エピソード

  • それぞれの昼飯事情【雑談回】#21
    2026/09/02

    今回は雑談回です。前半では「昼飯」について語ります。後半では「(昼)飯」をテーマに1冊ずつ選書しています。

    ▼主な内容▼

    「午餐」はエレガントすぎる/もはやネタがない人たち/社員食堂はありがたい/東京都北区王子の飲食店事情/しゃべると腹が鳴りだす/在宅勤務の日/ひとくちコンロ問題/カップ麺という贅沢/給食の思い出/「海苔」の記憶/弁当コンプレックス/茶色がいちばんうまい/梶原の一冊/石原吉郎と飢え/チャパグリ/「花野」の補助線?/弘平谷の一冊/盲腸で入院中にオーダー/海苔の佃煮/

    ▼参考文献▼

    ・星野太『食客論』(講談社、2023・3)

    ・正岡子規『仰臥漫録』(岩波文庫、1983・11)

    ・正岡子規『飯待つ間 正岡子規随筆選』(阿部昭・編、岩波文庫、1985・3)

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    27 分
  • こんな味だったんだな。うまいな。【川上弘美「花野」】#20
    2026/08/26

    今回は、高校の国語教科書にかつて掲載されていた作品、川上弘美の「花野」を取りあげます。

    ▼主な内容▼

    スーパーでの出会い/堀元見さんとミーム/嘘をつくと消えてしまう叔父/最後の午餐/「こんな味だったんだな。」「うまいな。」/そら豆に着目してみる/生と死の領域をつなぐもの/秩序と無秩序/シェフの気まぐれランチ?/生の実感/幽霊らしくない/そら豆が食べたくなった/太宰治のあの小説/夢幻能というフレームワーク/シテとワキ/『真鶴』の解説(三浦雅士)/地の文に埋め込まれる言葉/李徴というシテ、袁傪というワキ/現代の謡曲/実はTake2でした/

    ▼チャプター▼

    (00:00)オープニング〜教科書掲載歴

    (04:58)あらすじ

    (10:34)読解〜エンディング

    ▼参考文献▼

    ・川上弘美『神様』(中公文庫、2001・10)

    ・高木信「ナラティヴの亡霊、あるいは川上弘美「花野」の亡霊論(hantologie)」(一柳 廣孝・監修/茂木謙之介・編著『怪異とは誰か』所収、青弓社、2016・12)

    ・ドナルド・キーン『能・文楽・歌舞伎』(吉田健一 ・松宮史朗訳、講談社学術文庫、2001・5)

    ・三浦雅士「私という幽霊ー距離にさわる言葉」(川上弘美『真鶴』解説、文春文庫、2009・10)

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    39 分
  • 美には人を沈黙させる力がある【小林秀雄「美を求める心」】#19
    2026/08/19

    今回は、中学校の国語教科書にかつて掲載されていた文章、小林秀雄の「美を求める心」を取りあげます。

    ▼主な内容▼

    評論か随筆か/弘平谷の研究対象/真打ち登場?/小林秀雄のプロフィール/人生の教師/古今亭志ん生(5代目)の声/教科書は掲載がカットされている/おしゃべり/美には人を沈黙させる力がある/物と言葉/美しい花、花の美しさ/肉体と観念/言葉が現象を阻害する/物質性・他者性・歴史性/物を見るために物を見る/美術館での体験/感動を持って帰ってやろう/音波として…?/国語という大河/書きながら考える/昔取った杵柄/

    ▼チャプター▼

    (00:00)オープニング〜教科書掲載歴

    (13:44)あらすじ

    (17:39)読解〜エンディング

    ▼参考文献▼

    ・小林秀雄編『美を求めて』(『新編 日本少国民文庫9』新潮社、1957・2)

    ・小林秀雄『人生について』(中公文庫、1978・6)

    ・小林秀雄『考えるヒント3』(文春文庫、2013・5)

