活字中毒者通信 | 科学史・世界史

著者: 活字中毒者計画
  • サマリー

  • 「かつては私はインタネットサーファーを自称して恥じない類の人間だった。余暇はひたすらにインターネットに文字と好奇心を満たしてくれる情報を求めさまよい、雑多に積まれたその情報を丸のみにして生活していたのだ。 だがしかし、インターネットの進化は何時しか我々に波乗りを求めなくなった。SNSは毎日ほとんど味のしない文字を我々の口へとせっせと運び込み、強い感情を煽る文字は人々を小さな泡の中への分断していった。かつてインターネットサーファーとして好奇心の海を冒険した活字中毒者たちは、今や丘の上で次から次へと運び込まれる文字を無感情に咀嚼し続けている。 そのブクブクと太った三段腹を揉みしだき、再び好奇心と情報の海へと漕ぎ出すために。あるいは波乗りというどこまで行っても自己満足の行いを再び味わうために。 これは、そんな思いで集った活字中毒者達が大海原に帰す一つのラジオである」 ー 竹澤(活字中毒者計画)
    活字中毒者計画
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あらすじ・解説

「かつては私はインタネットサーファーを自称して恥じない類の人間だった。余暇はひたすらにインターネットに文字と好奇心を満たしてくれる情報を求めさまよい、雑多に積まれたその情報を丸のみにして生活していたのだ。 だがしかし、インターネットの進化は何時しか我々に波乗りを求めなくなった。SNSは毎日ほとんど味のしない文字を我々の口へとせっせと運び込み、強い感情を煽る文字は人々を小さな泡の中への分断していった。かつてインターネットサーファーとして好奇心の海を冒険した活字中毒者たちは、今や丘の上で次から次へと運び込まれる文字を無感情に咀嚼し続けている。 そのブクブクと太った三段腹を揉みしだき、再び好奇心と情報の海へと漕ぎ出すために。あるいは波乗りというどこまで行っても自己満足の行いを再び味わうために。 これは、そんな思いで集った活字中毒者達が大海原に帰す一つのラジオである」 ー 竹澤(活字中毒者計画)
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エピソード
  • 【雑談】原子論 | 本編からこぼれ落ちた話
    2024/01/20

    原子論の本編に入りきらなかった話をだらだらしています。たまにはこういう回もいいよね。(小佐田)

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    15 分
  • 化学史#03 ギリシアの哲学者の「原子論」
    2024/01/06

    18世紀、ジョン・ドルトンが原子論を提唱しました。ですが、それよりも2000年以上前にギリシアでは「万物のアルケーはアトムである」と語った男がいたのです。今回はそんなデモクリトスなどに代表される古代ギリシアの原子論について見ていきます。(小佐田)

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    25 分
  • 経済史#01 すべての人々を満足させることはできない【地獄の沙汰も金次第編】
    2024/01/05

    「時は金なり」とはよく言ったものですがその逆もまた然り。時の流れには金の流れが付いて回り、人類の歴史とは即ち金と経済の歴史でもあります。しかしながら、今日我々が経済学と呼ぶ概念が成立するのは近代に入ってからでした。 経済学とは何を標榜する学問なのか?なぜ経済学者たちはそろった答えを出せないのか?そんな身近でありながらどこか遠い経済学をテーマに今回からシリーズでその概要を追います。(竹澤)

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    28 分

活字中毒者通信 | 科学史・世界史に寄せられたリスナーの声

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