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名護市源河で天然記念物ヤンバルクイナを確認

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このコンテンツについて

2025年10月23日(木)


琉球新報の記事から紹介します。

担当は上地和夫さんです。


大宜味村や東村を南限とする、

国指定の天然記念物ヤンバルクイナが

今年6月から7月にかけて、

名護市源河で確認されていたことが

分かりました。


県が名護市源河に設置した

カメラ数カ所で撮影されたものです。

源河では2023年7月に

初確認されていますが、

その後確認例はありませんでした。


県は、ヤンバルクイナの天敵の

マングース防除対策について、

ヤンバルクイナ分布の南限とされる

大宜味村塩屋と東村福地ダムを結ぶ

「SFライン」以南で
重点的に実施してきました。


県自然保護課の担当者は

「やんばる地域で20年以上、

マングースの捕獲に取り組んでいる
成果が出ている」と語りました。


県と環境省は希少種回復実態調査のため、

自動撮影カメラを75台設置しており、

今回見つかったのは源河を通る

県道14号の周辺です。


どのカメラも写っていたのは1羽で、

同一の個体かは分からないということです。


8月以降の撮影データは

現在調査を進めており、

県自然保護課の担当者は

「マングースの捕獲数に比例して

希少種も増える。

今後ほかの希少種でもヤンバルクイナと

同様のケースが出てくるのではないか」と

期待し、マングース防除に継続して

取り組むとしました。

(了)

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