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サマリー
あらすじ・解説
今回は高田先生ゲスト回の第2弾です。「”た”はオールラウンダー、”たった”はスペシャリスト」「東北方言と韓国語を研究していた理由が明らかに」「モダリティの”た”も『ジョジョの奇妙な冒険』」など、東北方言の”た”と”たった”を通してモダリティの”た”について話しました。 【目次】 0:00 モダリティの「た」は○○ 1:43 「来たった」お客はもういない 8:21 今を生きる東北の「た」 11:40 「ゐる」はなぜ「存在する」? 16:41 今「いた」?さっき「いたった」? 19:22 韓国語の「た」はお父さんを煮る娘 24:54 モダリティの「た」は確言がややこしい 32:32 地球は青かっ「た」の意味は? 37:31 地球の青さを知ったとき、認識が変わる 47:14 モダリティの「た」は『ジョジョの奇妙な冒険』 54:57 要求はアファメーション 58:14 東北方言で仮説は検証できる 1:04:12 言語体系比較で見える可能性 【高田先生が補足noteを書いてくださいました!】 ◯方言から迫る「た」の本質!【「た」と東北方言《後編》補足】 https://note.com/sunday_hornist/n/ne8dd2cc05bb9 【参考付文献】 ◯東北諸方言の存在表現とアスペクト・テンス https://amzn.to/3QcgGoK 動画では割愛した〈過去〉のスペシャリスト「たった」の成立過程を知ることができる論文。「たった」が〈過去〉の表現として「た」と併用される体系と、そのもとになったと考えられる「てあった」が用いられる体系の関係について論じている。 ◯日本語東北方言と韓国語の〈過去〉の表現について https://www.jstage.jst.go.jp/article/nihongonokenkyu/4/4/4_KJ00005586584/_article/-char/ja/ 東北方言の「た」「たった」と意味・用法や成立過程が類似した韓国語の過去表現との対照研究を行った論文。 ◯日本語存在表現の歴史 https://amzn.to/3rE7lf7 金水先生が長きにわたって取り組んでこられた存在表現に関する研究がまとめられた一冊。古典語では「立つ」の対義語で、「ゐたり」(座っている)の形で存在を表した「いる」が存在動詞化した過程についても述べられている。 ◯ムードの『た』の過去性 https://da.lib.kobe-u.ac.jp/da/kernel/81001271/ 「た」のモダリティ的な意味と〈過去〉というテンス的な意味との関係について考えが深められる論文。 ◯日本語のテンス・アスペクト研究を問い直す2 https://amzn.to/44WeKEY ◯ジョジョの奇妙な冒険 https://amzn.to/3q8cbkA ◯古文単語ゴロゴ プレミアム https://amzn.to/3Q87GAT 【我々の初の著書『言語沼』はこちら!】 https://www.valuebooks.jp/bp/VS0058755147 【サポーターコミュニティへの加入はこちらから!】 https://yurugengo.com/support 【実店舗プロジェクト:ゆる学徒カフェ】 https://www.youtube.com/@yurugakuto 【姉妹チャンネル:ゆるコンピュータ科学ラジオ】 https://www.youtube.com/@yurucom 【Twitterあるよ!】 ゆる言語学ラジオのTwitterアカウントがあるので、是非フォローしてください!面白語源ネタなどが流れてきてあなたの知識欲が満たされます。 →https://twitter.com/yuru_gengo 【おたよりフォーム】 https://forms.gle/mTGM7A9QNqgjZMgN7 ※皆様からの楽しいおたよりをお待ちしています! 【お仕事依頼はこちら!】 info@pedantic.jp 【堀元見プロフィール】 慶應義塾大学理工学部卒。専門は情報工学。WEBにコンテンツを作り散らかすことで生計を立てている。現在の主な収入源は「アカデミックに人の悪口を書くnote有料マガジン」。 Twitter→https://twitter.com/kenhori2 noteマガジン→https://note.com/kenhori2/m/m125fc4524aca 個人YouTube→https://www.youtube.com/@kenHorimoto 【水野太貴プロフィール】 名古屋大学文学部卒。専門は言語学。 某大手出版社で編集者として勤務。言語学の知識が本業に活きてるかと思いきや、そうでもない。 Twitter→https://twitter.com/yuru_mizuno 【BGM提供】 ・フリーBGM・音楽素材MusMus様 https://musmus.main.jp ・OtoLogic様 https://otologic.jp/