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存在は災厄か?それとも、祝福か? │ 哲学ラジオ

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このコンテンツについて

本シリーズは哲学科卒の私うぇいが、哲学っぽい話題をざっくり解説する音声コンテンツです。今回は、人生というものが「災厄」なのか「祝福」なのか、というテーマでお話ししました。主に仏教やショーペンハウアー、シオランといったペシミズム(厭世思想)や反出生主義などを紹介しつつも、究極的には幸福な人生も、不幸な人生も、「すべて祝福」であると本動画では主張します。なぜなら、すべての人間は存在する以上「世界」から事物や出来事を与えられ続けており、あなたの存在は無視されないからです。話すスピードがゆっくりに感じられる方には、倍速視聴がおすすめです。▼主な内容- 人生には苦痛と喜びが共存している- 原始仏教や浄土教、反出生主義といった厭世思想では、生まれることの不幸が強調される。なぜなら人間として存在する以上、苦痛が避けられないからである- 自己の存在の意味については、人それぞれの理解の仕方があるものの、世界はあなたに情報を与え続けているという意味で「祝福」している▼関連・参考文献森岡正博『生まれてこないほうが良かったのか?──生命の哲学へ!』筑摩選書、2020年https://amzn.to/3UUVDbt森岡正博・戸谷洋志他『現代思想 2019年11月号 特集=反出生主義を考える──「生まれてこない方が良かった」という思想』青土社、2019年https://amzn.to/45HK91k大谷崇『生まれてきたことが苦しいあなたに──最強のペシミスト・シオランの思想』星海社新書、2019年https://amzn.to/46eR3Luシオラン『生誕の災厄 〈新装版〉』出口裕弘訳、紀伊國屋書店、2021年https://amzn.to/3HVi6Cc梅田孝太『 今を生きる思想 ショーペンハウア──欲望にまみれた世界を生き抜く』講談社現代新書、2022年https://amzn.to/4fWUtWwショーペンハウアー『意志と表象としての世界Ⅰ』西尾幹二訳、中公クラシックス、2004年https://amzn.to/46e6F1R渡辺二郎『新装版 ニヒリズム──内面性の現象学』東京大学出版会、2013年https://amzn.to/3JWlQ76児玉真美『安楽死が合法の国で起こっていること』ちくま新書、2023年https://amzn.to/4gkiQ0N安藤泰至『安楽死・尊厳死を語る前に知っておきたいこと』岩波ブックレット、2019年https://amzn.to/4n4D9B8松田純『安楽死・尊厳死の現在──最終段階の医療と自己決定』中公新書、2018年https://amzn.to/4g3I5UM日本聖書協会(翻訳)『聖書──聖書協会共同訳』2019年https://amzn.to/45Aul0u轟孝夫『ハイデガーの哲学──『存在と時間』から後期の思索まで』講談社現代新、2023年https://amzn.to/4kZQLw4中村元・紀野一義訳註『般若心経・金剛般若経』岩波文庫、1960年https://amzn.to/3RrsjrJ⁠増谷文雄『釈尊のさとり』講談社学術文庫、1979年⁠https://amzn.to/3XdcVCYヘルマン・ヘッセ『シッダールタ』高橋健二訳、新潮文庫、1959年https://amzn.to/4hGmscd松尾剛次『仏教入門』岩波ジュニア新書、1999年https://amzn.to/42l5sUF末木文美士『日本仏教入門』角川選書、2014年https://amzn.to/4iqhoJo碧海寿広『科学化する仏教──瞑想と心身の近現代』角川選書、2020年https://amzn.to/42Euqx9⁠ロバート・ライト『なぜ今、仏教なのか──瞑想・マインドフルネス・悟りの科学』熊谷淳子訳、ハヤカワ文庫、2020年⁠https://amzn.to/3x6Exzd道元『正法眼蔵 (一)全訳注』増谷文雄訳、講談社学術文庫、2004年https://amzn.to/3YG1fse頼住光子『正法眼蔵入門』角川ソフィア文庫、2014年https://amzn.to/42QiglX脇本平也『宗教学入門』講談社学術文庫、1997年https://amzn.to/4cO5bvL石井研士『プレステップ宗教学 第3版』弘文堂、2020年https://amzn.to/3xziNfD中村圭志『聖書、コーラン、仏典──原典から宗教の本質をさぐる』中公新書、2017年https://amzn.to/3Lc8Vvl立川武蔵『ヨーガの哲学』講談社学術文庫、2013年https://amzn.to/3GvRDdi上田閑照『私とは何か』岩波新書、2000年https://amzn.to/4bP8X7o上田閑照・柳田聖山『十牛図』ちくま学芸文庫、1992年https://amzn.to/4jeeB7j 鈴木大拙著、上田閑照編『新編 東洋的な見方』岩波文庫、1997年https://amzn.to/4cCyHWm 平野啓一郎『私とは何か──「個人」から「分人」へ』講談社現代新書、2012年https://amzn.to/4d7XYXv夏目漱石「『私の個人主義』講談社学術文庫、1978年https://amzn.to/3XLeLcR※本リンクはAmazonアソシエイトプログラムの一環として...
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