    ・小林秀雄『読書について』(中央公論新社、2013・9)

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    39 分
  • 月夜の晩に波打ち際に落ちていたもの【中原中也「月夜の浜辺」】#18
    2026/08/05

    今回は、中学校の国語教科書に掲載されている作品、中原中也の「月夜の浜辺」を取りあげます。

    ▼主な内容▼

    初の韻文(詩)/詩は読むカロリーが高い/梶原のTシャツ/中原中也記念館(門前まで)/形式的な特徴/音楽性と愛唱性/タイポグラフィー/詩「サーカス」/そもそも「ボタン」とは…?/言葉の意味体系を壊す/「アウェーな状態」(穂村弘)/人と人との関係をつなぎとめるもの/奇怪な三角関係/映画『ゆきてかへらぬ』/布と布との波打ち際/第三項として/ボタンに勝るオブジェクト…?/「沁」という一文字/吉田凞生の評伝/

    ▼チャプター▼

    (00:00)オープニング〜教科書掲載歴

    (08:00)音読

    (09:17)読解〜エンディング

    ▼参考文献▼

    ・『中原中也詩集』(新潮文庫、2000・3)

    ・『中原中也全詩集』(角川ソフィア文庫、2007・10)

    ・小林秀雄「中原中也の思い出」(『小林秀雄全作品 第17集 私の人生観』所収、新潮社、2004・8)

    ・長谷川泰子『中原中也との愛 ゆきてかへらぬ』(角川ソフィア文庫、2006・3)

    ・吉田凞生『評伝中原中也』(講談社文芸文庫、1996・5)

    ・『読んでおきたい名著案内 教科書掲載作品 小・中学校編』(日外アソシエーツ、2008・12)

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    43 分
  • スポーツは小説より奇なり?!【雑談回】#17
    2026/07/29

    今回は雑談回です。前半ではスポーツについて語ります。後半ではスポーツをテーマに1冊ずつ選書しています。

    ▼主な内容▼

    野球をテーマにした名作/NBA/投球動作が出ちゃってる/ロングパスを待つ/ハイライトの沼/クラゲ組さん/水球/アルティメット/空手/『北斗の拳』『グラップラー刃牙』/「武人」から「文人」へ/初投稿は『ダンクシュート』/弘平谷の1冊/負けていることの価値/『スラムダンク』堂本監督の名言/梶原の1冊/哲学者と人類学者の往復書簡/野球における偶然性/世界を信じるということ/八村塁とレブロン・ジェームズ/スポーツと文学は遠くない/

    ▼参考文献▼

    ・町屋良平『1R1分34秒』(新潮文庫、2021・11)

    ・宮野真生子・磯野真穂『急に具合が悪くなる』(晶文社、2019・9)

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    36 分
  • 中間管理職的な悲哀とは…?【チェーホフ「カメレオン」】#16
    2026/07/22

    今回は、中学校国語教科書に掲載されている作品、アントン・チェーホフの「カメレオン」を取りあげます。

    ▼主な内容▼

    翻訳作品の「初陣」/映画『ドライブ・マイ・カー』と「ワーニャ叔父さん」/チェーホフの時代/ロシア文学翻訳工場/ユーモアはあるが明るさはない/カメレオンとは何か/警察署長・オチュメーロフの翻意/外套の着脱/群衆という存在/現代はカメレオンで溢れている…?/ゴーゴリ「外套」/年収の5分の1/外套とペンネーム/「走れメロス」の群衆の怖さ/オチュメーロフは中間管理職?!/壁と卵/オチュメーロフ再評価の機運/読者というカメレオン/純度100%はだめ/今回は2名のカメレオンでお届けしました/

    ▼チャプター▼

    (00:00)オープニング〜教科書掲載歴

    (07:26)あらすじ・感想

    (11:28)読解〜エンディング

    ▼参考文献▼

    ・浦雅春『チェーホフ』(岩波新書、2004・12)

