エピソード

  • 多分一瞬、恋でした。
    2025/09/26

    ――その勘違い、恋の始まり? それとも終わりの始まり?

    主人公・中川天(なかがわ あまね)のもとに届いた一通の手紙。差出人は、イニシャル「SH」。 「返事はオッケー。いいよ。付き合っても」。 自信満々に返事をした相手は、まさかの人違い!

    しかも、「SH」に心当たりがあるたびに声をかけ、すでに2人目のターゲットに玉砕したばかり。同級生の花野井翔吾(はなのい しょうご)に「学校生活終わった」と呆れられながらも、彼女が次に向かうのは憧れの先藤先輩…!?

    果たして天は、本当の「SH」を見つけ出すことができるのか。 クスッと笑えてちょっぴり切ない、勘違いから始まる青春ラブコメディ。

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    5 分
  • ショートにした理由
    2025/10/09

    ――そのハサミの音は、恋の始まり? それとも終わりの合図?

    主人公・二階堂あかり(にかいどう あかり)は、想いを寄せる美容師・菊池(きくち)の一言をきっかけに、長かった髪をばっさりと切ることを決意する。「ショートカットの女性に惹かれる」――彼の言葉を胸に、新しい恋の始まりを期待していた。

    しかし、カットが進む中で菊池の口から語られたのは、彼のプライベートにまつわる衝撃の事実だった!?理想の展開から一転、あかりが思わず取った大胆な行動とは。

    甘酸っぱい期待とほろ苦い現実が交差する、ちょっぴり切ないラブストーリー。

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    5 分
  • 氷と背番号
    2025/10/09

    ――最後の夏、投げたボールの行方は。

    高校最後の夏、試合に敗れた野球部エースの青(あお)。サインを無視して投じた渾身の一球は、無情にもスタンドへ消えた。悔しさを噛みしめる彼に、マネージャーの長谷川は「この三年間で一番いいボールだった」と静かに告げる。

    いつも聞こえていた彼女が運ぶ氷の音。その音に励まされていたと伝えた時、二人の距離が、夏の空気が、確かに変わった!?「背番号1番、私に最後に洗わせて」。彼女のそのお願いに隠された想いとは。

    夏の終わりと引退がもたらす、ちょっぴり切なくて甘酸っぱい青春物語。

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    3 分
  • 火花恋バナ
    2025/10/11

    ――この予期せぬ再会は、恋の再生か、それとも未練の残渣か?


    灼熱の真夏日、突然壊れたエアコン。女性の元に現れたのは、電気修理業者としてやってきた「彼」だった。

    数年ぶりに再会した二人の間を流れるのは、蒸し暑い空気と、冷え切った過去の記憶。

    「業者の方」とよそよそしく話しかける女性と、「他人行儀」だと指摘する男性の間には、以前ただならぬ関係があったことを匂わせる。


    そんな中、男性はエアコンの修理作業中にネジを落とし、女性は彼の失敗に気づきながらも「どうも」と受け渡す。

    「私たちってさ…」修理が完了したかに見えたその時、女性が問いかけた切ない言葉に、彼は何を思うのか!?


    元恋人同士の奇妙な再会が、まさかのトラブルで引き延ばされる! 再びの火花は、恋の花火か、機械のショートか。ちょっぴり切なく、展開にドキドキする大人のドラマ。

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    5 分