしてあっしと解ったんで?」

     仮住居の門口に立ったガラッ八の八五郎は、あわてて弥蔵を抜くと、胡散な鼻のあたりを、ブルンと撫で廻すのでした。

    「橋がかりは長えやな、バッタリバッタリ呂律の廻らねえような足取りで歩くのは、江戸中捜したって、八五郎の外にはねえ」

     平次は春の陽溜りにとぐろを巻きながら、相変らず気楽なことを言っているのです・・・

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    1 時間 3 分
  • 【青空朗読】柿の木のある家 著者:壺井 栄 読み手:中村 昭代 時間:55分22秒
    2026/05/03

    柿の木のある家

    著者:壺井 栄 読み手:中村 昭代 時間:55分22秒

       一

     フミエと洋一の家には、裏に大きな柿の木が一本あります。それは子どもの一かかえもあるほどりっぱな木でした。小さい木は幾本もありましたが、とびぬけて大きいのは一本だけです。柿のあたり年は、普通一年おきだということですが、この柿は毎年なるのでおじいさんが生きている時分にはじまんのたねでした。こんな柿は村に二本とないからです。その実の大きくてうまいことといったら、三太郎おじさんなど、柿の実のうれるころになると、まるで子供のようにうれしそうな顔をして、柿をもらいにきました・・・

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    55 分
  • 【青空朗読】ペルゴレーズ街の殺人事件 著者:モーリス・ルヴェル/田中 早苗 訳 読み手:田中 淑恵 時間:22分45秒
    2026/05/02

    ペルゴレーズ街の殺人事件

    著者:モーリス・ルヴェル/田中 早苗 訳 読み手:田中 淑恵 時間:22分45秒

     列車は夜闇の中をひた走りに走っていた。

     私の車室にいた三人の乗客――老紳士と、若い男と、ごく若い女――は、誰も眠らなかった。若い女がときどき若い男に何か話しかけると、男は身振りで答えるばかりで、またひっそりと沈黙におちた。

     二時頃に、速力を緩めないで或る小さな駅を素通りした。駅燈がちらと車窓をかすめると、やがて車体が転車台のところでがたがた跳ったものだから、うとうとしかけたばかりの若い女は、その震動と音響で目をさました。

     若い男は、手套をはめた指先で窓硝子を拭いて外を覗きこんだが、駅の時計も、ランプも、駅名札ももう闇にかくれていた・・・

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    23 分
  • 【青空朗読】日日平安 著者:山本 周五郎 読み手:つかさ 時間:1時間48分54秒
    2026/05/01

    日日平安

    著者:山本 周五郎 読み手:つかさ 時間:1時間48分54秒

       一

     井坂十郎太は怒っていた。まだ忿懣のおさまらない感情を抱いて歩いていたので、その男の姿も眼にはいらなかったし、呼ぶ声もすぐには聞えなかった。三度めに呼ばれて初めて気がつき、立停って振返った。

     道のすぐ脇の、平らな草原の中にその男は坐っていた。松林と竹藪に挾まれたせまい草原で、晩春の陽がいっぱいに当っている。浪人者とみえるその男は、坐って、着物の衿を大きくひろげて、蒼白く痩せたひすばったような胸と腹を出していた。月代も髭も伸び放題だし、垢じみた着物や袴は継ぎはぎだらけで、ちょっと本当とは思えないくらい尾羽うち枯らした恰好である・・・

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    1 時間 49 分
  • 【青空朗読】木曾道中記 第十六囘~第二十囘 著者:饗庭 篁村 読み手:ヨシオカ ミエコ 時間:30分59秒
    2026/04/30

    木曾道中記 第十六囘~第二十囘

    著者:饗庭 篁村 読み手:ヨシオカ ミエコ 時間:30分59秒

       第十六囘

    とかうして車に乘れば醉と勞にウト/\と睡りかけしがガタリと車は止りて旦那此が小野の瀧でござりますと云ふ心得たりと下り立しが泥濘に下駄は立ずバタリと轉べば後より下りし梅花道人またバタリ泥に手を突きコリヤ歩かれぬと叫くを車夫二人手を取り跡押せし車夫の女房二の提灯を左右の手に持ち瀧のほとりに指上げたり瀧は高きにあらねど昨日今日の雨に水勢を増しさながら大河を倒まに落すが如し衣袂皆な濕ひてそゞろ寒きを覺ゆれば見分確かに相濟んだと車夫の手を拂ひて車に乘ればまたガタ/\とすさまじき崖道を押し上り押し下し・・・

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    31 分