    ・ニコライ・ゴーゴリ『外套・鼻』(平井肇・訳、岩波文庫、2006・2)

    ・『馬のような苗字 チェーホフ傑作選』(浦雅春・編訳、河出文庫、2010・3)

    ・『チェーホフ全集 第3巻』(原卓也・訳、中央公論社、1969・9)

    ・『チェーホフ全集 2』(松下裕・訳、ちくま文庫、1994・3)

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    43 分
  • 読書のきっかけとしてのPodcast【ゲスト:森田雄介さん】#15
    2026/07/15

    今回はゲスト回です。Podcast番組「おしゃべりな理科」のパーソナリティーで東京書籍理科編集部・小学校理科編集長の森田雄介さんをお招きして、「Podcastと読書」をテーマに雑談しています。

    ▼主な内容▼

    テーマは「Podcastと読書」/初の(社内)ゲスト!/東京書籍のPodcast事情/「三匹目」のドジョウ/森田さんから見たこの番組/Podcast EXPO 2026/『NEW HORIZON』の圧倒的知名度/Podcastが好き/Podcastきっかけで手にした本/「仕事の合間」/おもし論文・おもし本.../数珠つなぎの読書/大江健三郎/森田さんの読書紹介①/ご両親への感情移入/弘平谷の読書紹介/「シットとシッポ」/専門知を広げていく/「聞く図鑑」/梶原の(まだ読んでいない)読書紹介/「BEFORE DAWN」/「牛歩元年」/ナチュラルな書き言葉/本は読めないがPodcastは聴ける/長い文章を読めるのは特殊能力/話すことと書くこと/体温を届ける/森田さんの読書紹介②/佐渡の解像度が上がる/偶然に対する感受性/Podcastは「深い」メディア/閉じられつつ開かれている/「聴く『新しい理科』」もぜひ!/

    ▼紹介▼

    「おしゃべりな理科」https://open.spotify.com/show/6FiSfMWUcSONwIZDHcRoAq

    「聴く『新しい理科』」https://open.spotify.com/show/4A0OJL4yerKO74rwinLkSd

    ▼参考文献▼

    ・石井美保『遠い声をさがして 学校事故をめぐる〈同行者〉たちの記録』(岩波書店、2022・6)

    ・福尾匠『置き配的』(講談社、2025・11)

    ・志村真幸『在野と独学の近代 ダーウィン、マルクスから南方熊楠、牧野富太郎まで』(中公新書、2024・9)

    ・小松理虔『小名浜ピープルズ』(里山社、2025・5)

    ・畠山丑雄『改元』(石原書房、2024・9)

    ・畠山丑雄『叫び』(新潮社、2026・1)

    ・稲田豊史『本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形』(中公新書ラクレ、2026・2)

    ・門田岳久『宮本常一 〈抵抗〉の民俗学』(慶応義塾大学出版会、2023・9)

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    45 分
  • 結局のところ…人生とはトランジットである【小川洋子「トランジット」】#14
    2026/07/08

    今回は、高校の国語教科書にかつて載っていた作品、小川洋子の「トランジット」を取りあげます。

    ▼主な内容▼

    ある種のシュルレアリスム/小川洋子とホロコースト文学/「ラスボス」の位置/香港の啓徳空港/錯時法/巨大な荷物の中身は「木馬」/タイトルが意味するもの/出来事の偶然性・一回性/トランジットの中でのトランジット/場と物と言葉/言葉が十全に機能しない状況/同質的な空間を相対化する/難しいからこそ読む価値がある/(月並みですが)人生とはトランジットである/ポッドキャストも偶然的/

    ▼チャプター▼

    (00:00)オープニング〜教科書掲載歴

    (08:00)あらすじ

    (19:50)読解〜エンディング

    ▼参考文献▼

    ・小川洋子『物語の役割』(ちくまプリマー新書、2007・2)

    ・小川洋子『刺繍する少女』(角川文庫、1999・8)

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