エピソード

  • 「訊く」「聞く」「聴く」の違い…心に寄り添えるのは?
    2025/04/20

    今週、坂の上に訪ねてきてくださったのは、社会福祉法人「愛媛いのちの電話」理事長で心理カウンセラーの武井義定さん。社会福祉法人として40周年を迎える「愛媛いのちの電話」では、無償のボランティア相談員が約90名で電話相談活動をしています。身近な人には相談出来ない悩みを抱えた人が電話を通して相談員とつながることで、生きる意欲を自ら見出せるよう支援する活動ですが、そこにはどのような思いや課題があるのか。「聴いて欲しい」「聴かせて欲しい」「いのちを支える最前線」というキーワードで探ります。

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    51 分
  • 大女優との偶然の出会いが運命を変えた!アルフォンス・ミュシャを愛媛で
    2025/04/13

    今週、坂の上に訪ねてきてくださったのは、愛媛県美術館学芸員の岩本成美さん。今月12日から始まる「アルフォンス・ミュシャ展-アールヌーヴォーの華-」の見どころを、たっぷりとお伺いしました。ミュシャが活躍した時代背景や足跡、今回の美術展の注目作品、松山展ならではの関連作品など、これを聞いて出かければミュシャ展が2倍面白くなる!キーワードは「出世作は舞台のポスター」「四国初公開カラーリトグラフの『星シリーズ4連作』」「絵画でつづる『スラブ叙事詩』」の3つです。

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    45 分
  • 今村翔吾さん後編~本を読む人は年収が高い!?
    2025/04/06

    今週も、ゲストは直木賞作家の今村翔吾さん。伊予観光大使にも就任された今村さんに「直木賞作家・今村翔吾が描く愛媛の過去と未来」というテーマを、「神風だけではなかった」「作家視点の文化の掘り起こし」「歴史を現代とつなぐエンタメ」という3つのキーワードでお話を伺いました。そのトークの後編です。

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    39 分
  • 今村翔吾氏に聞く!「海を破る者」に込めた思い
    2025/03/30

    今週、坂の上に訪ねてきてくださったのは、直木賞作家の今村翔吾さん。中世の伊予の豪族・河野氏の中興の祖と称される河野通有(こうのみちあり)を主人公にした小説「海を破る者」を手掛けられたご縁で、このほど伊予観光大使に就任されました。じつは今村さん、他の地域でも観光大使を務められているほか、書店経営もされています。今週と来週の2回にわたって、「海を破る者」の制作秘話をはじめ、「神風だけではなかった」「作家視点の文化の掘り起こし」「歴史を現代とつなぐエンタメ」という3つのキーワードで、熱い想いを今村さんに語っていただきます!

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    34 分
  • 厳しい環境下で秋山兄弟と子規はどう生きたか
    2025/03/23

    今週は、「坂の上の雲ミュージアム」特設ブースからの生放送!三日前に始まったばかりの第18回企画展「あしは“何”になろうか-『坂の上の雲』にみる明治の気分」について、学芸員の西松陽介さんに詳しく紹介していただきました。秋山好古、真之、正岡子規の3人の成長する姿にスポットを当てた今回の企画展。さっそく展示室をのぞくと、三角形のフロアの各壁面に、三人それぞれの資料が展示される形になっています。坂の上の雲ミュージアムは建築家・安藤忠雄氏が手掛けたもので、至るところが三角形をモチーフにデザインされているのですが、今回の展示を見て初めて「あ、この三人が繋がり支え合っていたことを表すための三角モチーフなのか!」と突然感じたのです。今まで何度も足を運んでいるのに、初めて。ちなみに安藤氏は明確にそのように言及したことはないそうですが…。)そんな三人の関係にも思いをはせることのできる企画展。決して順風満帆でない環境でもひたむきに生きるその姿を、ぜひあなたも感じてください!

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    47 分
  • チャーチルに「皇帝を商人したような男」と称された男
    2025/03/16

    今週、坂の上に訪ねてきてくださったのは、内子町役場町並・地域振興課学芸員の小野翠さん。内子町出身で大正から昭和にかけて活躍した実業家・高畑誠一について、お話を伺いました。正直、愛媛県民にもそれほど知名度は高くないのですが、じつは商社「日商」を立ち上げ国を代表する総合商社に育て上げた上、戦後の高度経済成長を牽引した人物でもあるのです!そんな偉業を多くの人に知ってほしいと、内子町ではこのほど高畑誠一の歩みを紹介する漫画を制作、町内の中学生に送りました。そのタイトルは「皇帝と恐れられた商社マン 高畑誠一物語~内子から世界へ~」。彼の功績を「木蝋がつなだ世界」「カイゼル・皇帝と呼ばれた所以」「ゴルフのヘッドカバー」というキーワードで紐解きます。

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    47 分
  • テーマは伊予弁!あなたは何問わかる?
    2025/03/09

    今週はラジフェススペシャルとして、松山市大街道商店街のラジフェス特設ステージから公開生放送!「お国ことばは文化財」を旗印に、伊予弁で昔話や民話を語り継ぐ活動を続けられている「お伽座」から、伊賀澄子さん、和田紀子さんをゲストにお招きしました。昨年お伽座は結成20周年を記念して、「伊予の方言辞典」を刊行されました。ひとことで「伊予弁」といっても、東中南予の地域差はもちろん、隣の市町でも異なる表現が多くあり、メンバーの皆さんも「しろんごろん」(※意味は下記本編参照)しながら、2200語を収録されたんだとか。会場では実際に伊予弁での民話披露や「伊予弁クイズ」など、あったかい伊予弁満載でお届けしました。

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    45 分
  • 源平合戦にちなんだ梅の咲き方を何という?
    2025/03/02

    今週、坂の上に訪ねてきてくださったのは、南楽園の吉見翔太さん。これから見ごろを迎える「梅」をテーマに、お話を伺いました。南楽園には15種類160本の紅白梅が植えられていて、現在「梅まつり」が開催されています。古くは花見といえば梅見をさしていたというほど、日本人の心に根差した花のひとつ。いにしえの和歌にも数多く登場することからも、それが伺えます。そんな「梅」をめぐるあれこれを、「蝋梅は梅にあらず」「梅にまつわる伝説」「梅干しとうなぎ」というキーワードで切り取っていきます。

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    35 分