『全米を恐怖のどん底に落としたサタニック・パニックに迫る実話 『サタンがおまえを待っている』』のカバーアート

全米を恐怖のどん底に落としたサタニック・パニックに迫る実話 『サタンがおまえを待っている』

全米を恐怖のどん底に落としたサタニック・パニックに迫る実話 『サタンがおまえを待っている』

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「全米を恐怖のどん底に落としたサタニック・パニックに迫る実話 『サタンがおまえを待っている』」   ホラードキュメンタリーというと、悪魔憑きの作品が一般的にはよく想起されるだろう。エクソシストを行った神父や、その被害者など、映画をそのまま現実にしたような証言の数々に震撼したものだが、本作はそれらの作品とは全く方向が異なるものになっている。本作が取り上げるのは、サタニスト、いわゆる悪魔崇拝者で、彼らがどんなに恐ろしいことをしていたか、そしてそのことにどれだけの人々が怯えていたかを取り上げている。 アメリカで1980年に刊行された書籍「ミシェル・リメンバーズ」。そこには悪魔的儀式虐待の被害者であるミシェル・スミスが、どんな酷い目に遭ってきたかが赤裸々に綴られ、全米に大きな衝撃をもたらした。ミシェルの治療を行ったのは精神科医ローレンス・パズダー。患者に意識下で過去を再体験させ、記憶に秘められた真実を暴き出す、独自のセラピー術を行う。出版社は大々的なプロモーション活動を行い、ミシェルとローレンス医師は全米中を駆け回り、テレビのトークショーにも出演することで、全米を恐怖のどん底に落としていく。そして教会、ローマ教皇、警察、FBIまでもが無視できないほどの規模にまで騒動は発展していってしまう。
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