『問うことが「自分にとって」何よりも重要である理由 │ 哲学ラジオ』のカバーアート

問うことが「自分にとって」何よりも重要である理由 │ 哲学ラジオ

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概要
本シリーズは哲学科卒の私うぇいが、哲学っぽい話題をざっくり解説する音声コンテンツです。今回は、ハイデガーの思想をもとに、なぜ問うという行為が、人間各人にとって重要なのかということをお話ししました。話すスピードがゆっくりに感じられる方には、倍速視聴がおすすめです。▼使用したnote:問うことが「自分にとって」何よりも重要である理由https://note.com/wayundweg/n/n0173f5c52da4▼内容サマリー〇なぜ人間だけが問えるのかハイデガーは、人間と他の存在者(石・動物など)の間に本質的な差異があると言います。その差異は、「問う」という可能性を有していることです。人間にはこの可能性が開かれており、これを「存在的な優位(ontischer Vorrang)」とハイデガーは呼びます。ただし「問えること」と「実際に問うこと」は別の話。問いに巻き込まれるかどうかは、「そのつど各人に委ねられている」——つまり、問うかどうかは各人の選択によるのです。〇問うことで何が見えるようになるのか問うことによってしか、現れるもの(Phänomenon)は見えるようになりません。漠然と感じていた怒り、気になっていた人間関係のすれ違い、自己自身の在り方——問いと言葉(ロゴス)によって初めて、それらは輪郭を持って見えてきます。問うことは、自分の「解釈」を自覚的なものにする行為でもあります。〇なぜ「自分自身のために」問わなければならないのかハイデガーの思想をもとに考えると、「問うことによってしか、自己が現れない」と言えそうです。自己とは、最初からどこかにあるものではなく、問いのプロセスの中で発見されるものです。問わなければ、人はダス・マン(世間・みんな)に引き込まれ、「自分はどうしたいのか」という問いが立てられなくなるわけです。ソクラテスの言葉「吟味されない人生は、生きるに値しない」にも通じる、自己への真正な配慮とは——問い続けることを決めることだ、というのがハイデガーのメッセージの核心だと私は捉えています。〇使用文献マルティン・ハイデガー『存在と時間』熊野純彦訳、岩波文庫、2013年https://amzn.to/4b0mY1oプラトン『ソクラテスの弁明』納富信留訳、光文社古典新訳文庫、2012年https://amzn.to/3Lriq9Tチャールズ・テイラー「Self-Interpreting Animals」(1977年)、Philosophical Papers, Vol. 1: Human Agency and Language 第2章 pp.45–76、Cambridge University Press、1985年〇関連文献渡邊二郎編『ハイデガー「存在と時間」入門』講談社学術文庫、2011年https://amzn.to/4mgDctq轟孝夫『ハイデガー『存在と時間』入門』講談社現代新書、2017年https://amzn.to/405oqNG景山洋平『「問い」から始まる哲学入門』光文社新書、2021年https://amzn.to/4eyMw8X國分功一郎『暇と退屈の倫理学』新潮文庫、2021年https://amzn.to/45fNIKh※本リンクはAmazonアソシエイトプログラムの一環として設置されており、これらのリンク経由での購入により紹介者に収益が発生します。▼個人的激おすすめサービス:Amazonオーディブルhttps://amzn.to/45OHIIw▼欲しいものリスト(支援オナシャス)https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/X2IM9IH3W162?ref_=wl_share▼SNS〇note:うぇい@哲学⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://note.com/wayundweg/⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 〇X:うぇい@オススメ書籍紹介⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://x.com/wayundweg⁠⁠ 〇YouTube:【哲学】うぇいちゃんねる Way Channel※本チャンネル⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.youtube.com/channel/UCf81tQ5gTlhfwkoLuWWquhw⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠【平成トーク】サブうぇいちゃんねる※サブチャンネルhttps://www.youtube.com/@waychannel-philosophy-sub※当チャンネルでは丁寧な動画制作を心がけておりますが、万が一、内容や権利等に関して問題がございましたら速やかに対応いたしますので、大変お手数ですがX(旧Twitter)のダイレクトメッセージよりご連絡いただけますと幸いです。
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