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名護市の嘉陽林道で国特別天然記念物ノグチゲラの幼鳥を確認

名護市の嘉陽林道で国特別天然記念物ノグチゲラの幼鳥を確認

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2025年6月5日(木)


琉球新報の記事から紹介します。

担当は上地和夫さんです。


名護市の「嘉陽林道」で1日、国特別天然記念物で

環境省レッドリスト絶滅危惧IA類に分類されている
希少種・ノグチゲラの幼鳥が確認されました。


名護市では一昨年、多野岳と名護岳の間で繁殖が確認されており、
その東側でも繁殖した可能性があります。

いずれも繁殖の南限とみられ、ノグチゲラの繁殖域が
南へ徐々に拡大していることが示されました。


NPO法人どうぶつたちの病院沖縄の金城道男副理事長が
1日午前10時ごろ幼鳥を確認し、写真に収めました。

ノグチゲラの幼鳥は成鳥に比べて尾羽が短く、
雄も雌も頭は鮮やかなオレンジ色をしています。


金城さんによりますと、親鳥が餌を探している様子があり、

周囲で巣立ちしたとみられる幼鳥1羽を発見しました。

ノグチゲラの雄は地上に降りて餌を探す習性があり、

マングースやノネコなどに捕食されることもあります。


外来種防除対策を実施している途中の名護市以南では
生息が難しい状況があり、金城さんは

「名護でも繁殖できるくらいの森があることが確認された。

マングース防除や、ネコを家の中で飼うなど
しっかりとコントロールすることで、繁殖できる環境をつくれると思う」と

話しました。

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